中A〔トライアングル〕 第7章の6〖エピソードⅤ-7〗54
中A〔トライアングル〕 第7章の6〖エピソードⅤ-7〗54
また俺(山路智浩:やまじ・ともひろ:30歳)の知らない妻の山路翠(みどり:27歳)を見てしまった。あんな言葉(『ペニスを・・・。挿れて・・・。』)を翠が口にするなんて考えられない。でも、確かに言った。そんなにも親友の津田英人(つだ・ひでと:30歳)のペニスが欲しいという事だろう。プライドも何もかも捨て、自分のあそこを貫いてくれる男の言いなりになる・・・。それは俺の知っている翠がする事ではなかった。
英人は翠の両乳房を鷲掴みにしたまま、器用に腰を揺らしながら前に進めていく。
『はぅっ・・・。うぅぅ・・・。んんんんんっ!』
〔まだ半分しか入ってないよ? 全部欲しい?〕
翠がそれにコクコクと何度も頷く。英人は上体を上げて翠の腰を掴むと、ゆっくり、確実に奥まで押し込んでいった。
『んあああっ! ああああ! あああ!』
ズルッと全部挿れてから、英人はいつものように微妙にグリグリと腰を動かし始める。翠の腰と太腿が微かに痙攣し出す。そして、二人の結合部分から透明な液体がシーツに流れ落ちてきていた。
英人はギリギリまで抜き、再び全部挿れる・・・。そんな動きに変えて、徐々にスピードを上げていった。バチンバチンと肉のぶつかり合う音が大きくなり、翠のお尻の肉が振動で大きく波状に揺れる。翠はシーツを掴みながら、歯を食いしばるようにして果て、英人がペニスを抜くと、翠の腰回りがビクンビクン脈を打った。
それから英人は翠を仰向けにすると両脚を抱え、屈曲位の態勢にする。股間からガチガチに勃起した英人の長大なペニスが見えた。重力に関係なく水平に勃起が維持され、その先には、べっとりと白濁した液が纏わりつく陰毛の奥に、微かに口を開けて挿し込まれるのを待つ翠の“穴”。
英人は手を添える訳でも、見る訳でもなく、感覚だけで腰を前に進めていった。亀頭を“穴”の入り口にピタリと合わせてから、ゆっくりと挿れていく。ズブズブと音がしそうな程の光景だった。英人が深く挿れていくと、膣の中から白く濁った愛液がペニスの隙間から逆流してくる。途中まで挿れて抜き始めると、それまで翠のマンコの肉に包まれていた部分だけ真っ白に白濁し、まるでペニスがツートンカラーになったように見えた。
何度か途中までの出し入れを続けた後、英人は一気に奥まで挿れる。すると翠が顎(あご)をあげて仰け反った。翠の陰毛と英人の陰毛がくっつき、糸を引くような粘り気を帯びている。
『んぁ、あ、あ、あ!・・・い、イク!・・・もう、イク!・・・』
英人がすっと動きを止める。しかし、翠はそれに抗議する事も無く、荒い呼吸をするだけ。
〔なぁ、翠・・・。お願いがあるんだけど・・・。〕
『・・・。・・・。何?・・・』
気だるそうに翠が反応する。
〔また愛し合おうよ。〕
『え?・・・。どういう意味?・・・』
英人はゆっくり動きを再開させながら続けた。
〔やっと気持ちまで一つになれたのに・・・。今日で終わりなんて辛過ぎるよ・・・。〕
『で、でも・・・。・・・。あっ・・・。そこ・・・。』
翠が渋る度に腰を止め、焦らす英人。《約束が違う・・・。》と思ったのは俺だけじゃ無く、ここにいる三人が夫々の立場で思っていただろう。ここまで来たら俺は何も言うつもりは無かったし、言えなかった。この時点で翠も俺に助け舟を期待するような視線を投げかけては来なかった。つまり、翠自身が決めようとしていたという事だろう。 55へ続く
2016/08/19
また俺(山路智浩:やまじ・ともひろ:30歳)の知らない妻の山路翠(みどり:27歳)を見てしまった。あんな言葉(『ペニスを・・・。挿れて・・・。』)を翠が口にするなんて考えられない。でも、確かに言った。そんなにも親友の津田英人(つだ・ひでと:30歳)のペニスが欲しいという事だろう。プライドも何もかも捨て、自分のあそこを貫いてくれる男の言いなりになる・・・。それは俺の知っている翠がする事ではなかった。
英人は翠の両乳房を鷲掴みにしたまま、器用に腰を揺らしながら前に進めていく。
『はぅっ・・・。うぅぅ・・・。んんんんんっ!』
〔まだ半分しか入ってないよ? 全部欲しい?〕
翠がそれにコクコクと何度も頷く。英人は上体を上げて翠の腰を掴むと、ゆっくり、確実に奥まで押し込んでいった。
