超短Ⅱ5『ごめんね・・。』その2
超短Ⅱ5『ごめんね・・。』その2
その1
その人の名前は〔ヒデさん〕と言いました。本名かどうかはわかりません。しかし、僕(戸塚正樹:とつか・まさき:31歳)は本名なのかより、その人を認識できればいいと思いました。年齢は45歳と言ってましたが、もう少し若く見えます。背が高く、細身が、妻(戸塚友里恵:とつか・ゆりえ:30歳)のタイプだとすぐわかりました。なにより、ヒデさんのヒゲと眼鏡の似合う紳士的風貌に友里恵は弱いと思います。
ちなみに僕の容姿は、友里恵の好みとはズレていた。「なんで、僕と結婚してくれたの?」と聞くと、『優しいから(笑)』って言われ、「カッコいい人がよかったの?」と聞くと、『まぁ・・・・・。マサキがいいかなぁ(笑)。』って笑顔で言ってくれます。それで安心していました。
最初は、横浜の駅で待ち合わせて3人で居酒屋へ行きます。顔合わせとして2時間ほど飲んで、お互いのことを話しました。ヒデさんと顔合わせした友里恵は・・・完全に舞い上がっています。2時間の間、妻の友里恵は借りてきた猫のようにおとなしかったのが可笑しかった。結局、顔合わせの日は結ばれません。帰り道、妻にヒデさんの印象を聞くと、『優しそうだね。渋くて・・・・・マサキと違うかな(笑)。』って、笑顔で答えます。
その後、2回ヒデさんと男飲みをしました。僕の伝えた要望は、次の通りです。
〖初めのうちは、僕の目の前で友里恵とセックスして欲しい。〗
〖貸出しは友里恵の理解を得てから。〗
〖最終的には、友里恵が僕に隠れながらヒデさんに逢いに行くように口説き落として欲しい。〗
〖NGは友里恵の判断に任せるので、彼女の嫌がることは絶対にしないこと。〗
主にはこれらのことでした。
ヒデさんは、僕の【寝とられ】性癖について真剣に語り合ってくれます。それから、〔こうしませんか?〕とか、〔頑張ってやってみます。〕と一緒に考えてくれました。そして、最初の【寝とられ】の日がやって来ます。
当日の土曜日は昼間に待ち合わせます。僕たちは時間より早くみなとみらい線の「元町・中華街駅」着いたのですが、ヒデさんはすでに待っていてくれました。会うなり友里恵のことを褒めるヒデさんに、《慣れているなぁ・・・。》と感心しました。 その3に続く
2018/03/04
その1
その人の名前は〔ヒデさん〕と言いました。本名かどうかはわかりません。しかし、僕(戸塚正樹:とつか・まさき:31歳)は本名なのかより、その人を認識できればいいと思いました。年齢は45歳と言ってましたが、もう少し若く見えます。背が高く、細身が、妻(戸塚友里恵:とつか・ゆりえ:30歳)のタイプだとすぐわかりました。なにより、ヒデさんのヒゲと眼鏡の似合う紳士的風貌に友里恵は弱いと思います。
ちなみに僕の容姿は、友里恵の好みとはズレていた。「なんで、僕と結婚してくれたの?」と聞くと、『優しいから(笑)』って言われ、「カッコいい人がよかったの?」と聞くと、『まぁ・・・・・。マサキがいいかなぁ(笑)。』って笑顔で言ってくれます。それで安心していました。
最初は、横浜の駅で待ち合わせて3人で居酒屋へ行きます。顔合わせとして2時間ほど飲んで、お互いのことを話しました。ヒデさんと顔合わせした友里恵は・・・完全に舞い上がっています。2時間の間、妻の友里恵は借りてきた猫のようにおとなしかったのが可笑しかった。結局、顔合わせの日は結ばれません。帰り道、妻にヒデさんの印象を聞くと、『優しそうだね。渋くて・・・・・マサキと違うかな(笑)。』って、笑顔で答えます。
その後、2回ヒデさんと男飲みをしました。僕の伝えた要望は、次の通りです。
〖初めのうちは、僕の目の前で友里恵とセックスして欲しい。〗
〖貸出しは友里恵の理解を得てから。〗
〖最終的には、友里恵が僕に隠れながらヒデさんに逢いに行くように口説き落として欲しい。〗
〖NGは友里恵の判断に任せるので、彼女の嫌がることは絶対にしないこと。〗
主にはこれらのことでした。
