中Ⅲ4『あなた、私、戻れなくなる。』第4章
中Ⅲ4『あなた、私、戻れなくなる。』第4章
第3章 20191215
智美は、いつも夫が綺麗だと誉めてくれるその指で、そっとサマーニットの突起に触れた。触れた瞬間、そこを中心にじんわりと暖かくなるような快感が広がっていきます。
『ンッ、あ・・・。』
どうしても漏れてしまう甘い憂いを帯びた声に、智美は胸が締めつけられそうだった。
《こんなの、ダメ・・・いくら抱いてもらえないからって・・・こんなの・・・。》
思いとは裏腹に、その白く美しい指は、自然な動きで智美の蕾を優しく撫でていきます。
『ふぅ、あっ、ンッ!』
思わず漏れてしまう淫らな声・・・。しかし智美は指を止めるどころか、もう片方の突起にも指をかけていった。サマーニットの布地が指で押され、幼児の指先のように柔ら固い蕾みとこすれると、多幸感で口がだらしなく開いていくのを止められません。
《こんなの、ダメ・・・自分でするなんて、みじめだわ・・・。》
智美は理性を働かせようとするが、半年以上も夫に放置された熟れた身体は、蕾を刺激する指を止めることを拒んだ。
サマーニットの上から撫でるだけでは飽き足らず、白魚のようなその指で、蕾をニットごと摘まみ始めます。すでにそれは、幼児の指の硬さではなく、大人の指ほどの固さと大きさになっており、智美の興奮を物語っていた。
『ンッ! ンふぅ、あっ』
甘い声を漏らしながら、摘まむ力を強くしていきます。ついさっき夫を送り出した玄関で、鏡に映る自らのはしたない姿を見ながら、固くしこった蕾を摘まみ続けました。だらしなく口が半開きになり、発情した牝の顔になっています。
《ダメ、ダメ・・・でも・・・あぁ・・・。》
智美は胸の中で何度も逡巡しながら、ニットを押し上げる柔らかな曲線の頂きの蕾を摘まんでいた指を、スカートの中に差入れていった。智美は、自身の花弁があまりにも潤っていて、淫泉からあふれ出た秘蜜の雫があふれ出し、太ももまで濡らしていることに軽いショックを受けます。
《こ、こんなのって・・・まるで変態じゃない・・・。》
半年間放置された牝肉は、智美自身の想像を超えるほどに情交への期待に満ちあふれていた。智美は、戸惑い、ためらいながらもそのしとどに濡れた花弁に指を這わせていきます。
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20191217
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