『妻の貸し出し』 パート49
短A『妻の貸し出し』パート49
目的の場所へ向かう間に、ウキウキしている自分に驚く。と同時に少し嫌悪した。(昨夜のせいだろうか?それともセクシーな下着を着けて、夫以外の男の人に会うからだろうか?要君には言わなかったが前のデートにも(パート4)自分で買った高級な下着を身に着けていたのだ。そんな甘くなったガードが(パート8)キスを許してしまう一因だったかも?)
△△駅前のコインパークに車を駐車させる。約束の時間まで15分あったが、スタバに入店をするが、まだ高橋主任の姿はない。ちょっと暑かったので、レジカウンターでキャラメル フラペチーノを求めた。10時5分前に高橋主任が現れる。あれ以来、日常の挨拶や業務の打ち合わせで話をするが面と向かっての会話だから緊張する。『お先にいただいてます。』と告げ、『なに飲まれます?』と聞いてみる。「あっごめん。呼んでおいて遅れて、注文は自分でするよ。それよりそれレシートあります?」と謝ってきた。『いえいえいいです。この間も御馳走していただいたので・・』と丁寧に断る。
高橋主任はカフェ モカ(アイス)を持って戻ってきた。美玖は『忘れてました!お早うございます。』「あっそうだね。おはよう。」と挨拶を交わす。暫(しば)し10秒ほど沈黙。(内心まるで中学生のデートか!って思った。)高橋が「この前はすいませんでした。」と神妙な顔で謝ってきた。『そうですよ。驚きました主任が・・。うっふふ大丈夫ですよ。もう忘れました。』と言うと、驚いて「えっ~忘れてしまうキスだったんですか?」と声を張る。
美玖が『主任!声が・・・。』と注意をした。「あっごめん。」って周囲を見渡している。高橋が一度座っている椅子を前に出して「伊藤さん。今日はお休みのところわざわざ出かけて来て頂き恐縮次第であります。」と一夜漬けの受験生の暗記みたいにしゃべりだす。「え~と本日は・・・。」美玖はその演説を中断させた。
『もっと普通におしゃべりしません?』と笑う。「すまん。緊張してるな。」と言いながらカフェ モカを一気に飲み干す。「うん。すこし落ち着いた。時間もないからズバリ言う。君と付き合いたいんだ。どうかな?」と言い出す。
美玖は呆れて『主任、私は人妻ですよ。忘れていません?』と返答した。「もちろん。承知しているよ。なにも君をご主人から奪うつもりはさらさらない。結婚も考えていない。セフレとも違う。ただ、短時間でいいから一緒にいてほしいんだ。君からすればわけのわからない提案だと思う。君の自由になる時間の範囲で付き合ってほしい。変な意味に取らないでほしいけどお金も支払う。伊藤君どうだろう?」あまりの内容と早口で捲くし立てられたので美玖の頭の中は混乱した。
目的の場所へ向かう間に、ウキウキしている自分に驚く。と同時に少し嫌悪した。(昨夜のせいだろうか?それともセクシーな下着を着けて、夫以外の男の人に会うからだろうか?要君には言わなかったが前のデートにも(パート4)自分で買った高級な下着を身に着けていたのだ。そんな甘くなったガードが(パート8)キスを許してしまう一因だったかも?)
△△駅前のコインパークに車を駐車させる。約束の時間まで15分あったが、スタバに入店をするが、まだ高橋主任の姿はない。ちょっと暑かったので、レジカウンターでキャラメル フラペチーノを求めた。10時5分前に高橋主任が現れる。あれ以来、日常の挨拶や業務の打ち合わせで話をするが面と向かっての会話だから緊張する。『お先にいただいてます。』と告げ、『なに飲まれます?』と聞いてみる。「あっごめん。呼んでおいて遅れて、注文は自分でするよ。それよりそれレシートあります?」と謝ってきた。『いえいえいいです。この間も御馳走していただいたので・・』と丁寧に断る。
高橋主任はカフェ モカ(アイス)を持って戻ってきた。美玖は『忘れてました!お早うございます。』「あっそうだね。おはよう。」と挨拶を交わす。暫(しば)し10秒ほど沈黙。(内心まるで中学生のデートか!って思った。)高橋が「この前はすいませんでした。」と神妙な顔で謝ってきた。『そうですよ。驚きました主任が・・。うっふふ大丈夫ですよ。もう忘れました。』と言うと、驚いて「えっ~忘れてしまうキスだったんですか?」と声を張る。
美玖が『主任!声が・・・。』と注意をした。「あっごめん。」って周囲を見渡している。高橋が一度座っている椅子を前に出して「伊藤さん。今日はお休みのところわざわざ出かけて来て頂き恐縮次第であります。」と一夜漬けの受験生の暗記みたいにしゃべりだす。「え~と本日は・・・。」美玖はその演説を中断させた。
『もっと普通におしゃべりしません?』と笑う。「すまん。緊張してるな。」と言いながらカフェ モカを一気に飲み干す。「うん。すこし落ち着いた。時間もないからズバリ言う。君と付き合いたいんだ。どうかな?」と言い出す。
美玖は呆れて『主任、私は人妻ですよ。忘れていません?』と返答した。「もちろん。承知しているよ。なにも君をご主人から奪うつもりはさらさらない。結婚も考えていない。セフレとも違う。ただ、短時間でいいから一緒にいてほしいんだ。君からすればわけのわからない提案だと思う。君の自由になる時間の範囲で付き合ってほしい。変な意味に取らないでほしいけどお金も支払う。伊藤君どうだろう?」あまりの内容と早口で捲くし立てられたので美玖の頭の中は混乱した。
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