ヒデさんは、僕の【寝とられ】性癖について真剣に語り合ってくれます。それから、〔こうしませんか?〕とか、〔頑張ってやってみます。〕と一緒に考えてくれました。そして、最初の【寝とられ】の日がやって来ます。
当日の土曜日は昼間に待ち合わせます。僕たちは時間より早くみなとみらい線の「元町・中華街駅」着いたのですが、ヒデさんはすでに待っていてくれました。会うなり友里恵のことを褒めるヒデさんに、《慣れているなぁ・・・。》と感心しました。 その3に続く
2018/03/04
短C[夜の攻防]第3回
短C[夜の攻防]第3回
第2回
『あの・・・ 私・・・ トイレ・・・。』
突然、妻(増戸千歳:ますど・ちとせ:34歳)が立ち上がりトイレに行きました。トイレに向かう千歳の後姿・・・白いタイトミニから伸びた足と左右に揺れ動くヒップを眺めながら香川(裕之:かがわ・ひろゆき)氏はニンマリしています。
〔マスター・・・ 千歳ちゃんはフリーなの?〕
「さあ・・・プライベートに関しては・・・。」
〔それならアタックして・・・ モノにしてもいいかな?〕
「彼女が了承したらOKじゃないですか・・・ 恋愛は自由ですから・・・。」
それから5分後に閉店となり、会計を済ませて香川氏は帰っていきました。
『も~香川さんって・・・ 紳士風なのにもうエッチなんだから・・・。』
帰りの車中で千歳が私(増戸亮:ますど・りょう:37歳)に言ってきます。
「結構・・・ 足さわられたろう?」
『ワイン注文したから・・・ ダメとは言えなくて・・・ 太ももを触る位は覚悟してたけど・・・ ストッキング摘んできたり・・・ そのうち・・・ スカートの中に手が伸びてきたのよ! だから慌ててトイレに行ったの!』
「まさか・・・ 下着にタッチされてないだろうな?」
『えっ・・・! 大丈夫よ・・・ ギリギリ・・・。』
千歳は慌てた口振りで否定します。しかし、もしかして・・・ ストッキング超しにパンティの股間部分をさわられた・・・? 私(増戸亮:ますど・りょう:37歳)は嫉妬でペニスが直角にそそりたっています。
香川氏が初来店し、千歳にボディタッチしてから4日が過ぎました。この日は、金曜日で会社帰りのお客様で賑わい11時55分にようやく客が引けます。明日から2日休みなので、ラーメンでも食べて帰ろうと千歳と話をしていた時に、香川氏が来店しました。
〔もう終わりかな? あのワイン飲みたくてさ~。〕
前回は1杯2万円の最高級ワインを千歳と2杯ずつ飲んで8万円です。美味しい商売になった。
「30~40分位ならいいですよ・・・。」
私はOKしました。妻の千歳もお金になることが分かっている。
〔今日は・・・テーブル席がいいな~。〕
「どうぞ・・・いいですよ・・・。」
〔あ・・・ タバコ切らしてた・・・ 千歳ちゃん買ってきてくれる!〕
『いいですよ。』
千歳が近くのコンビ二へ向かいました。今日の千歳はカラダにフィットした黒いミニのワンピースです。
〔マスター・・・ 千歳ちゃんはスタイルいいね~。今日の服はカラダのラインが浮き出てるな~。胸も結構・・・ あるな・・・ 85か86かな~?〕
「さあ~どうでしょうね・・・。」
千歳を視姦され私の股間が疼き出しました。 第4回へ続く
2018/03/03
第2回
『あの・・・ 私・・・ トイレ・・・。』
突然、妻(増戸千歳:ますど・ちとせ:34歳)が立ち上がりトイレに行きました。トイレに向かう千歳の後姿・・・白いタイトミニから伸びた足と左右に揺れ動くヒップを眺めながら香川(裕之:かがわ・ひろゆき)氏はニンマリしています。
〔マスター・・・ 千歳ちゃんはフリーなの?〕
「さあ・・・プライベートに関しては・・・。」
〔それならアタックして・・・ モノにしてもいいかな?〕
「彼女が了承したらOKじゃないですか・・・ 恋愛は自由ですから・・・。」
それから5分後に閉店となり、会計を済ませて香川氏は帰っていきました。
『も~香川さんって・・・ 紳士風なのにもうエッチなんだから・・・。』
