長O「淫らな妻へ」第5話
長O「淫らな妻へ」第5話
パートに出る妻(川端真由美 43歳)が念入りに化粧をし、新しい下着を身につけ、外出用の洋服で身支度するのを見るだけでも、私(川端正巳 46歳)は勤務先での男たちとの関係の状況が気になって仕方がありません。でも、妻にそれを聞くより妻の雰囲気の変貌や態度の変化を楽しみながら想像してプロセスを感じたいのが今の時期なのです。
今週は私の仕事が早く終わる週ですので、今日も午後6時過ぎには帰宅できました。予想に反して妻の真由美もすでに帰宅していたのです。
『おかえりなさい。』
「ただいま、今日は残業なかったの?」
『ええ、〔連日だと家の方のこともあるだろうから。〕って、課長さんが気を遣ってくれたの、皆さんは残業だから少し気がかりでしたけど・・。』
「まあ、そこまで気遣いをしなくても、パートなんだからいいんじゃないか?」
私なりに妻にブレーキをかける言葉を返したつもりでしたけど、真面目な妻には逆効果だったかもしれません。
真由美は昔から責任感が強く中途半端なことができない性格でしたので、たぶん明日は残業するだろうと思います。何処(どこ)と言って特に彼女に著しい変化があるわけではないのですが、残業まで頼まれる主婦パートの心理はどうなのでしょうか?真由美の気持ちの中で次第に勤務先のことが膨らんでいる感じがしてしまいます。
今朝、妻の様子は特に化粧が濃くなったりはありませんでしたけど、白いブラウスは新調したものでした。スカートは勤務用に買ったグレー系のものでパンティーラインが強調されるほどでもなく、下着も新しいものらしかったですけどベージュ系の落ち着いた感じのものでした。
ただ、朝、出かけるとき私が、「あ、今日は大学時代の仲間と飲み会だから遅くなるよ、夕飯はいらないから。」と告げる。すると、真由美がちょうど良かったという雰囲気で、『私も、残業になると思うの。今日までに仕上げなければいけない仕事があるみたいだから。』と言ってキャリアウーマン的な表情になっていました。
その時に、打ち上げのことは一切言わなかったのに、昼過ぎに妻からメールが入ります。≪今日、残業の後で、打ち上げの夕食会に誘われたから行ってきてもいい?≫私は、「誰と誰とで行くんだ?」と聞きたかったのですけど、平静を装って、≪いいよ、こっちもゆっくりして帰るから、気にしないでいいよ。≫と文章を作成して、送信ボタンを押す前に少し迷いましたけど、《これでまた一歩進めてしまう。》と分かっていながら送信してしまいました。
《もっと慎重にした方が良かったのでしょうか?》私にとって初めての経験なので、どうしても心配や不安より期待と興奮の方が勝ってしまうのです。妻の真由美には、今はまだ肉体関係までは頭にないと思いますけど、ひょっとしたら気になる男性が出来つつあるのかもしれません。
≪ありがとう、あまり遅くならないようにするから、ごめんなさいね。≫という妻の返信が届いたとき、最後に付け加えられていた『ごめんなさいね』の言葉の中に妻の気持ちが変化しつつあるというか私に対して何らかの後ろめたさを感じている気がして仕方ないのです。
2015/05/27
パートに出る妻(川端真由美 43歳)が念入りに化粧をし、新しい下着を身につけ、外出用の洋服で身支度するのを見るだけでも、私(川端正巳 46歳)は勤務先での男たちとの関係の状況が気になって仕方がありません。でも、妻にそれを聞くより妻の雰囲気の変貌や態度の変化を楽しみながら想像してプロセスを感じたいのが今の時期なのです。
今週は私の仕事が早く終わる週ですので、今日も午後6時過ぎには帰宅できました。予想に反して妻の真由美もすでに帰宅していたのです。
『おかえりなさい。』
「ただいま、今日は残業なかったの?」
『ええ、〔連日だと家の方のこともあるだろうから。〕って、課長さんが気を遣ってくれたの、皆さんは残業だから少し気がかりでしたけど・・。』
「まあ、そこまで気遣いをしなくても、パートなんだからいいんじゃないか?」
私なりに妻にブレーキをかける言葉を返したつもりでしたけど、真面目な妻には逆効果だったかもしれません。
真由美は昔から責任感が強く中途半端なことができない性格でしたので、たぶん明日は残業するだろうと思います。何処(どこ)と言って特に彼女に著しい変化があるわけではないのですが、残業まで頼まれる主婦パートの心理はどうなのでしょうか?真由美の気持ちの中で次第に勤務先のことが膨らんでいる感じがしてしまいます。
今朝、妻の様子は特に化粧が濃くなったりはありませんでしたけど、白いブラウスは新調したものでした。スカートは勤務用に買ったグレー系のものでパンティーラインが強調されるほどでもなく、下着も新しいものらしかったですけどベージュ系の落ち着いた感じのものでした。
ただ、朝、出かけるとき私が、「あ、今日は大学時代の仲間と飲み会だから遅くなるよ、夕飯はいらないから。」と告げる。すると、真由美がちょうど良かったという雰囲気で、『私も、残業になると思うの。今日までに仕上げなければいけない仕事があるみたいだから。』と言ってキャリアウーマン的な表情になっていました。
その時に、打ち上げのことは一切言わなかったのに、昼過ぎに妻からメールが入ります。≪今日、残業の後で、打ち上げの夕食会に誘われたから行ってきてもいい?≫私は、「誰と誰とで行くんだ?」と聞きたかったのですけど、平静を装って、≪いいよ、こっちもゆっくりして帰るから、気にしないでいいよ。≫と文章を作成して、送信ボタンを押す前に少し迷いましたけど、《これでまた一歩進めてしまう。》と分かっていながら送信してしまいました。
《もっと慎重にした方が良かったのでしょうか?》私にとって初めての経験なので、どうしても心配や不安より期待と興奮の方が勝ってしまうのです。妻の真由美には、今はまだ肉体関係までは頭にないと思いますけど、ひょっとしたら気になる男性が出来つつあるのかもしれません。
≪ありがとう、あまり遅くならないようにするから、ごめんなさいね。≫という妻の返信が届いたとき、最後に付け加えられていた『ごめんなさいね』の言葉の中に妻の気持ちが変化しつつあるというか私に対して何らかの後ろめたさを感じている気がして仕方ないのです。
2015/05/27
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