中Ⅱ12 一輪草~追憶~ 第2回
中Ⅱ12 一輪草~追憶~ 第2回
第1回
家にはPCが2台、私(海藤将司:かいどう・まさし:49才)のデスクトップ型と妻(海藤恵梨香:えりか:47才)のノートパソコンがあります。これまで勿論2台ともパスワードは設けてありません。ある日曜日にインターネットで検索する必要が出来ましたが、生憎(あいにく)私のPCの具合が悪く、妻のノートブックを使うことにしました。
起動させたところ、初期画面でパスワードの入力を要求してきます。妻の名前と誕生日、色々組み合わせても開きません。しばらくして諦めました。私は何故パスワードの設定が必要なのか少し疑問に思いましたが、ネット検索は急ぐ事でもなかったので、パスワードの件も次第に忘れてしまいます。
二人きりになってから休みの日は二人で出かける事が多かったのですが、最近、恵梨香が
一人で出かける事が増えだしました。これくらいでは妻を疑う材料にはなりません。私の考えすぎなのでしょう。
まだこの時点では夜遅くなると言うことはありませんでした。ただ平日の日中、妻の自由になる時間はいくらでもあります。しかも今までは妻一人で出かける時は行き先と凡その帰宅時間を告げて出かけていましたが、それも曖昧になってきます。
ある土曜日の10時頃、妻が出かける用意をしています。淡いブルーの少し短めのワンピースを着ていました。それは括(くび)れたウェストラインを強調するように白いベルトが腰に巻きついています。栗色のカールがかった髪が透き通るような襟首に纏わりついていました。日頃見慣れている妻とは別人のようです。
『出かけてきます。お昼ごはんは用意していますから・・。』
「何処へ?」
『うん、範子(のりこ)さんと植物公園へ行くの。』
「昨日言ったけど、夕飯は外で予約してあるからな。」
『はい。5時までには帰ります。』
葉山範子さんなら良く知っています。妻と同年輩で趣味も合い親友のように付き合っています。恵梨香は自分の車で出かけました。私は妻の姿を反芻します。オバサンだと思っていた妻の変わり様。娘と一緒に暮らしていた頃は殆ど自分の身の回りを構う事なく、娘が嫁いでからも喪失感もあらわな妻でした。ホームページを始めてから明るくなったとは言え、今日の妻のあの若やいだ雰囲気はどうでしょう。改めて妻を女として見ている自分に気が付くのです。
何故、妻はノートパソコンにパスワードを設けたのか、そのことを思いだしました。恵梨香が出かけてしまうと、無性に妻のメールを覗いて見たいと言う気持を抑えられなくなってきます。ノートパソコンを起動し、思いついたアルファベット、数字を打ち込みますが、受け付けてくれません。苗字の海藤、名前の恵梨香。私の名前、娘の名前、誕生日あらゆるアルファベットと数字の組み合わせを試して見ましたが、駄目でした。
嫁いだ娘の秋乃が使っていた8畳の間を二つに区切り、私のPCと妻のPCが別個に置かれ、それぞれ独立した作業場になっています。パソコンラックとその脇には整理デスクが置いてありました。私は何となく罪悪感がかすめながらその引き出しを探って見る事にします。すると一番上の引き出しに黒い手帳のようなものがありました。
2016/06/03
第1回
家にはPCが2台、私(海藤将司:かいどう・まさし:49才)のデスクトップ型と妻(海藤恵梨香:えりか:47才)のノートパソコンがあります。これまで勿論2台ともパスワードは設けてありません。ある日曜日にインターネットで検索する必要が出来ましたが、生憎(あいにく)私のPCの具合が悪く、妻のノートブックを使うことにしました。
起動させたところ、初期画面でパスワードの入力を要求してきます。妻の名前と誕生日、色々組み合わせても開きません。しばらくして諦めました。私は何故パスワードの設定が必要なのか少し疑問に思いましたが、ネット検索は急ぐ事でもなかったので、パスワードの件も次第に忘れてしまいます。
