中F[愛しい妻と僕の性癖について]その2
中F[愛しい妻と僕の性癖について]その2
その1 2018/10/19
妻(伊藤恵梨香:いとう・えりか:27歳)は『Hなんてどうでも良いよ。それより早く体治そうね。』って、優しく言ってくれるのだけど言われる度に、逆に僕(伊藤瑛司:いとう・えいじ:29歳)の中で焦りがでてしまいました。なんだか悪循環に陥ってしまうようになるのです。
発病して2年後(現在)、仕事量が増えると、疲労が心身に蓄積して、だんだん上手くいかなくなって、月1回のセックスもうまくいかなくなっていました。セックスレスの状態が続いています。でも僕がやりたくない訳じゃなくて、心ではいろんな妄想もするが、上手くいかないって言う状態でした。
お互いの仲は今までと変わらずというか、寧ろ以前よりも良くなっているのだけれど、それだけに、このことは正直ずっと凄く心に重しが乗っかってきます。入院中とかリハビリ中とか、それから良くなっても、そういう精神状態の時って疑心暗鬼にもなるし、《妻の恵梨香が浮気してないか?》とか、凄く猜疑心の塊みたいになって苦しむようになった。
ハッキリ言って、まともに考えれば恵梨香が浮気なんてする訳は無いのだけど、(気持だけじゃなく、時間的に考えても浮気は無理な生活)少し帰りが遅くなった時とかそう言う時に頭の中で自分の劣等感と合わさって凄くどす黒い気持になるようになります。
そんな気持が1年も続いて、なんとか表面上は恵梨香に気取らせないようにはしていたのだけど、あまりにも疑いすぎて寧ろ浮気してくれた方が、気は楽だと思うくらいに悩んだ。
そういう状態が発病以降、最近まで本当にずっと続いています。正直精神的にはもう壊れていたと思うけれど、表には出さないようにしていた。それで半年位前かな、からだの調子が本当に良くなくて、その時つい“ぽろっ”と恵梨香に、「浮気しても良いよ。」と、言ってしまいます。
そうしたら、妻は『そんな事を考えた事も無いし、絶対しない。』って、云ってくれました。涙が出るくらい嬉しかったけど、正直に言って、《それでも僕のこの気持は解消されないだろうな。》と思う。それで案の定、次の日にはもう鬱みたいな状態になりました。リハビリ中は、一種のEDになったが、頭の中は淫らな妄想で一杯です。その頃、恵梨香がいないときに、インターネットを見ていた中で〖妻の貸し出し〗というワードが琴線(きんせん)に触(ふ)れます。
僕が病気以降ずっと不安に思っていて、怖くて、怖くてしょうがなかったのが、《妻の恵梨香に捨てられたらどうしよう。》という事だった。《発病以降、ずっと一緒にいてくれて、懸命な看病をしてくれた妻を失ったらどうしよう?》と、本気で考えるようになります。
その3へ続く
2018/10/20
その1 2018/10/19
妻(伊藤恵梨香:いとう・えりか:27歳)は『Hなんてどうでも良いよ。それより早く体治そうね。』って、優しく言ってくれるのだけど言われる度に、逆に僕(伊藤瑛司:いとう・えいじ:29歳)の中で焦りがでてしまいました。なんだか悪循環に陥ってしまうようになるのです。
発病して2年後(現在)、仕事量が増えると、疲労が心身に蓄積して、だんだん上手くいかなくなって、月1回のセックスもうまくいかなくなっていました。セックスレスの状態が続いています。でも僕がやりたくない訳じゃなくて、心ではいろんな妄想もするが、上手くいかないって言う状態でした。
お互いの仲は今までと変わらずというか、寧ろ以前よりも良くなっているのだけれど、それだけに、このことは正直ずっと凄く心に重しが乗っかってきます。入院中とかリハビリ中とか、それから良くなっても、そういう精神状態の時って疑心暗鬼にもなるし、《妻の恵梨香が浮気してないか?》とか、凄く猜疑心の塊みたいになって苦しむようになった。
ハッキリ言って、まともに考えれば恵梨香が浮気なんてする訳は無いのだけど、(気持だけじゃなく、時間的に考えても浮気は無理な生活)少し帰りが遅くなった時とかそう言う時に頭の中で自分の劣等感と合わさって凄くどす黒い気持になるようになります。
そんな気持が1年も続いて、なんとか表面上は恵梨香に気取らせないようにはしていたのだけど、あまりにも疑いすぎて寧ろ浮気してくれた方が、気は楽だと思うくらいに悩んだ。
そういう状態が発病以降、最近まで本当にずっと続いています。正直精神的にはもう壊れていたと思うけれど、表には出さないようにしていた。それで半年位前かな、からだの調子が本当に良くなくて、その時つい“ぽろっ”と恵梨香に、「浮気しても良いよ。」と、言ってしまいます。
そうしたら、妻は『そんな事を考えた事も無いし、絶対しない。』って、云ってくれました。涙が出るくらい嬉しかったけど、正直に言って、《それでも僕のこの気持は解消されないだろうな。》と思う。それで案の定、次の日にはもう鬱みたいな状態になりました。リハビリ中は、一種のEDになったが、頭の中は淫らな妄想で一杯です。その頃、恵梨香がいないときに、インターネットを見ていた中で〖妻の貸し出し〗というワードが琴線(きんせん)に触(ふ)れます。
僕が病気以降ずっと不安に思っていて、怖くて、怖くてしょうがなかったのが、《妻の恵梨香に捨てられたらどうしよう。》という事だった。《発病以降、ずっと一緒にいてくれて、懸命な看病をしてくれた妻を失ったらどうしよう?》と、本気で考えるようになります。
その3へ続く
2018/10/20
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