『んあああっ! ああああ! あああ!』
ズルッと全部挿れてから、英人はいつものように微妙にグリグリと腰を動かし始める。翠の腰と太腿が微かに痙攣し出す。そして、二人の結合部分から透明な液体がシーツに流れ落ちてきていた。
英人はギリギリまで抜き、再び全部挿れる・・・。そんな動きに変えて、徐々にスピードを上げていった。バチンバチンと肉のぶつかり合う音が大きくなり、翠のお尻の肉が振動で大きく波状に揺れる。翠はシーツを掴みながら、歯を食いしばるようにして果て、英人がペニスを抜くと、翠の腰回りがビクンビクン脈を打った。
それから英人は翠を仰向けにすると両脚を抱え、屈曲位の態勢にする。股間からガチガチに勃起した英人の長大なペニスが見えた。重力に関係なく水平に勃起が維持され、その先には、べっとりと白濁した液が纏わりつく陰毛の奥に、微かに口を開けて挿し込まれるのを待つ翠の“穴”。
英人は手を添える訳でも、見る訳でもなく、感覚だけで腰を前に進めていった。亀頭を“穴”の入り口にピタリと合わせてから、ゆっくりと挿れていく。ズブズブと音がしそうな程の光景だった。英人が深く挿れていくと、膣の中から白く濁った愛液がペニスの隙間から逆流してくる。途中まで挿れて抜き始めると、それまで翠のマンコの肉に包まれていた部分だけ真っ白に白濁し、まるでペニスがツートンカラーになったように見えた。
何度か途中までの出し入れを続けた後、英人は一気に奥まで挿れる。すると翠が顎(あご)をあげて仰け反った。翠の陰毛と英人の陰毛がくっつき、糸を引くような粘り気を帯びている。
『んぁ、あ、あ、あ!・・・い、イク!・・・もう、イク!・・・』
英人がすっと動きを止める。しかし、翠はそれに抗議する事も無く、荒い呼吸をするだけ。
〔なぁ、翠・・・。お願いがあるんだけど・・・。〕
『・・・。・・・。何?・・・』
気だるそうに翠が反応する。
〔また愛し合おうよ。〕
『え?・・・。どういう意味?・・・』
英人はゆっくり動きを再開させながら続けた。
〔やっと気持ちまで一つになれたのに・・・。今日で終わりなんて辛過ぎるよ・・・。〕
『で、でも・・・。・・・。あっ・・・。そこ・・・。』
翠が渋る度に腰を止め、焦らす英人。《約束が違う・・・。》と思ったのは俺だけじゃ無く、ここにいる三人が夫々の立場で思っていただろう。ここまで来たら俺は何も言うつもりは無かったし、言えなかった。この時点で翠も俺に助け舟を期待するような視線を投げかけては来なかった。つまり、翠自身が決めようとしていたという事だろう。 55へ続く
2016/08/19
- 関連記事
-
- 中A〔トライアングル〕 第6章の11〖エピソードⅣ-8〗45 (2015/03/03)
- 中A〔トライアングル〕 第6章の12〖エピソードⅣ-9〗46 (2015/05/07)
- 中A〔トライアングル〕 第6章の13〖エピソードⅣ-10〗47 (2015/05/14)
- 中A〔トライアングル〕 第7章の1〖エピソードⅤ-1〗48 (2015/09/05)
- 中A〔トライアングル〕 第7章の2〖エピソードⅤ-2〗49 (2016/03/05)
- 中A〔トライアングル〕 第7章の2〖エピソードⅤ-3〗50 (2016/04/25)
- 中A〔トライアングル〕 第7章の3〖エピソードⅤ-4〗51 (2016/07/01)
- 中A〔トライアングル〕 第7章の4〖エピソードⅤ-5〗52 (2016/07/10)
- 中A〔トライアングル〕 第7章の5〖エピソードⅤ-6〗53 (2016/07/28)
- 中A〔トライアングル〕 第7章の6〖エピソードⅤ-7〗54 (2016/08/19)
- 中A〔トライアングル〕 第7章の7〖エピソードⅤ-8〗55 (2017/03/07)
- 中A〔トライアングル〕 第7章の8〖エピソードⅤ-9〗56 (2017/03/09)
- 中A〔トライアングル〕 第7章の9〖エピソードⅤ-10〗57 (2017/07/05)
- 中A〔トライアングル〕 第8章の1〖エピソードⅤ-11〗58 (2017/07/07)
- 中A〔トライアングル〕 第8章の2〖エピソードⅤ-12〗59 (2017/12/02)
コメント
コメントの投稿