二人きりになってから休みの日は二人で出かける事が多かったのですが、最近、恵梨香が
一人で出かける事が増えだしました。これくらいでは妻を疑う材料にはなりません。私の考えすぎなのでしょう。
まだこの時点では夜遅くなると言うことはありませんでした。ただ平日の日中、妻の自由になる時間はいくらでもあります。しかも今までは妻一人で出かける時は行き先と凡その帰宅時間を告げて出かけていましたが、それも曖昧になってきます。
ある土曜日の10時頃、妻が出かける用意をしています。淡いブルーの少し短めのワンピースを着ていました。それは括(くび)れたウェストラインを強調するように白いベルトが腰に巻きついています。栗色のカールがかった髪が透き通るような襟首に纏わりついていました。日頃見慣れている妻とは別人のようです。
『出かけてきます。お昼ごはんは用意していますから・・。』
「何処へ?」
『うん、範子(のりこ)さんと植物公園へ行くの。』
「昨日言ったけど、夕飯は外で予約してあるからな。」
『はい。5時までには帰ります。』
葉山範子さんなら良く知っています。妻と同年輩で趣味も合い親友のように付き合っています。恵梨香は自分の車で出かけました。私は妻の姿を反芻します。オバサンだと思っていた妻の変わり様。娘と一緒に暮らしていた頃は殆ど自分の身の回りを構う事なく、娘が嫁いでからも喪失感もあらわな妻でした。ホームページを始めてから明るくなったとは言え、今日の妻のあの若やいだ雰囲気はどうでしょう。改めて妻を女として見ている自分に気が付くのです。
何故、妻はノートパソコンにパスワードを設けたのか、そのことを思いだしました。恵梨香が出かけてしまうと、無性に妻のメールを覗いて見たいと言う気持を抑えられなくなってきます。ノートパソコンを起動し、思いついたアルファベット、数字を打ち込みますが、受け付けてくれません。苗字の海藤、名前の恵梨香。私の名前、娘の名前、誕生日あらゆるアルファベットと数字の組み合わせを試して見ましたが、駄目でした。
嫁いだ娘の秋乃が使っていた8畳の間を二つに区切り、私のPCと妻のPCが別個に置かれ、それぞれ独立した作業場になっています。パソコンラックとその脇には整理デスクが置いてありました。私は何となく罪悪感がかすめながらその引き出しを探って見る事にします。すると一番上の引き出しに黒い手帳のようなものがありました。
2016/06/03
長Y〖彼女の恋〗パート36
長Y〖彼女の恋〗パート36
パート35
「七海達はお風呂でどんな話ししたの?」
僕(柴崎孝信:たかのぶ)の頭の中にはツルツルの(佐倉)朋美ちゃんが浮かんでいました
『う~ん、ご飯のことや~、今日行ったとこの話しや~、これからのこととかかな。』
「これからのこと?」
『うん♪ 孝信くんと一緒に暮らしたいなって・・・・。』
恥ずかしいのか、下を向いて話す新島七海(にいじま・ななみ)は嬉しそうに目を細めて笑顔になりました。
「もう話したの!?」
『ご、ごめん。ダメだった?・・・・嬉しくて・・つい・・。』
驚いた 顔で僕の目を覗く七海は悲しそうな顔に変わります。本当に七海は表情がよく変わって、見ているとついこちらも気が抜けて笑ってしまいました。
「いやいや、大丈夫だよ。ずいぶん早かったからびっくりしただけ。」
『ほんとに・・?』
湯上がりに眼鏡をかけて幼く見える七海に見つめられると、なにかムラムラとしてしまいます・・。
「・・おいで。」
僕にしがみつく様にくっついてきた七海に何度となく軽いキスをしました。そして、とろんとなる七海を・・・。浴衣を肩から脱がし、帯で上半身だけ裸という状態にして、七海の尖ったピンクの乳首を口に含みます。
「・・七海のおっぱい、綺麗だよ・・・。」
『んんんっ!!・・はぁぁ・・嬉しい・・孝信くん、大好きだよ・・。』
「僕も七海が大好きだ・・愛してる。」
