超短Ⅱ22【妻は天使か悪魔か】その11 完
超短Ⅱ22【妻は天使か悪魔か】その11 完
その10 2018/10/08
詩織はぼく(葉山秀和:はやま・ひでかず:31歳)の方を見ると、『ヒデちゃん、ゴメン! ヒデちゃんのよりずっと大きい! 、とか言うの忘れちゃってたよ(笑)。』って、からかうよな口調で言うと、さっさとベッドから出て、シャワーを浴びに行ってしまった。
妻(葉山詩織:はやま・しおり:34歳)は着替えて出てくると、
『ほらほら、きみもシャワー浴びてきな。」
のぶあきにタオルを投げ渡す。
宇賀信明(うが・のぶあき:29歳)がシャワーに消えると、詩織に聞いた。
「なぁ、どうだった? 気持ちよかった?」
『他に言うことないの?』
「あぁ、ゴメン、ありがとう。」
『ヒデちゃんは満足した?』
ぼくはそれには答えずに、キスをする。すると、詩織が舌を入れてきた。舌を絡めながら
キスをする。それで、本当に情けないのだが、イッてしまった・・・。
『マジで? 触ってもないのに(笑)。トイレで拭いてきなよ(笑)。』
優しい笑顔で言ってくれた。それから、しばらくしてのぶあきもシャワーから出てくると、3人は車でホテルを出る。
〔本当に、今日はありがとうございました! 詩織さん、最高でした!〕
『ホントに、ゴメンね。変なことお願いして。ひでかずも、もう満足したみたいだから、ありがとね。』
〔満足しちゃったんですか? じゃあ、次はなしですか?〕
『あるわけないじゃん! 君の痛いし、もうヤダよ(笑)。』
〔またまたぁ! あんなにイッてたのに(笑)。〕
『はいはい、うざい、うざい(笑)。』
詩織は口ではきつい事言ってるが、今までと違ってのぶあきに対してトゲがなくなった気がした。今までは、ちょっとチャラいのぶあきのことが本当に好きじゃなかったみたいだったが、今は少し好意をもったような気がする。
そしてのぶあきを下ろして家に向かう途中、ぼくが詩織に訊いてみた。
「ねえ、次は本当にないの?」
『別にどっちでも良いけど? ていうか、心配じゃないんだね(笑)。でかちんに取られちゃうーー!(笑)とか、本当にあったらどうするつもり?』
「えっ? やっぱり良かったの?」
『そうじゃないけど、もしもだよ・・・。』
「それはね・・・。ぼくは詩織を信じてるから!」
『プッ(笑)。なんだそりゃ?』
「というか、マジで良いの? 次もあり?」
『どうしても、きみがしたいというなら・・別に良いよ。』
「じゃあ、またのぶあきで良いかな? 他の人探す?」
『うーーん、知らない人よりは、のぶあき君で良いかなぁ・・・。』
そんな感じで、また次が決まった。僕にも不安はあったが、あのドキドキ感は麻薬みたいである。そして家に帰ると、詩織を押し倒して抱こうとするが、『寝取らせを続けたいなら、セックスはなしだね。私とまたしたいなら、寝取らせはもうしないからね。セックスしたら、寝取られは終了(笑)。』そんな風にニヤニヤと笑いながら言う詩織を、《天使でもあり悪魔》と思った。 完
2018/10/09
その10 2018/10/08
詩織はぼく(葉山秀和:はやま・ひでかず:31歳)の方を見ると、『ヒデちゃん、ゴメン! ヒデちゃんのよりずっと大きい! 、とか言うの忘れちゃってたよ(笑)。』って、からかうよな口調で言うと、さっさとベッドから出て、シャワーを浴びに行ってしまった。
妻(葉山詩織:はやま・しおり:34歳)は着替えて出てくると、
『ほらほら、きみもシャワー浴びてきな。」
のぶあきにタオルを投げ渡す。
宇賀信明(うが・のぶあき:29歳)がシャワーに消えると、詩織に聞いた。
「なぁ、どうだった? 気持ちよかった?」
『他に言うことないの?』
「あぁ、ゴメン、ありがとう。」
『ヒデちゃんは満足した?』
ぼくはそれには答えずに、キスをする。すると、詩織が舌を入れてきた。舌を絡めながら
キスをする。それで、本当に情けないのだが、イッてしまった・・・。
『マジで? 触ってもないのに(笑)。トイレで拭いてきなよ(笑)。』
優しい笑顔で言ってくれた。それから、しばらくしてのぶあきもシャワーから出てくると、3人は車でホテルを出る。
〔本当に、今日はありがとうございました! 詩織さん、最高でした!〕
『ホントに、ゴメンね。変なことお願いして。ひでかずも、もう満足したみたいだから、ありがとね。』
〔満足しちゃったんですか? じゃあ、次はなしですか?〕
『あるわけないじゃん! 君の痛いし、もうヤダよ(笑)。』
〔またまたぁ! あんなにイッてたのに(笑)。〕
『はいはい、うざい、うざい(笑)。』
詩織は口ではきつい事言ってるが、今までと違ってのぶあきに対してトゲがなくなった気がした。今までは、ちょっとチャラいのぶあきのことが本当に好きじゃなかったみたいだったが、今は少し好意をもったような気がする。
そしてのぶあきを下ろして家に向かう途中、ぼくが詩織に訊いてみた。
「ねえ、次は本当にないの?」
『別にどっちでも良いけど? ていうか、心配じゃないんだね(笑)。でかちんに取られちゃうーー!(笑)とか、本当にあったらどうするつもり?』
「えっ? やっぱり良かったの?」
『そうじゃないけど、もしもだよ・・・。』
「それはね・・・。ぼくは詩織を信じてるから!」
『プッ(笑)。なんだそりゃ?』
「というか、マジで良いの? 次もあり?」
『どうしても、きみがしたいというなら・・別に良いよ。』
「じゃあ、またのぶあきで良いかな? 他の人探す?」
『うーーん、知らない人よりは、のぶあき君で良いかなぁ・・・。』
そんな感じで、また次が決まった。僕にも不安はあったが、あのドキドキ感は麻薬みたいである。そして家に帰ると、詩織を押し倒して抱こうとするが、『寝取らせを続けたいなら、セックスはなしだね。私とまたしたいなら、寝取らせはもうしないからね。セックスしたら、寝取られは終了(笑)。』そんな風にニヤニヤと笑いながら言う詩織を、《天使でもあり悪魔》と思った。 完
2018/10/09
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