名S『わたしも・・大好き・・・。』第2話
名S『わたしも・・大好き・・・。』第2話
結婚してから9年。妻(天野梨華子:あまの・りかこ:33歳)は美しい30代。まだまだ20代でも通用します。初対面の人に1児の母と言うと必ず驚かれるらしかった。出会った時から一目惚れで、マメなアタックの末に何とか射止めます。それで驚いたことに処女だった。美人なので言い寄る男達は沢山いたし、実際に数人付き合ったこともあるらしい。しかしキスまではしたが身体を許してもいいと思うほどの相手がいなかった。これは梨華子の慎重な性格の部分によるところが大きいと思います。
僕(天野准一:あまの・じゅんいち:35歳)と妻の関係は夫婦というより友達のような感じでした。お互いにその日にあったどうでもいいことなどをよく話しよく笑います。お互いの会社の愚痴も言い合えた。
ただ、梨華子は性に関してどちらかというと積極的ではありません。下ネタ用語も驚くほど知らなかったので、いちいち僕が説明した。自分から求めることはしないし、セックスは週に1回で十分だと言います。『イクのは気持ちいいけどセックスのあとすぐ眠くなっちゃうから。』というのが理由だった。確かに妻は身体がかなり敏感な方で、以前乳首への愛撫だけでかるく逝ってしまうこともありません。1回のセックスで必ず1回はクスタシーを感じた。《こんなに気持ち良さそうなのに週1回でいいなんて・・。》と男の僕からみると不思議な感じがします。
その反対に僕は今でも梨華子を見る度に、《したい!》と思うし最低でも2日に一回はしたいと思っていた。いつもお腹が空いた状態で美味しそうな食べ物を前にしてお預けをくっているようなものです。特に子供が生まれてからは、なかなか二人だけの時間も取りづらいのが実情でした。しょうがないので自慰をして性欲を冷ます時もあります。
第3話へ
20200229