創C『亜季の変心』第2章―第1回
創C『亜季の変心』第2章―第1回
〘短G『亜季の変心』第4回〙より続く。
(これまでのあらすじ: 僕(高崎光雄:たかさき・みつお:25歳)と妻(高崎亜季:たかさき・あき:23歳)は結婚1年目。亜季が竹内という合コンで知り合った男と不倫。夫の僕に嘘をついて週末に竹内と温泉旅行へ出発。それを目撃した僕が偽の急病で亜季を呼び戻す。亜季はすべてを告白し謝罪。僕も亜季を愛していることを再確認しすべてを水に流し二人は再スタートを切る。)
亜季と僕のリスタート(再出発すること)はやはりぎこちなかった。負い目を感じている亜季の方は、僕の一挙手一投足(こまかな一つ一つの動作や行動。)に神経を尖(とが)らせている。何か声を掛けてあげればいいのだが、上手い言葉がみつからない。
僕の方も、どうしても“竹内”の顔がちらつき、「容姿では完全に負けているな。」と戦う前から負け犬になっていた。だから、強引に亜季とセックスすることができない。二人の仲がぎこちないのはそのせいであるのは間違いない。
金曜日の夕食で、亜紀が『ワインを買ったんだけど、飲まない?』と誘ってきました。僕もいい機会だからと「飲もう飲もう。」と応じる。フランス・プロヴァンス産のロゼワイン。ひとくち飲んでみると「うん。これはおいしい。」と云うと『1本4千円だもの。』って喜色満面の亜季。「どうしたの?こんな高いワイン?」と訊くと『光雄さんに心配かけたお詫びです。心配しないでわたしの小遣いからだから・・・。』
我が家の家計は二人の給料をプールして、亜季が管理している。今の家は賃貸マンションで2DK。「やはり子供が生まれるとせまいな。」って話し合い、僕も小遣い制で家計を節約して貯金に励んでいた。だから“贅沢は敵”的な生活に慣れている。
亜季が『たまにはこんな日も必要じゃない?』と言うので「僕も賛成だよ。でもグラス一杯いくらになるのかな?」とまだ言っている僕に亜季はかなり呆れていた。
気が付けば二人でワイン1本を空けてしまった。久しぶりに会話も弾み、その勢いでセックスになる。亜季は小柄だけれど胸も豊かで所謂抱き心地が良い女だ。“香里奈”に似ているとよく言われる。そんな亜季が・・・・と邪念がはいるので・・上手くいかない。全然勃起する気配がない。すると『ごめんね。やっぱりわたしがいけないのね・・・。』って涙声になる。
これじゃダメだと僕は自棄(やけ)になり、「竹内は上手だったの?」と訊ねる。亜季は一瞬で表情が変わる。『えっっ?なにそれ? 本気で訊いてる?』って言うので「正直に告白しろよ。」と真剣な顔つきな僕をみて、『絶対に怒らない?本当に怒らないでよ?』と懇願する。そのとき僕は亜季の告白内容が言葉にする前に分かってしまった。でも敗北感や嫉妬もあったが不思議なことに自分を憐れむことに興奮を覚えた。
「約束する。というより興奮している。」と言いながら亜季の手で急に勃起したペニスを握らせる。『うわっー硬くて大きい!』って驚いていた。「ほら。上手だった?」と再度質問をすると、『上手なのかはわからないけど、いろんな体位でしたの・・・。』と亜季が語りだした。
2014/09/12
〘短G『亜季の変心』第4回〙より続く。
(これまでのあらすじ: 僕(高崎光雄:たかさき・みつお:25歳)と妻(高崎亜季:たかさき・あき:23歳)は結婚1年目。亜季が竹内という合コンで知り合った男と不倫。夫の僕に嘘をついて週末に竹内と温泉旅行へ出発。それを目撃した僕が偽の急病で亜季を呼び戻す。亜季はすべてを告白し謝罪。僕も亜季を愛していることを再確認しすべてを水に流し二人は再スタートを切る。)
亜季と僕のリスタート(再出発すること)はやはりぎこちなかった。負い目を感じている亜季の方は、僕の一挙手一投足(こまかな一つ一つの動作や行動。)に神経を尖(とが)らせている。何か声を掛けてあげればいいのだが、上手い言葉がみつからない。
僕の方も、どうしても“竹内”の顔がちらつき、「容姿では完全に負けているな。」と戦う前から負け犬になっていた。だから、強引に亜季とセックスすることができない。二人の仲がぎこちないのはそのせいであるのは間違いない。
金曜日の夕食で、亜紀が『ワインを買ったんだけど、飲まない?』と誘ってきました。僕もいい機会だからと「飲もう飲もう。」と応じる。フランス・プロヴァンス産のロゼワイン。ひとくち飲んでみると「うん。これはおいしい。」と云うと『1本4千円だもの。』って喜色満面の亜季。「どうしたの?こんな高いワイン?」と訊くと『光雄さんに心配かけたお詫びです。心配しないでわたしの小遣いからだから・・・。』
我が家の家計は二人の給料をプールして、亜季が管理している。今の家は賃貸マンションで2DK。「やはり子供が生まれるとせまいな。」って話し合い、僕も小遣い制で家計を節約して貯金に励んでいた。だから“贅沢は敵”的な生活に慣れている。
亜季が『たまにはこんな日も必要じゃない?』と言うので「僕も賛成だよ。でもグラス一杯いくらになるのかな?」とまだ言っている僕に亜季はかなり呆れていた。
気が付けば二人でワイン1本を空けてしまった。久しぶりに会話も弾み、その勢いでセックスになる。亜季は小柄だけれど胸も豊かで所謂抱き心地が良い女だ。“香里奈”に似ているとよく言われる。そんな亜季が・・・・と邪念がはいるので・・上手くいかない。全然勃起する気配がない。すると『ごめんね。やっぱりわたしがいけないのね・・・。』って涙声になる。
これじゃダメだと僕は自棄(やけ)になり、「竹内は上手だったの?」と訊ねる。亜季は一瞬で表情が変わる。『えっっ?なにそれ? 本気で訊いてる?』って言うので「正直に告白しろよ。」と真剣な顔つきな僕をみて、『絶対に怒らない?本当に怒らないでよ?』と懇願する。そのとき僕は亜季の告白内容が言葉にする前に分かってしまった。でも敗北感や嫉妬もあったが不思議なことに自分を憐れむことに興奮を覚えた。
「約束する。というより興奮している。」と言いながら亜季の手で急に勃起したペニスを握らせる。『うわっー硬くて大きい!』って驚いていた。「ほら。上手だった?」と再度質問をすると、『上手なのかはわからないけど、いろんな体位でしたの・・・。』と亜季が語りだした。
2014/09/12
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