愛撫しながそうら囁くと、細い腕を僕の首に回し頭をクシャクシャにしてキスをせがんできました。
僕(柴崎孝信)は舌を絡めて、クチャクチャと音を楽しみながら七海の唇を堪能します。密着している中、僕は七海の下半身に手を伸ばしました。僕が触った瞬間。
『あぁぁっ!!!』
七海はびくっとカラダを震わせてしがみつく。僕は七海のそういう一つ一つの仕草に気持ちが高まっていきます・・。
「七海・・パンツ濡れているよ・・・イヤらしいなぁ。」
『はぁんっ・・ごめんなさい。孝信くんとくっつくと・・濡れちゃう・・。』
「朋美ちゃんにもココ見せたの?」
クスリと七海が笑います。
『見せなかったけど・・朋美のは見ちゃった♪』
七海はきっと、ツルツルの朋美ちゃんを思い出してクスリとしたのだろう。
「七海のココとは違った?」
僕はわざと強く布越しに指でこすります。
『あぁぁっ!!・・わかんない・・でも、エッチだったの・・。』
「なにがエッチだったの?」
僕は七海のパンツを脱がし、直に触りだしました。七海の息がどんどん荒くなっていきま
す。
『はぁんっ!!・・やぁぁ・・。』
クチュクチュ・・クチュクチュ・・ヤらしい音を立てながら、僕は七海に質問をしていきます。
「ねっ? 朋美ちゃんのおまんこはどんな風にエッチだったの?」
『あっ・・あっ・・ありませんでした・・・。あそこが剃って・・。』
敬語になる七海にS心が膨らみ、熱くクチュクチュに濡れた七海のおまんこに指を挿入していきました。
『あぁぁっ!! ダメっ・・ヤっ・・ばい・・。』
「あそこを剃って? 毛が無かったの?」
なにも知らないフリをしながら僕は質問を繰り返します。七海は首を何度も縦にフルことで答えました。
2016/06/02
パート35
「七海達はお風呂でどんな話ししたの?」
僕(柴崎孝信:たかのぶ)の頭の中にはツルツルの(佐倉)朋美ちゃんが浮かんでいました
『う~ん、ご飯のことや~、今日行ったとこの話しや~、これからのこととかかな。』
「これからのこと?」
『うん♪ 孝信くんと一緒に暮らしたいなって・・・・。』
恥ずかしいのか、下を向いて話す新島七海(にいじま・ななみ)は嬉しそうに目を細めて笑顔になりました。
「もう話したの!?」
『ご、ごめん。ダメだった?・・・・嬉しくて・・つい・・。』
驚いた 顔で僕の目を覗く七海は悲しそうな顔に変わります。本当に七海は表情がよく変わって、見ているとついこちらも気が抜けて笑ってしまいました。
「いやいや、大丈夫だよ。ずいぶん早かったからびっくりしただけ。」
『ほんとに・・?』
湯上がりに眼鏡をかけて幼く見える七海に見つめられると、なにかムラムラとしてしまいます・・。
「・・おいで。」
僕にしがみつく様にくっついてきた七海に何度となく軽いキスをしました。そして、とろんとなる七海を・・・。浴衣を肩から脱がし、帯で上半身だけ裸という状態にして、七海の尖ったピンクの乳首を口に含みます。
「・・七海のおっぱい、綺麗だよ・・・。」
『んんんっ!!・・はぁぁ・・嬉しい・・孝信くん、大好きだよ・・。』
「僕も七海が大好きだ・・愛してる。」
愛撫しながそうら囁くと、細い腕を僕の首に回し頭をクシャクシャにしてキスをせがんできました。
僕(柴崎孝信)は舌を絡めて、クチャクチャと音を楽しみながら七海の唇を堪能します。密着している中、僕は七海の下半身に手を伸ばしました。僕が触った瞬間。
『あぁぁっ!!!』
七海はびくっとカラダを震わせてしがみつく。僕は七海のそういう一つ一つの仕草に気持ちが高まっていきます・・。
「七海・・パンツ濡れているよ・・・イヤらしいなぁ。」
『はぁんっ・・ごめんなさい。孝信くんとくっつくと・・濡れちゃう・・。』
「朋美ちゃんにもココ見せたの?」
クスリと七海が笑います。
『見せなかったけど・・朋美のは見ちゃった♪』