帰りの車中で千歳が私(増戸亮:ますど・りょう:37歳)に言ってきます。
「結構・・・ 足さわられたろう?」
『ワイン注文したから・・・ ダメとは言えなくて・・・ 太ももを触る位は覚悟してたけど・・・ ストッキング摘んできたり・・・ そのうち・・・ スカートの中に手が伸びてきたのよ! だから慌ててトイレに行ったの!』
「まさか・・・ 下着にタッチされてないだろうな?」
『えっ・・・! 大丈夫よ・・・ ギリギリ・・・。』
千歳は慌てた口振りで否定します。しかし、もしかして・・・ ストッキング超しにパンティの股間部分をさわられた・・・? 私(増戸亮:ますど・りょう:37歳)は嫉妬でペニスが直角にそそりたっています。
香川氏が初来店し、千歳にボディタッチしてから4日が過ぎました。この日は、金曜日で会社帰りのお客様で賑わい11時55分にようやく客が引けます。明日から2日休みなので、ラーメンでも食べて帰ろうと千歳と話をしていた時に、香川氏が来店しました。
〔もう終わりかな? あのワイン飲みたくてさ~。〕
前回は1杯2万円の最高級ワインを千歳と2杯ずつ飲んで8万円です。美味しい商売になった。
「30~40分位ならいいですよ・・・。」
私はOKしました。妻の千歳もお金になることが分かっている。
〔今日は・・・テーブル席がいいな~。〕
「どうぞ・・・いいですよ・・・。」
〔あ・・・ タバコ切らしてた・・・ 千歳ちゃん買ってきてくれる!〕
『いいですよ。』
千歳が近くのコンビ二へ向かいました。今日の千歳はカラダにフィットした黒いミニのワンピースです。
〔マスター・・・ 千歳ちゃんはスタイルいいね~。今日の服はカラダのラインが浮き出てるな~。胸も結構・・・ あるな・・・ 85か86かな~?〕
「さあ~どうでしょうね・・・。」
千歳を視姦され私の股間が疼き出しました。 第4回へ続く
2018/03/03
短C[夜の攻防]第2回
短C[夜の攻防]第2回
第1回
そんなある日の月曜日に新規客が〖ポプラ〗に来店します。週の初めで雨も降っており、閉店1時間前の午後11時にはお客さんがいませんでした。
〔あれ? もう終わりですか?〕
「あと1時間ほど開いております。」
〔それじゃ・・・1~2杯飲ませてもらおうかな・・・。〕
40代半ばのハンサムな中年紳士です。オーダーされたカクテルを作った後、接客は妻(増戸千歳:ますど・ちとせ:34歳)に任せました。そのお客は香川裕之(かがわ・ひろゆき)と名乗り、見た目と違って口が達者です。妻はカウンター席で香川氏の右隣に座り接客をしていましたが、盛んに千歳を口説きにかかりました。
〔千歳さんて・・・ 言うんだ・・・ 美人だね・・・ 彼氏いるの?〕
『アハハ・・・ ご想像にお任せしますわ。』
〔足も綺麗だね・・・。〕
ミニから伸びた千歳の太ももに視線を落とした瞬間、香川氏の右手がカウンターの下に消えます。カウンター内にいる私(増戸亮:ますど・りょう:37歳)からは2人の胸元から下が見えなかった。でも、多分、千歳の太ももを触っていたのでしょう。
それから10秒位して、『お客さん。サービスはこれで終わりですよ。』って千歳が言いながら、香川氏の右手をカウンターに戻しました。〔マスターあのワインは?〕と指差します。
それは年代物の最高級ワインで、1杯2万円で提供しているのでサラリーマン中心の私の店ではオーダーするお客がいなくて、飾りのような状態でした。
〔そのワイン頼むよ! 千歳ちゃんにもね!〕
「2杯で4万円になりますが・・・。」
〔大丈夫だよ! ここ、カードOKでしょう!?〕
私は心の中でガッツポーズです。グラスに注がれたワインを飲みながら千歳と香川氏の会話が弾んでいました。そのうちに、香川氏の右手が再びカウンターの下に消えます。またしても、千歳の足を触っている様子でした。
