長W《妻との性的関係》第1節第1章その3 03
長W《妻との性的関係》第1節第1章その3 03
今、客観的にみれば、妻の栞(しおり29歳)の浮気を疑うべきだったと私(蓮見邦弘37歳)は思っています。しかし、当時は、妻の堅物さを知っていた私には疑いはすれど決してそんなことはないと信じていました。
いつもの週末のように、妻にセックスを求めて、いつものように理由を付けられて断られた私は、翌日の日曜日に妻のナマの身体がどうしても見たくなり、栞が入浴しているときに、風呂に無理やり入ることを計画します。一緒に風呂に入ろうと、私が裸になり浴室のすりガラスの開き戸をおもむろに開けたときに、まずビックリしたのは栞の悲鳴に近い驚きの声でした。湯船に満たされていたお湯は、入浴剤で淡い茶色になっています。
その声にびっくりして、つい「ごめん。」と謝ったら、矢継ぎ早に『だめ、出て!』『早く出て行って!』と大声で言われ、迫力負けした感じで、私はすごすごとドアを閉めました。栞の声は風呂場のエコーのせいで、余計大きく聞こえた気がします。
それでも、茶色のお湯で満たされた湯船に浸かっている栞の身体を、はっきりと見ました。少し小ぶりですが、たわわな妻の胸に視線が集中します。自慰のための妄想の中で妻の身体を何度も見ていた私は色白の栞の胸が今までにもましてすごくかわいく見えました。
ただ、1点だけ、なにかがいつもと違うことにも気づきます。ドアの開閉という一瞬の出来事で、しかも入浴剤で茶色になったお湯で屈折してうまくは見えませんでしたけど、妻の陰毛が見えなかったことに気づきました。
ドアを閉めた後で、たしかに陰毛が無かったことについて、自分の中で整理をつけるまで、それほど時間はかかりませんでした。その認識と同時に、自分でもわかるほどの鼓動を感じ、一瞬の間に妻の栞が陰毛を誰かに剃られていると確信をしました。
ほんとに一瞬の出来事で、その一瞬にいろんな可能性が頭をよぎり、次々と可能性が打ち消され、最後に残った結論として、誰かに剃られたということ以外には考えられませんでした。考えている間、突然鼓動が激しくなり、頭で考えているスピード以上に、直感的に結論に到達します。私は風呂に入らないまま、また下着をつけ、さっき脱ぎ捨てたスウェットを着なおして、何も見なかったことにして、ベッドに入りました。
少ししてから栞が風呂から上がってきて、『もう急に入ってきたら、びっくりするでしょ!』という声を掛け布団越しに聞いて、「ああ、さっきはごめん。」と謝りました。その日は勃起もせずに、自慰もせずに、静かにふとんに包(くる)まります。妻が寝静まった後も、夜なか中、それ以外の可能性を何度も考えては、可能性が打ち消されるということを繰り返していました。
2015/09/25
今、客観的にみれば、妻の栞(しおり29歳)の浮気を疑うべきだったと私(蓮見邦弘37歳)は思っています。しかし、当時は、妻の堅物さを知っていた私には疑いはすれど決してそんなことはないと信じていました。
いつもの週末のように、妻にセックスを求めて、いつものように理由を付けられて断られた私は、翌日の日曜日に妻のナマの身体がどうしても見たくなり、栞が入浴しているときに、風呂に無理やり入ることを計画します。一緒に風呂に入ろうと、私が裸になり浴室のすりガラスの開き戸をおもむろに開けたときに、まずビックリしたのは栞の悲鳴に近い驚きの声でした。湯船に満たされていたお湯は、入浴剤で淡い茶色になっています。
その声にびっくりして、つい「ごめん。」と謝ったら、矢継ぎ早に『だめ、出て!』『早く出て行って!』と大声で言われ、迫力負けした感じで、私はすごすごとドアを閉めました。栞の声は風呂場のエコーのせいで、余計大きく聞こえた気がします。
それでも、茶色のお湯で満たされた湯船に浸かっている栞の身体を、はっきりと見ました。少し小ぶりですが、たわわな妻の胸に視線が集中します。自慰のための妄想の中で妻の身体を何度も見ていた私は色白の栞の胸が今までにもましてすごくかわいく見えました。
ただ、1点だけ、なにかがいつもと違うことにも気づきます。ドアの開閉という一瞬の出来事で、しかも入浴剤で茶色になったお湯で屈折してうまくは見えませんでしたけど、妻の陰毛が見えなかったことに気づきました。
ドアを閉めた後で、たしかに陰毛が無かったことについて、自分の中で整理をつけるまで、それほど時間はかかりませんでした。その認識と同時に、自分でもわかるほどの鼓動を感じ、一瞬の間に妻の栞が陰毛を誰かに剃られていると確信をしました。
ほんとに一瞬の出来事で、その一瞬にいろんな可能性が頭をよぎり、次々と可能性が打ち消され、最後に残った結論として、誰かに剃られたということ以外には考えられませんでした。考えている間、突然鼓動が激しくなり、頭で考えているスピード以上に、直感的に結論に到達します。私は風呂に入らないまま、また下着をつけ、さっき脱ぎ捨てたスウェットを着なおして、何も見なかったことにして、ベッドに入りました。
少ししてから栞が風呂から上がってきて、『もう急に入ってきたら、びっくりするでしょ!』という声を掛け布団越しに聞いて、「ああ、さっきはごめん。」と謝りました。その日は勃起もせずに、自慰もせずに、静かにふとんに包(くる)まります。妻が寝静まった後も、夜なか中、それ以外の可能性を何度も考えては、可能性が打ち消されるということを繰り返していました。
2015/09/25
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