七海はきっと、ツルツルの朋美ちゃんを思い出してクスリとしたのだろう。
「七海のココとは違った?」
僕はわざと強く布越しに指でこすります。
『あぁぁっ!!・・わかんない・・でも、エッチだったの・・。』
「なにがエッチだったの?」
僕は七海のパンツを脱がし、直に触りだしました。七海の息がどんどん荒くなっていきま
す。
『はぁんっ!!・・やぁぁ・・。』
クチュクチュ・・クチュクチュ・・ヤらしい音を立てながら、僕は七海に質問をしていきます。
「ねっ? 朋美ちゃんのおまんこはどんな風にエッチだったの?」
『あっ・・あっ・・ありませんでした・・・。あそこが剃って・・。』
敬語になる七海にS心が膨らみ、熱くクチュクチュに濡れた七海のおまんこに指を挿入していきました。
『あぁぁっ!! ダメっ・・ヤっ・・ばい・・。』
「あそこを剃って? 毛が無かったの?」
なにも知らないフリをしながら僕は質問を繰り返します。七海は首を何度も縦にフルことで答えました。
2016/06/02
名I〖愛する人〗第2節2章第2話 [秋8]24
名I〖愛する人〗第2節2章第2話 [秋8]24
前話23
(流石に目立つ・・・な・・・)女子ゴルフブームと言われているが、ここのロビーには、まだまだ男性が多い。そんな中に絵里のような、いい女、が立っているだけで好奇の視線が集まった。昨夜見たウェアに身を包み、頭に白いサンバイザー。後ろ髪をオレンジ色のシュシュで纏めて、今風の両サイドの髪を少し残したポニーテールに仕上げている。
165センチのスレンダー。清楚感溢れるホワイト&ネイビーストライプのワンピースミニスカート&ニーハイソックス。小ぶりだが丸みのある形の良い胸の膨らみのラインがフィットしたポロシャツで強調されて・・・華奢なウエストラインへとつながっていく・・・そこから女性の特有のダイナミックな曲線を描きながら盛り上がるお尻のラインが男の理性を粉々に破壊する。
さらに、プリーツミニスカートの裾から美しく伸びる脚に装着された禁断のニーハイソックス・・・このファイナルウェポンは、男にあらゆる妄想を掻き立てる。昨夜、家で見た時よりさらに、3倍は綺麗に見える、と言っても言い過ぎではないと思った。
僕(寺川匠真:たくま:36歳)が妻(寺川絵里:えり:34歳)に向かって手を上げる。佐々木和也と三上浩二が同時に後ろを振り向く。そして絵里が僕を見つけてゆっくりこちらに向かって歩きだした。スカートの裾を軽く揺らし周りの男達のまとわりつくような視線を浴びながら、僕とゴルフ仲間のほうに近づいてくる。そのまま僕の横まで歩いてきて、そして、立ち止まった。
その間、ずーっと目線で妻の姿を追っていた二人のゴルフ仲間の頭の動きがシンクロしていたので、思わず吹き出しそうになる。この時の二人の心境は、後で聞かせてもらおう、と思った。
僕と二人の男達を交互に見ながら、『お知り合い?』と妻が僕に訊く。「うん・・・実は、今日、一緒に回ることになった佐々木と・・・・三上・・。」えっ?! という絵里の表情。それで妻の口が、何か言おうと開いたが、ビックリして言葉を失っているみたいだ。同じく・・いや、こちらは、えーーーーーっ?という感じの驚きの表情満載の佐々木と三上。二人とも口をポカーンと開けたままモアイ像のように固まっている。
「それで・・彼女が、僕の、知り合いの、山岸エリさん。」
妻(寺川絵里)の旧姓の「山岸」と「知り合い」という部分をゆっくり強調して言った。それも絵里によく聞こえるように意識した。
「まだ初心者だけど・・今日は大目に見てあげてくれ・・・いいよな?」
(ちょっと?・・これは、一体どういうこと?)と言いたげな妻からの視線が僕の横顔に突き刺さるのを目の端で感じて、少し肝を冷やす。目の前のゴルフ仲間の二人も、まだ唖然とした表情で、僕と妻を交互に見ている。本日のゲストがまさかこんな美人だと、たった今、知ったのだから無理もない。僕は、笑いをこらえるのが大変だった。
