中A〔トライアングル〕 第6章の12〖エピソードⅣ-9〗46
中A〔トライアングル〕 第6章の12〖エピソードⅣ-9〗46
妻の翠(みどり)と親友の英人(ひでと)はベッドの隣で立ったまま抱き合い、舌を絡める。何度も顔を傾けて、湿り気のある音を立てながら舌を貪っていた。二人とも目を瞑り、俺の存在を無視。完全に二人だけの世界に入っていく。
おでこを付けたまま唇を離し、見つめあって微笑み、また唇を貪り合う・・・。そんな事を何度も何度も何度も繰り返している。翠はまるで初恋の相手とファーストキスを楽しむかの様な、少女っぽい恥じらいのある表情をしていた。《俺はそんな表情をする翠を見るのは始めてで、それが凄いショックだった。俺の知らない翠を英人は知っている・・・。そう考えただけで頭がおかしくなりそうな程嫉妬をした。》
10分程そんな状態が続いたが、翠がふと俺の方を見た。翠と目があった瞬間、俺は固まった。翠が英人とキスしながら視線だけをこちらに向ける。その俺を見る眼差しは冷めていたと思う。五秒程視線を合わせた後、翠はゆっくりと目を瞑り、再び英人の唾液を吸う事に集中し始める。俺はそれを見てガチガチに勃起してしまった。
《後で翠から聞いた話だが、この時、俺と視線が合った時、翠もゾクゾクするような興奮を覚えたらしい。これを聞いて、「翠も俺と同じ性癖がある。」って思った。》
キスをしたまま、水着の上から両手を入れてお尻を揉みしだいていた英人は、横の紐に手を掛けて、スルッと解いてしまう。翠は一瞬身をよじるようにしたが、完全にハラリと床に落ちてしまった。英人は、両手でお尻の肉を爪の後が残りそうな程深く鷲掴みにし、指が割れ目に深く食い込み、アナルやあそこを刺激するような動きをさせている。
翠は弓なりになりながら英人のキスを受け入れ、『うぅ・・・。ん、ん・・・。』と眉間にしわを寄せながら呻く。涎(よだれ)が溢れ出ているのか、二人の口元はベタベタに濡れ、顎から滴ってくる程だった。
二人はゆっくり唇を離すと透明な糸が引き、それを舌で舐めとるように再び唇を重ねる。もう10分近く唇を貪(むさぼ)っていた。俺はただその状況を見つめ、パンツを濡らしていたヘタレ男・・・。敗北と言うのではなく、絶望と興奮の狭間で行き場を失っていた。
やっとの事で唇を離すと、おでこを付けたまま翠は右手で英人のペニスを握り締め、小刻みに動かしはじめる。『・・・。凄い・・・。凄い、硬い・・・。・・・。』泣きそうな表情で右手を忙しなく上下させる翠。左手は英人の右手を探り、指を絡めていた。〔翠・・・。大胆だな・・・。昔の翠みたいだ・・・。〕
英人はそう呟いて舌を伸ばすと、それに唇で包み込むようにしゃぶりつく翠。英人はキスしたまま翠の背中を支えてベッドに横たえると、上から抱き付いてまたもやディープキス・・・。その間、翠の脚は落ち着きなく動き回っていた。
英人はやっとの思いで唇を離すと、そのままずり下がって翠の股間に顔を埋める。わざとらしく音をたてて吸いまくる英人、翠が悩ましげに声を上げる。
〔翠お前、すげえ濡れてるよ、半端じゃないよ・・・。〕
『いや・・・。言わない、で・・・。もう・・・。あっ・・・。やだ・・・。』
翠は既に息も絶え絶えになっている。《もうイくのか・・・・?》英人は翠の両足の指先を左手で纏めて掴むと、いっきに翠の頭のところまであげて行く。片手で所謂マングリ返しの格好をさせ、舌と右手を駆使して愛撫を開始した。
2015/05/07
妻の翠(みどり)と親友の英人(ひでと)はベッドの隣で立ったまま抱き合い、舌を絡める。何度も顔を傾けて、湿り気のある音を立てながら舌を貪っていた。二人とも目を瞑り、俺の存在を無視。完全に二人だけの世界に入っていく。
おでこを付けたまま唇を離し、見つめあって微笑み、また唇を貪り合う・・・。そんな事を何度も何度も何度も繰り返している。翠はまるで初恋の相手とファーストキスを楽しむかの様な、少女っぽい恥じらいのある表情をしていた。《俺はそんな表情をする翠を見るのは始めてで、それが凄いショックだった。俺の知らない翠を英人は知っている・・・。そう考えただけで頭がおかしくなりそうな程嫉妬をした。》
10分程そんな状態が続いたが、翠がふと俺の方を見た。翠と目があった瞬間、俺は固まった。翠が英人とキスしながら視線だけをこちらに向ける。その俺を見る眼差しは冷めていたと思う。五秒程視線を合わせた後、翠はゆっくりと目を瞑り、再び英人の唾液を吸う事に集中し始める。俺はそれを見てガチガチに勃起してしまった。
《後で翠から聞いた話だが、この時、俺と視線が合った時、翠もゾクゾクするような興奮を覚えたらしい。これを聞いて、「翠も俺と同じ性癖がある。」って思った。》
キスをしたまま、水着の上から両手を入れてお尻を揉みしだいていた英人は、横の紐に手を掛けて、スルッと解いてしまう。翠は一瞬身をよじるようにしたが、完全にハラリと床に落ちてしまった。英人は、両手でお尻の肉を爪の後が残りそうな程深く鷲掴みにし、指が割れ目に深く食い込み、アナルやあそこを刺激するような動きをさせている。
翠は弓なりになりながら英人のキスを受け入れ、『うぅ・・・。ん、ん・・・。』と眉間にしわを寄せながら呻く。涎(よだれ)が溢れ出ているのか、二人の口元はベタベタに濡れ、顎から滴ってくる程だった。
二人はゆっくり唇を離すと透明な糸が引き、それを舌で舐めとるように再び唇を重ねる。もう10分近く唇を貪(むさぼ)っていた。俺はただその状況を見つめ、パンツを濡らしていたヘタレ男・・・。敗北と言うのではなく、絶望と興奮の狭間で行き場を失っていた。
やっとの事で唇を離すと、おでこを付けたまま翠は右手で英人のペニスを握り締め、小刻みに動かしはじめる。『・・・。凄い・・・。凄い、硬い・・・。・・・。』泣きそうな表情で右手を忙しなく上下させる翠。左手は英人の右手を探り、指を絡めていた。〔翠・・・。大胆だな・・・。昔の翠みたいだ・・・。〕
英人はそう呟いて舌を伸ばすと、それに唇で包み込むようにしゃぶりつく翠。英人はキスしたまま翠の背中を支えてベッドに横たえると、上から抱き付いてまたもやディープキス・・・。その間、翠の脚は落ち着きなく動き回っていた。
英人はやっとの思いで唇を離すと、そのままずり下がって翠の股間に顔を埋める。わざとらしく音をたてて吸いまくる英人、翠が悩ましげに声を上げる。
〔翠お前、すげえ濡れてるよ、半端じゃないよ・・・。〕
『いや・・・。言わない、で・・・。もう・・・。あっ・・・。やだ・・・。』
翠は既に息も絶え絶えになっている。《もうイくのか・・・・?》英人は翠の両足の指先を左手で纏めて掴むと、いっきに翠の頭のところまであげて行く。片手で所謂マングリ返しの格好をさせ、舌と右手を駆使して愛撫を開始した。
2015/05/07
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