しかし1杯2万円のワインを2杯頼んだ客を無下にあしらう訳にもいかず、千歳はさわらせたままです。もしかしたら、ワインのオーダーはおさわりの為の作戦だったのしょう・・・ そのうちに千歳の左手がカウンターの下に消えていきました。私の見えないカウンターの下でどんな攻防戦が起こっているのか?? 想像するだけで勃起してしまいます。 第3回へ続く
2018/03/02
第1回
そんなある日の月曜日に新規客が〖ポプラ〗に来店します。週の初めで雨も降っており、閉店1時間前の午後11時にはお客さんがいませんでした。
〔あれ? もう終わりですか?〕
「あと1時間ほど開いております。」
〔それじゃ・・・1~2杯飲ませてもらおうかな・・・。〕
40代半ばのハンサムな中年紳士です。オーダーされたカクテルを作った後、接客は妻(増戸千歳:ますど・ちとせ:34歳)に任せました。そのお客は香川裕之(かがわ・ひろゆき)と名乗り、見た目と違って口が達者です。妻はカウンター席で香川氏の右隣に座り接客をしていましたが、盛んに千歳を口説きにかかりました。
〔千歳さんて・・・ 言うんだ・・・ 美人だね・・・ 彼氏いるの?〕
『アハハ・・・ ご想像にお任せしますわ。』
〔足も綺麗だね・・・。〕
ミニから伸びた千歳の太ももに視線を落とした瞬間、香川氏の右手がカウンターの下に消えます。カウンター内にいる私(増戸亮:ますど・りょう:37歳)からは2人の胸元から下が見えなかった。でも、多分、千歳の太ももを触っていたのでしょう。
それから10秒位して、『お客さん。サービスはこれで終わりですよ。』って千歳が言いながら、香川氏の右手をカウンターに戻しました。〔マスターあのワインは?〕と指差します。
それは年代物の最高級ワインで、1杯2万円で提供しているのでサラリーマン中心の私の店ではオーダーするお客がいなくて、飾りのような状態でした。
〔そのワイン頼むよ! 千歳ちゃんにもね!〕
「2杯で4万円になりますが・・・。」
〔大丈夫だよ! ここ、カードOKでしょう!?〕
私は心の中でガッツポーズです。グラスに注がれたワインを飲みながら千歳と香川氏の会話が弾んでいました。そのうちに、香川氏の右手が再びカウンターの下に消えます。またしても、千歳の足を触っている様子でした。
しかし1杯2万円のワインを2杯頼んだ客を無下にあしらう訳にもいかず、千歳はさわらせたままです。もしかしたら、ワインのオーダーはおさわりの為の作戦だったのしょう・・・ そのうちに千歳の左手がカウンターの下に消えていきました。私の見えないカウンターの下でどんな攻防戦が起こっているのか?? 想像するだけで勃起してしまいます。 第3回へ続く
2018/03/02
名N〖壊れかけた二人 新版〗第7回
名N〖壊れかけた二人2017年版〗第7回
第6回
僕(住谷涼:すみたに・りょう:29歳)は「あ、あるよ。」と、どぎまぎした返事をして立ち上がり、ベッドサイドの引き出しの中にあるコンドームを将生に渡した。『・・・ りょうくん・・・ ねっ、ほんとにするの?・・・』って、掛け布団の中から、か細い梨花がか細い声を出す。
ちなみに嫁(住谷梨花:すみたに・りか:27歳)は僕のことを『あなた、涼、りょうくん』などと呼ぶ。(第三者には上記+旦那とか主人とか夫とか使い分けた。)「ど、どうした?」と答えると、梨花が『・・・ やっぱーするのいやだぁ!』って、訴えてくる。
僕は、それに対して返事が出来なくて、コンドームを着け始めている長谷将生(はせ・まさき:29歳)をじっと見ていた。《ちんこが僕と同じ位に見えたので少しガッカリした。なぜなら、すごくでかいちんこでセックスされる嫁を見たかったのに、その反対だったので心のどこかで安心していた。》
このプレイを決断した理由は、将生が梨花のことを散々に〔そんなに美人じゃないぞ。〕〔おれのタイプじゃない!〕などと、失礼なことを言っていたからで、それだからこそ僕は、安心して抱かせる決心が出来たのである。清純で貞淑な私の嫁(梨花)が親友とするセックスを見たり想像した時の強烈なまでの嫉妬心と、客観的に見た梨花の感じている姿とが入り混じって興奮に変わっていった。