佐々木が口を開いた。[あっ・・と・・き、今日は、よろしくお願いします・・・佐々木と言います。]と軽く頭を下げる。三上も続いて〚あっ・・三上です・・・ぼ、僕も下手ですから・・・大丈夫ですよ・・・楽しくやりましょう。〛と最後はなんとか笑顔で言葉を締めた。佐々木も固い笑顔ですぐに続く[そ、そうです・・・楽しくやりましょう・・山岸さん・・。]
『あっ・・・こ・・こちらこそよろしくお願いします・・・ほんとにまだ初心者ですから・・皆さんにご迷惑おかけするかも・・・。』と妻(寺川絵里:えり:34歳)も二人の挨拶に戸惑いながらも、しっかり対応した。すると佐々木が[大丈夫ですよ・・・練習のつもりでいいんですよ・・・誰でも最初はそうですから・・。]と返す。三上が〚そう言う、こいつも大したことないので安心して下さい!〛ってツッコミを入れる。この三上の一言で一同笑顔になって、一応この場は、事なきを得た。
2016/06/02
前話23
(流石に目立つ・・・な・・・)女子ゴルフブームと言われているが、ここのロビーには、まだまだ男性が多い。そんな中に絵里のような、いい女、が立っているだけで好奇の視線が集まった。昨夜見たウェアに身を包み、頭に白いサンバイザー。後ろ髪をオレンジ色のシュシュで纏めて、今風の両サイドの髪を少し残したポニーテールに仕上げている。
165センチのスレンダー。清楚感溢れるホワイト&ネイビーストライプのワンピースミニスカート&ニーハイソックス。小ぶりだが丸みのある形の良い胸の膨らみのラインがフィットしたポロシャツで強調されて・・・華奢なウエストラインへとつながっていく・・・そこから女性の特有のダイナミックな曲線を描きながら盛り上がるお尻のラインが男の理性を粉々に破壊する。
さらに、プリーツミニスカートの裾から美しく伸びる脚に装着された禁断のニーハイソックス・・・このファイナルウェポンは、男にあらゆる妄想を掻き立てる。昨夜、家で見た時よりさらに、3倍は綺麗に見える、と言っても言い過ぎではないと思った。
僕(寺川匠真:たくま:36歳)が妻(寺川絵里:えり:34歳)に向かって手を上げる。佐々木和也と三上浩二が同時に後ろを振り向く。そして絵里が僕を見つけてゆっくりこちらに向かって歩きだした。スカートの裾を軽く揺らし周りの男達のまとわりつくような視線を浴びながら、僕とゴルフ仲間のほうに近づいてくる。そのまま僕の横まで歩いてきて、そして、立ち止まった。
その間、ずーっと目線で妻の姿を追っていた二人のゴルフ仲間の頭の動きがシンクロしていたので、思わず吹き出しそうになる。この時の二人の心境は、後で聞かせてもらおう、と思った。
僕と二人の男達を交互に見ながら、『お知り合い?』と妻が僕に訊く。「うん・・・実は、今日、一緒に回ることになった佐々木と・・・・三上・・。」えっ?! という絵里の表情。それで妻の口が、何か言おうと開いたが、ビックリして言葉を失っているみたいだ。同じく・・いや、こちらは、えーーーーーっ?という感じの驚きの表情満載の佐々木と三上。二人とも口をポカーンと開けたままモアイ像のように固まっている。
「それで・・彼女が、僕の、知り合いの、山岸エリさん。」
妻(寺川絵里)の旧姓の「山岸」と「知り合い」という部分をゆっくり強調して言った。それも絵里によく聞こえるように意識した。
「まだ初心者だけど・・今日は大目に見てあげてくれ・・・いいよな?」
(ちょっと?・・これは、一体どういうこと?)と言いたげな妻からの視線が僕の横顔に突き刺さるのを目の端で感じて、少し肝を冷やす。目の前のゴルフ仲間の二人も、まだ唖然とした表情で、僕と妻を交互に見ている。本日のゲストがまさかこんな美人だと、たった今、知ったのだから無理もない。僕は、笑いをこらえるのが大変だった。
