名S『わたしも・・大好き・・・。』第7話
妻(天野梨華子:あまの・りかこ:33歳)が出かける準備の為に2階に上がって行きます。男性は5分も有れば準備をできるが、女性は大変だ。髭を剃り終えて僕(天野准一:あまの・じゅんいち:35歳)も2階の寝室へ上がった。
梨華子は姿鏡の前で軽くダンスしているかのように正面と後ろ姿を交互にクルクルと写しています。
『どう? これでいいかな?』
夏らしく白いノースリーブのブラウスに膝丈のライトブルーのマーメイドスカート。お尻の部分がタイトで裾が広がってるやつだ。
タイトスカートは妻の形の良いお尻を強調するので好きで、男性目線から言うと、こんなにそそるお尻はない、と思うのだが、梨華子は自分のお尻が大き目なのが好きではないらしい。キュッと引き締まった腰から程よく盛り上がったお尻のラインは男の本能を刺激します。
目の前でこの後ろ姿を見せられたら、どんな男でも後をついて行きたくなる衝動に駆られるだろう。妻の胸はそんなに大きくないが手のひらにちょうど収まるいい形をしていた。体型がスレンダーなので細い腰との対比と姿勢の良さで、これもまた男性の視線を引き寄せる膨らみを見せています。
やや栗色のセミロングの髪は軽くウェーブがかかっていて、妻が動くたびに背中の上の方でふわふわと揺れた。優しそうなクリッとした目と筋の通った高い鼻のせいでたまにハーフと間違われたりします。口は少し小さめで薄めの唇にピンク系のルージュが似合う。
スタイルがいいので、できれば、その長く美しい脚が強調されるミニスカートを穿いて欲しいが、最近は、『もう無理よ。』と言って穿いてくれなくなった。《その希望を言ってみよう。》と思ったが・・・。《いやいや、今日は例の願望をもう一度お願いしよう。》と考えたので、僕は、「おっ、いいね。」と、だけ感想を言って言葉を続けます。
「・・で・・・。その下は、穿かないで行こっか?」
『ふふっ・・昨日の続きなの?・・・。でもやっぱり無理よ・・。』
「えー、やっぱり無理か・・・。今日だけ! お願い!」
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20200316