梨花が掛け布団の中から手を出してくる。僕はその手をぎゅっと握った。再度『りょうくん・・・ 絶対、絶対に私のこと嫌いにならないよね?』って、嫁もしっかり握り返してきた。僕は「絶対にならないよ。約束する。」と、しっかり返答をする。梨花のすごく切羽詰った感じの口調だった。
将生が、掛け布団を少しめくる。そのめくられた瞬間、梨花の白い両脚がだらしなく開いていた。梨花の下半身とへそくらいまでが露(あらわ)になる。そして、薄い恥毛のためにすっかり露わになった、その性器は濡れていた。
梨花は、僕の強い視線を感じて、すぐに両脚を閉じる。将生がそれをまた開いてペニスを梨花の下腹部に当てがった。『いや、いや、恥ずかしいから・・・ か、隠して。』ってと、慌てた様子の声を出す。
その声を聞いた将生は、めくった掛け布団に潜り込み、また二人の姿が僕と握っている梨花の手以外は全部掛け布団の中に隠れた。それからギシっと少しベッドが軋みだす。『うっ・・・ ん。』って、梨花のあえぐ声が聞こえた。ゆっくりとギシギシ・・・ とベッドが軋み始めた。梨花の手はメチャクチャ強く僕の手を握りしめている。掛け布団の中からは『ん・・・ ん・・・・・。』って、鼻から息が漏れているような声が聞こえてきた。 第8回へ続く 2018/03/01
第6回
僕(住谷涼:すみたに・りょう:29歳)は「あ、あるよ。」と、どぎまぎした返事をして立ち上がり、ベッドサイドの引き出しの中にあるコンドームを将生に渡した。『・・・ りょうくん・・・ ねっ、ほんとにするの?・・・』って、掛け布団の中から、か細い梨花がか細い声を出す。
ちなみに嫁(住谷梨花:すみたに・りか:27歳)は僕のことを『あなた、涼、りょうくん』などと呼ぶ。(第三者には上記+旦那とか主人とか夫とか使い分けた。)「ど、どうした?」と答えると、梨花が『・・・ やっぱーするのいやだぁ!』って、訴えてくる。
僕は、それに対して返事が出来なくて、コンドームを着け始めている長谷将生(はせ・まさき:29歳)をじっと見ていた。《ちんこが僕と同じ位に見えたので少しガッカリした。なぜなら、すごくでかいちんこでセックスされる嫁を見たかったのに、その反対だったので心のどこかで安心していた。》
このプレイを決断した理由は、将生が梨花のことを散々に〔そんなに美人じゃないぞ。〕〔おれのタイプじゃない!〕などと、失礼なことを言っていたからで、それだからこそ僕は、安心して抱かせる決心が出来たのである。清純で貞淑な私の嫁(梨花)が親友とするセックスを見たり想像した時の強烈なまでの嫉妬心と、客観的に見た梨花の感じている姿とが入り混じって興奮に変わっていった。
梨花が掛け布団の中から手を出してくる。僕はその手をぎゅっと握った。再度『りょうくん・・・ 絶対、絶対に私のこと嫌いにならないよね?』って、嫁もしっかり握り返してきた。僕は「絶対にならないよ。約束する。」と、しっかり返答をする。梨花のすごく切羽詰った感じの口調だった。
将生が、掛け布団を少しめくる。そのめくられた瞬間、梨花の白い両脚がだらしなく開いていた。梨花の下半身とへそくらいまでが露(あらわ)になる。そして、薄い恥毛のためにすっかり露わになった、その性器は濡れていた。
梨花は、僕の強い視線を感じて、すぐに両脚を閉じる。将生がそれをまた開いてペニスを梨花の下腹部に当てがった。『いや、いや、恥ずかしいから・・・ か、隠して。』ってと、慌てた様子の声を出す。
その声を聞いた将生は、めくった掛け布団に潜り込み、また二人の姿が僕と握っている梨花の手以外は全部掛け布団の中に隠れた。それからギシっと少しベッドが軋みだす。『うっ・・・ ん。』って、梨花のあえぐ声が聞こえた。ゆっくりとギシギシ・・・ とベッドが軋み始めた。梨花の手はメチャクチャ強く僕の手を握りしめている。掛け布団の中からは『ん・・・ ん・・・・・。』って、鼻から息が漏れているような声が聞こえてきた。 第8回へ続く 2018/03/01