超短Ⅱ10〖パートの妻〗その3
超短Ⅱ10〖パートの妻〗その3
その2 2018/07/05
妻(岡部咲奈:おかべ・さな:31歳)も女としての部分がくすぐられ嬉しい気持ちが素直に返信文に現れ始めていきます。そんな頃、〔今度の水曜日、青山町の田中縫製会社に行く時に同行してくださいね。〕と専務(門倉裕也:かどくら・ゆうや:44歳)からメールが来ていました。仕事上、同業者に行くことやそれに事務員が随行することもそんなに変なことではありません。妻が門倉専務と相手先に・・・。僕(岡部和人:おかべ・かずと:31歳)も少し興奮しましたが、《何もあるわけないはず。》との思いでそんなやり取りを見ていました。咲奈も普通に『分かりました。』って返事をしています。
その水曜日がやってきました。いよいよ専務と妻の咲奈が得意先に同行する日です。僕は仕事をしていても手につかず、《今頃は一緒の車で同行しているんだろうか? 同じ車という密室の空間で何を話しているのか?》と、気にし始めたらキリがありませんでした。それで終業時間が来ると残業もせず急いで家に帰ると。早い帰りに少し驚いた妻がいつもと同じ雰囲気です。
《僕の考え過ぎだったのか?・・・》
夜に妻のメールをチェックするとある程度のことはわかるはずと思いました。いつものように咲奈が風呂に入っている隙に覗いてみると専務からのメールが届いています。ドキドキしながら開けてみると、業務の話の後で〔あのときハンドルを左に切れば入れたのにね・・。〕と書いてありました。妻は『あそこでハンドル切ったらダメですよ(笑)。』って返信しています。
こうした意味不明のやり取りがあったわけですが、後日、僕が調べてみると意味が分かりました。どうやら、得意先の青山町から会社に帰る途中にラブホテルが数軒あるのです。そこを通りすぎる時に、専務が運転しながら〔ここで左にハンドル切ればホテルに行けるよ。〕というような事を話していたのを、翌日妻と専務のメールで確認しました。
まだ誘いに咲奈は乗ってはいないのですが、門倉専務がいよいよ本格的に、妻を冗談交じりですが口説き始めています。こうして実際に専務が口説いているのを読むと、ほかの男が妻をそんな目で見ているのがわかり興奮しながら読む毎日でした。しかし、咲奈の方は真面目というか奥手というか、なかなか専務の言葉には乗ってはきません。
妻は専務の気持ちを逆なでしないように適当に返事をしている印象です。そんなやりとりが長く続いていましたが、あるときのメールに今までにない専務からの過激なメールが届いてました。 その4へ続く
2018/07/08
その2 2018/07/05
妻(岡部咲奈:おかべ・さな:31歳)も女としての部分がくすぐられ嬉しい気持ちが素直に返信文に現れ始めていきます。そんな頃、〔今度の水曜日、青山町の田中縫製会社に行く時に同行してくださいね。〕と専務(門倉裕也:かどくら・ゆうや:44歳)からメールが来ていました。仕事上、同業者に行くことやそれに事務員が随行することもそんなに変なことではありません。妻が門倉専務と相手先に・・・。僕(岡部和人:おかべ・かずと:31歳)も少し興奮しましたが、《何もあるわけないはず。》との思いでそんなやり取りを見ていました。咲奈も普通に『分かりました。』って返事をしています。
その水曜日がやってきました。いよいよ専務と妻の咲奈が得意先に同行する日です。僕は仕事をしていても手につかず、《今頃は一緒の車で同行しているんだろうか? 同じ車という密室の空間で何を話しているのか?》と、気にし始めたらキリがありませんでした。それで終業時間が来ると残業もせず急いで家に帰ると。早い帰りに少し驚いた妻がいつもと同じ雰囲気です。
《僕の考え過ぎだったのか?・・・》
夜に妻のメールをチェックするとある程度のことはわかるはずと思いました。いつものように咲奈が風呂に入っている隙に覗いてみると専務からのメールが届いています。ドキドキしながら開けてみると、業務の話の後で〔あのときハンドルを左に切れば入れたのにね・・。〕と書いてありました。妻は『あそこでハンドル切ったらダメですよ(笑)。』って返信しています。
こうした意味不明のやり取りがあったわけですが、後日、僕が調べてみると意味が分かりました。どうやら、得意先の青山町から会社に帰る途中にラブホテルが数軒あるのです。そこを通りすぎる時に、専務が運転しながら〔ここで左にハンドル切ればホテルに行けるよ。〕というような事を話していたのを、翌日妻と専務のメールで確認しました。
まだ誘いに咲奈は乗ってはいないのですが、門倉専務がいよいよ本格的に、妻を冗談交じりですが口説き始めています。こうして実際に専務が口説いているのを読むと、ほかの男が妻をそんな目で見ているのがわかり興奮しながら読む毎日でした。しかし、咲奈の方は真面目というか奥手というか、なかなか専務の言葉には乗ってはきません。
妻は専務の気持ちを逆なでしないように適当に返事をしている印象です。そんなやりとりが長く続いていましたが、あるときのメールに今までにない専務からの過激なメールが届いてました。 その4へ続く
2018/07/08
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