中Ⅱ26『妻の貸し出し(改作)』第20話
中Ⅱ26『妻の貸し出し(改作)』第20話
第19話 2018/08/20
退院後、僕(前島真悟:まえじま・しんご:30歳)が引きこもり状態の時に嵌ったのが、《寝取り・寝取られ・寝取らせ》のサイト。そのようなサイトでは、妻や恋人が巨根で精力絶倫な男に犯され、次第に惹かれていき、ついに虜になってしまうパターンのはなしが溢れている。現実ではないノンフィクションの世界だろうが、このような考え方や性癖を持っている人が少なくないのも事実だと思う。
妻(前島天音:まえじま・あまね:28歳)は、夜遅くまで働き、病気の夫を甲斐甲斐しく世話をし、病院のリハビリに連れ添い。傍目にも疲れていた。化粧っ気もなくおしゃれもしない。平凡以下の主婦に甘んじている。それなのに僕は、彼女が他の男に抱かれる【妄想】を抱き続けた。あるとき、天音のスカートから白いショーツが見えた時に、ほかの男に“抱かせる”妄想に変化して異常に興奮を覚えた。
《妻の天音は決して、浮気も不倫もしないだろう。そんな気がする。100%とは言い切れないだろうが・・・。》サイトでも、寝取りは読む気がしない。寝取られも、到底信じられないシュチエーションのはなしが多く。それに派生して、完全に妻・恋人を奴隷化されるどころか本人さえも服従させられる【寝取られマゾ(M)】のパターンも多かった。
そのような中で、《寝取らせ》は、夫や恋人が、その妻や彼女の同意のもとで、浮気や不倫をさせ、そのセックス現場を見たり、あとで報告させて、嫉妬感や憔悴感・孤独感を痛烈に感じながらも、自分の妻・恋人・彼女が他人に裸を晒して、今までとはちがうテクニックで性感を開発され、セックスの歓びを味わい、身悶え、時には罪悪感や背徳感を持ちながら、心まで持って行かれそうになる。そうした事態を快感とする“性癖”が自分にもあるのだと気づき、天音にも〔告白〕し、ついには実行の段階まできている。
最初は、まったく理解できない天音だったけれど、僕がいろんなサイトをみせたりするうちに夫の“性癖”が世間では少数派ではあるが、少なくとも存在することは理解できた。実際にするのは、嫌ではあるが、彼が私をきらいになったり離婚したいのではないこと。むしろ、病気のせいで満足させられない罪の意識からくること。私が抱かれることが彼の歓びの一部であること。そういうことを含んで、協力して上げようと今は思っている。
連休の2日目は久しぶりに僕の実家に行った。両親ともに元気になった息子を喜んでくれている。天音にも[ありがとうね。よく看護してくれたからよ。]と、母が感謝していた。妻の瞳から大粒の涙がこぼれる。弟も交えて近くのレストランで豪勢な夕食会となった。
3日目は、天音が家に持って帰っている仕事を片付けることになる。昼食も夕食もデリバリーを頼んだ。4日目の午前中はのんびりして、午後からは水族館に遊びに出かける。連休最後の日は、ショッピングモールに買い出しに出かけた。
肝心のアマゾンは2日目に届いたらしいが、生憎留守にしたので、宅配業者に再配達の手続きを取り3日目に無事届きました。箱が大小5個もあったが未だに品物が何なのか推せてもらえていない。
「昼から“すき焼き”って?」すると天音は真から嬉しそうな顔で『今夜は可愛がってもらわなくちゃ! そのためには精をつけて(元気になることを目的に栄養価の高い食事をとること)頂かないとね・・・。』って、何だか怖ろしげな言葉を吐く。「今夜なの? 明日仕事ダシ・・・。」と、弱気な僕に、『そんなこと言ってたら、どっかの主任さんに取られちゃうよ?』って脅すのだった。 第21話へ続く
2018/08/22
第19話 2018/08/20
退院後、僕(前島真悟:まえじま・しんご:30歳)が引きこもり状態の時に嵌ったのが、《寝取り・寝取られ・寝取らせ》のサイト。そのようなサイトでは、妻や恋人が巨根で精力絶倫な男に犯され、次第に惹かれていき、ついに虜になってしまうパターンのはなしが溢れている。現実ではないノンフィクションの世界だろうが、このような考え方や性癖を持っている人が少なくないのも事実だと思う。
妻(前島天音:まえじま・あまね:28歳)は、夜遅くまで働き、病気の夫を甲斐甲斐しく世話をし、病院のリハビリに連れ添い。傍目にも疲れていた。化粧っ気もなくおしゃれもしない。平凡以下の主婦に甘んじている。それなのに僕は、彼女が他の男に抱かれる【妄想】を抱き続けた。あるとき、天音のスカートから白いショーツが見えた時に、ほかの男に“抱かせる”妄想に変化して異常に興奮を覚えた。
《妻の天音は決して、浮気も不倫もしないだろう。そんな気がする。100%とは言い切れないだろうが・・・。》サイトでも、寝取りは読む気がしない。寝取られも、到底信じられないシュチエーションのはなしが多く。それに派生して、完全に妻・恋人を奴隷化されるどころか本人さえも服従させられる【寝取られマゾ(M)】のパターンも多かった。
そのような中で、《寝取らせ》は、夫や恋人が、その妻や彼女の同意のもとで、浮気や不倫をさせ、そのセックス現場を見たり、あとで報告させて、嫉妬感や憔悴感・孤独感を痛烈に感じながらも、自分の妻・恋人・彼女が他人に裸を晒して、今までとはちがうテクニックで性感を開発され、セックスの歓びを味わい、身悶え、時には罪悪感や背徳感を持ちながら、心まで持って行かれそうになる。そうした事態を快感とする“性癖”が自分にもあるのだと気づき、天音にも〔告白〕し、ついには実行の段階まできている。
最初は、まったく理解できない天音だったけれど、僕がいろんなサイトをみせたりするうちに夫の“性癖”が世間では少数派ではあるが、少なくとも存在することは理解できた。実際にするのは、嫌ではあるが、彼が私をきらいになったり離婚したいのではないこと。むしろ、病気のせいで満足させられない罪の意識からくること。私が抱かれることが彼の歓びの一部であること。そういうことを含んで、協力して上げようと今は思っている。
連休の2日目は久しぶりに僕の実家に行った。両親ともに元気になった息子を喜んでくれている。天音にも[ありがとうね。よく看護してくれたからよ。]と、母が感謝していた。妻の瞳から大粒の涙がこぼれる。弟も交えて近くのレストランで豪勢な夕食会となった。
3日目は、天音が家に持って帰っている仕事を片付けることになる。昼食も夕食もデリバリーを頼んだ。4日目の午前中はのんびりして、午後からは水族館に遊びに出かける。連休最後の日は、ショッピングモールに買い出しに出かけた。
肝心のアマゾンは2日目に届いたらしいが、生憎留守にしたので、宅配業者に再配達の手続きを取り3日目に無事届きました。箱が大小5個もあったが未だに品物が何なのか推せてもらえていない。
「昼から“すき焼き”って?」すると天音は真から嬉しそうな顔で『今夜は可愛がってもらわなくちゃ! そのためには精をつけて(元気になることを目的に栄養価の高い食事をとること)頂かないとね・・・。』って、何だか怖ろしげな言葉を吐く。「今夜なの? 明日仕事ダシ・・・。」と、弱気な僕に、『そんなこと言ってたら、どっかの主任さんに取られちゃうよ?』って脅すのだった。 第21話へ続く
2018/08/22
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