佐々木が口を開いた。[あっ・・と・・き、今日は、よろしくお願いします・・・佐々木と言います。]と軽く頭を下げる。三上も続いて〚あっ・・三上です・・・ぼ、僕も下手ですから・・・大丈夫ですよ・・・楽しくやりましょう。〛と最後はなんとか笑顔で言葉を締めた。佐々木も固い笑顔ですぐに続く[そ、そうです・・・楽しくやりましょう・・山岸さん・・。]
『あっ・・・こ・・こちらこそよろしくお願いします・・・ほんとにまだ初心者ですから・・皆さんにご迷惑おかけするかも・・・。』と妻(寺川絵里:えり:34歳)も二人の挨拶に戸惑いながらも、しっかり対応した。すると佐々木が[大丈夫ですよ・・・練習のつもりでいいんですよ・・・誰でも最初はそうですから・・。]と返す。三上が〚そう言う、こいつも大したことないので安心して下さい!〛ってツッコミを入れる。この三上の一言で一同笑顔になって、一応この場は、事なきを得た。
2016/06/02
長Ⅱ3『わたしを守って』第11話
長Ⅱ3『わたしを守って』第11話
第10話
藤森真一(しんいち:36才)は興奮の極みで用心モードが壊れ始めます。つかんだ妻(司文乃:つかさ・ふみの:33才)の乳房をわずかに揉むような事をはじめてしまいました。 藤森は、イザとなったら寝たふりでごまかせるとでも思うようになったのか、今度は生で触る衝動が抑えられなくなったらしく、胸から放した手をシャツの下から手を入れようとします。しかし、そこには妻の腕があって手がはいらず、偶然見えた文乃の真っ白い腹をさわっていました。
そうしながら、藤森が今度は文乃の太ももをじっと見つめはじめます。藤森は妻の下半身のほうにゆっくり移動していきました。そして妻の半分はみ出した太ももや少し突き出したようになっている尻のあたりをみています。それから下半身に移って、少しは用心モードが回復しはじめたのか、文乃の反応に用心するように、左の太ももに、両手を近づけはじめました。
藤森は妻の太ももの前と後ろの部分を両手でさわります。少しそのままに感触を味わっていましたが、つぎにナイロン生地のゆるいキュロットをみています。するとそのすそをつかんで、少しずつ妻の反応をみながらまくっていきました。ツルツルの生地は簡単にめくれてしまいます。
しかし、藤森の手がふるえてきていました。太ももがどんどんみえてきて、付け根ギリギ
リまでまくられてしまいました。藤森は口をあけてさらけだされた妻のけっして細くない太ももを見ていましたが、つい欲を出して、ギリギリのキュロットを持ち上げて尻を覗き込むようにします。その時、パンティを覗かれた文乃が耐え切れないかのように腰を少し動かしました。それで藤森は驚いて手を放します。やりすぎた事を後悔したか、呆然と妻をみていました。
それでもむき出しにした太ももに目線がいくと、フィニッシュにはいろうとしているのか、 その太ももを見ながら激しくしごき始めます。絶頂が近づいたか、藤森はたまらんとばかりに、太ももの尻ギリギリのところに口をあてていきました。うめくような声が藤森から漏れはじめている。そして、藤森の口が妻の尻ギリギリに吸い付いた時、文乃のシャツを抑えることになってしまっていた腕が上にあがりました。
藤森は妻の動きに驚いて口を離しましたが、その姿にしごいた手を止めます。私からすると、きわどいところを責められはじめて、『生の乳房をさわらせるから、それで終らせて』と言っているようにも見えました。
藤森真一も同じく解釈したようで、息を荒げながら妻(文乃:ふみの:33才)の乳房に近づいていきます。その腕の動きに気づいた藤森は、動きがとまり、妻の上半身のほうをみました。妻が、ゆっくり腕をあげていったのを、私からはよく見えましたが、藤森は妻の太ももに吸い付いていたので、文乃の上半身を見たときには、すでに動きは止まっていました。その姿は妻の悶えの始まりと、とれないこともなく、藤森にしても、一瞬の間でしたが、その解釈を探ったのだと思います。
