長O「淫らな妻へ」第18話
長O「淫らな妻へ」第18話
また、車の中でしばらく沈黙が続き、妻の真由美(まゆみ43歳)が決心したかのように言い出したのです。
『あなたの願望は分かっているのよ。私に課長さんに抱かれて欲しいのでしょ?』
私も決心をして答えました。
「そうだよ、勘の良いお前のことだからうすうす気づいていたと思っていたよ。」
言い合いはさらにエスカレートします。
『だったら、これからホテルに戻って松島さんに抱かれてきましょうか!』
「違うんだ。そういうのじゃないんだ。プロセスを経てそうなって欲しいんだ。」
『こんなに揉めるんだったら、私、パート辞めるわ、私は、あなたを愛しているのよ。』
「俺だってお前を愛しているよ!でも、女としてもっと輝いて欲しいし、変な気持かもしれないけど、いつか課長さんと付き合って欲しいんだよ。」
『それがあなたの望みなのね、分かったわ。その時が来たらそうするかも。あなたは後悔しないのね?・・』
「ああ、絶対に後悔しない、それは約束する。」
それで妻はまた黙ってしまいます。でも、頭の中で松島課長に抱かれてもいいかどうか少し迷いが生じているように私(川端正巳:46歳)には分かりました。
「お前がどうしても嫌だったら、無理しなくてもいいんだ。」
『・・・・。』
「でも課長のことは嫌いじゃないんだろ?」
『松島さんは、良い人だし、頼りがいもある上司よ。』
妻の表情は穏やかになっていました。(妻は抱かれる気持ちになっている)私はその時点で確信しました。
「そういう意味じゃないよ、男性としてどう思うかということだよ?」
『素敵な人よ・・・・でも私がそうなっても本当にいいの?』
「ああ、本当にいいんだ。」
真由美は私の方を見ると、少し涙ぐんでいるように見えます。
『ごめん。今は約束まではできないわ。どうしたらいいのか私自身わからないの・・。』
「いいよ、ゆっくり考えて・・・。」
妻はそっと頷きました。
午後3時前に家に着いてから、真由美は着替えて自転車で買い物に出かけます。もう1時間近くになりますので、松島課長とメールのやり取りもしていると思いました。妻が買い物から帰ってくるまで、私は寝室で横になってあれこれ考えます。このまま気まずいのは良くないな、せっかくの機会だから妻ともう少し話そうかなと思っているとき、4時過ぎに妻が帰ってきて寝室へ顔を出しました。
『あなた、まだ怒ってる?』
「いや、怒ってなんかないよ、今日はゴメン。ちょっと言い過ぎた。課長とのことはお前に任せるけど、無理しなくてもいいから・・。」
妻はベッドに腰を掛け、ぼそぼそと話し始めました。
『・・・・私もあなたの気持ちに少し気づいていたけど・・ほんとうに・・どうしたらいいか分からないの、もしそうなっちゃったら・・自分がどうなっちゃうのか・・怖い気持ちがあるの。』
私は妻の真由美をじっと見つめてこう言います。
「その不安な気持ちはよく分かるよ。ただストレートに言うと、どうしてもお前が他の男性に抱かれることを考えると興奮をしてしまうんだ。でもお前の気持ちが大切だから強制はしない。それでも、もしそうなっても、お前をずっと愛して大切にしていくという俺の気持ちは絶対変わらないから。」
『ありがとう。本当にそう思ってくれているのね。あなたの気持ちはよく分かったわ。』
「正直に言って、お前をパートに出すことには迷ったんだけど、パートに出るようになってすごく輝いている。だから松島課長とそうなったらもっともっと生き生きと輝くと思うんだ。俺はそんなお前が見たい。こんなことをさせて申し訳ない。けれど、絶対に大事にするよ。」
私の言葉に妻の真由美は小さく頷いて、夕食の準備のためキッチンへ向かいました。
2015/08/13
また、車の中でしばらく沈黙が続き、妻の真由美(まゆみ43歳)が決心したかのように言い出したのです。
『あなたの願望は分かっているのよ。私に課長さんに抱かれて欲しいのでしょ?』
私も決心をして答えました。
「そうだよ、勘の良いお前のことだからうすうす気づいていたと思っていたよ。」
言い合いはさらにエスカレートします。
『だったら、これからホテルに戻って松島さんに抱かれてきましょうか!』
「違うんだ。そういうのじゃないんだ。プロセスを経てそうなって欲しいんだ。」
