長13《妻は心身ともに寝取られていた。》その5話
長13《妻は心身ともに寝取られていた。》その5話
その4話 20190128
〔旦那(関口和夫:せきぐち・かずお:52歳)さん、こんな可愛い奥さんだからあちらの方はさぞかしお盛んなんでしょうね?〕
「若いころはそうでしたが、最近は何故か活動期を過ぎたようで・・・。」
〔それは勿体ない。私(白木啓一郎:しらき・けいいちろう:56歳)だったら・・いや、失礼しました、言い過ぎたかも・・・。〕
それまでに妻(関口日南子:せきぐち・ひなこ:48歳)はアルコールで何となく紅くなっていました。その時すでに結構遅くなっていたこともありますが、妻は気まずい雰囲気を避けようとしてか急に立ち上がり風呂に湯を入れに行ってしまったのです。その間に白木さんとその後のことについて話したのですが、白木さんの経験上、今回はあまり無理をせず成り行きに任せたほうが良いということになりました。
それでも白木さんはこれならいけると確信に近いものを感じていたようです。風呂の用意が出来て白木さんが風呂に行きかけた時、前に進むきっかけになればと思い妻にサラッと声をかけてあげました。
「白木さんの背中でも流してあげたら?」
『えっ、そんな・・恥ずかしいわ・・・。急に言われても・・・。』
「お前が恥ずかしがるのは何で? 別に裸になれとは言ってないのに、それは裸を見られる方が言うことだよ、白木さんはどう思います?」
断ると思っていた妻ですが、その言葉にはそれを肯定するような所もあったので咄嗟に白木さんにも声をかけてみます。
〔ははは、私は見られてもどうってことないですよ。随分大胆なお話でとても嬉しいですよ、そう言われるだけでも・・。〕
「私は本気ですよ、もっとも妻にとっては突然の事で急には無理かも知れませんが・・・。」
この話の流れで、妻が白木さんの背中を流すということを無理なく受け入れられるようにしたかった。その後、妻は何も言わなかったので、もう一押しすれば白木さんの背中を流すことになるかも知れません。それに私がいきなりこんなことを言い出したので、それまで寝床で寝取られサイトを二人で見たり、私が寝取られを勧めていたので、これが私の企みかも知れないとなんとなく感じていたのでしょう。
この時初めて具体的に寝取られというものを意識したのじゃないかと思いました。私がそう仕向けているかも知れないと感じていたと思いますが、自分がそれを口に出してしまう事で私の企みを受け入れたと思われたくなかったのかも知れません。結局この日、白木さんの背中を流すことにはなりませんでした。 その6話へ続く
2019/01/29
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