ゆっくりとした腕の動きを見ていて、私(司道孝:つかさ・みちたか:36才)は、妻のある意思を感じます。この時点では下半身を責め始めた藤森に、フィニッシュに近い事がわからなかった文乃が、パンティの方に侵入してくる事を恐れて、『生の乳房をさわらせる事で許して欲しい』と言っているように思いました。だから私には悶えとか、乳房もさわって欲しいというような、積極的な誘いにはみえませんでした。
2016/06/01
第10話
藤森真一(しんいち:36才)は興奮の極みで用心モードが壊れ始めます。つかんだ妻(司文乃:つかさ・ふみの:33才)の乳房をわずかに揉むような事をはじめてしまいました。 藤森は、イザとなったら寝たふりでごまかせるとでも思うようになったのか、今度は生で触る衝動が抑えられなくなったらしく、胸から放した手をシャツの下から手を入れようとします。しかし、そこには妻の腕があって手がはいらず、偶然見えた文乃の真っ白い腹をさわっていました。
そうしながら、藤森が今度は文乃の太ももをじっと見つめはじめます。藤森は妻の下半身のほうにゆっくり移動していきました。そして妻の半分はみ出した太ももや少し突き出したようになっている尻のあたりをみています。それから下半身に移って、少しは用心モードが回復しはじめたのか、文乃の反応に用心するように、左の太ももに、両手を近づけはじめました。
藤森は妻の太ももの前と後ろの部分を両手でさわります。少しそのままに感触を味わっていましたが、つぎにナイロン生地のゆるいキュロットをみています。するとそのすそをつかんで、少しずつ妻の反応をみながらまくっていきました。ツルツルの生地は簡単にめくれてしまいます。
しかし、藤森の手がふるえてきていました。太ももがどんどんみえてきて、付け根ギリギ
リまでまくられてしまいました。藤森は口をあけてさらけだされた妻のけっして細くない太ももを見ていましたが、つい欲を出して、ギリギリのキュロットを持ち上げて尻を覗き込むようにします。その時、パンティを覗かれた文乃が耐え切れないかのように腰を少し動かしました。それで藤森は驚いて手を放します。やりすぎた事を後悔したか、呆然と妻をみていました。
それでもむき出しにした太ももに目線がいくと、フィニッシュにはいろうとしているのか、 その太ももを見ながら激しくしごき始めます。絶頂が近づいたか、藤森はたまらんとばかりに、太ももの尻ギリギリのところに口をあてていきました。うめくような声が藤森から漏れはじめている。そして、藤森の口が妻の尻ギリギリに吸い付いた時、文乃のシャツを抑えることになってしまっていた腕が上にあがりました。
藤森は妻の動きに驚いて口を離しましたが、その姿にしごいた手を止めます。私からすると、きわどいところを責められはじめて、『生の乳房をさわらせるから、それで終らせて』と言っているようにも見えました。
藤森真一も同じく解釈したようで、息を荒げながら妻(文乃:ふみの:33才)の乳房に近づいていきます。その腕の動きに気づいた藤森は、動きがとまり、妻の上半身のほうをみました。妻が、ゆっくり腕をあげていったのを、私からはよく見えましたが、藤森は妻の太ももに吸い付いていたので、文乃の上半身を見たときには、すでに動きは止まっていました。その姿は妻の悶えの始まりと、とれないこともなく、藤森にしても、一瞬の間でしたが、その解釈を探ったのだと思います。
ゆっくりとした腕の動きを見ていて、私(司道孝:つかさ・みちたか:36才)は、妻のある意思を感じます。この時点では下半身を責め始めた藤森に、フィニッシュに近い事がわからなかった文乃が、パンティの方に侵入してくる事を恐れて、『生の乳房をさわらせる事で許して欲しい』と言っているように思いました。だから私には悶えとか、乳房もさわって欲しいというような、積極的な誘いにはみえませんでした。
2016/06/01