『こんなに揉めるんだったら、私、パート辞めるわ、私は、あなたを愛しているのよ。』
「俺だってお前を愛しているよ!でも、女としてもっと輝いて欲しいし、変な気持かもしれないけど、いつか課長さんと付き合って欲しいんだよ。」
『それがあなたの望みなのね、分かったわ。その時が来たらそうするかも。あなたは後悔しないのね?・・』
「ああ、絶対に後悔しない、それは約束する。」
それで妻はまた黙ってしまいます。でも、頭の中で松島課長に抱かれてもいいかどうか少し迷いが生じているように私(川端正巳:46歳)には分かりました。
「お前がどうしても嫌だったら、無理しなくてもいいんだ。」
『・・・・。』
「でも課長のことは嫌いじゃないんだろ?」
『松島さんは、良い人だし、頼りがいもある上司よ。』
妻の表情は穏やかになっていました。(妻は抱かれる気持ちになっている)私はその時点で確信しました。
「そういう意味じゃないよ、男性としてどう思うかということだよ?」
『素敵な人よ・・・・でも私がそうなっても本当にいいの?』
「ああ、本当にいいんだ。」
真由美は私の方を見ると、少し涙ぐんでいるように見えます。
『ごめん。今は約束まではできないわ。どうしたらいいのか私自身わからないの・・。』
「いいよ、ゆっくり考えて・・・。」
妻はそっと頷きました。
午後3時前に家に着いてから、真由美は着替えて自転車で買い物に出かけます。もう1時間近くになりますので、松島課長とメールのやり取りもしていると思いました。妻が買い物から帰ってくるまで、私は寝室で横になってあれこれ考えます。このまま気まずいのは良くないな、せっかくの機会だから妻ともう少し話そうかなと思っているとき、4時過ぎに妻が帰ってきて寝室へ顔を出しました。
『あなた、まだ怒ってる?』
「いや、怒ってなんかないよ、今日はゴメン。ちょっと言い過ぎた。課長とのことはお前に任せるけど、無理しなくてもいいから・・。」
妻はベッドに腰を掛け、ぼそぼそと話し始めました。
『・・・・私もあなたの気持ちに少し気づいていたけど・・ほんとうに・・どうしたらいいか分からないの、もしそうなっちゃったら・・自分がどうなっちゃうのか・・怖い気持ちがあるの。』
私は妻の真由美をじっと見つめてこう言います。
「その不安な気持ちはよく分かるよ。ただストレートに言うと、どうしてもお前が他の男性に抱かれることを考えると興奮をしてしまうんだ。でもお前の気持ちが大切だから強制はしない。それでも、もしそうなっても、お前をずっと愛して大切にしていくという俺の気持ちは絶対変わらないから。」
『ありがとう。本当にそう思ってくれているのね。あなたの気持ちはよく分かったわ。』
「正直に言って、お前をパートに出すことには迷ったんだけど、パートに出るようになってすごく輝いている。だから松島課長とそうなったらもっともっと生き生きと輝くと思うんだ。俺はそんなお前が見たい。こんなことをさせて申し訳ない。けれど、絶対に大事にするよ。」
私の言葉に妻の真由美は小さく頷いて、夕食の準備のためキッチンへ向かいました。
2015/08/13
- 関連記事
-
- 長O「淫らな妻へ」第11話 (2015/06/25)
- 長O「淫らな妻へ」第12話 (2015/06/28)
- 長O「淫らな妻へ」第13話 (2015/07/06)
- 長O「淫らな妻へ」第14話 (2015/07/11)
- 長O「淫らな妻へ」第15話 (2015/07/18)
- 長O「淫らな妻へ」第16話 (2015/07/25)
- 長O「淫らな妻へ」第17話 (2015/07/28)
- 長O「淫らな妻へ」第18話 (2015/08/13)
- 長O「淫らな妻へ」第19話 (2015/08/18)
- 長O「淫らな妻へ」第20話 (2015/08/25)
- 長O「淫らな妻へ」第21話 (2015/09/23)
- 長O「淫らな妻へ」第22話 (2015/10/29)
- 長O「淫らな妻へ」第23話 (2015/11/07)
- 長O「淫らな妻へ」第24話 (2015/11/24)
- 長O「淫らな妻へ」第25話 (2015/12/02)
コメント
コメントの投稿