長11〖Mの彼女と彼氏の僕〗その3
長11〖Mの彼女と彼氏の僕〗その3
その2
その後も今井沙羅(いまい・さら:21歳)のバイト先に飲みに行くと、たびたびその男を見かけます。決まって同じ席。それはカウンターの端で、奥の調理場とホールをつなぐ従業員の出入口近くの席でした。従業員が忙しく出入りするのを、男は静かに笑顔で観ながら酒を口に運んでいます。
店が少し落ち着くと、男は従業員に話しかけました。すると、男女問わず笑顔で男と会話をします。《なんだ、沙羅だけにじゃないのか・・・。》と、少し残念に思います。その男は、年齢は40代くらいだろうか? スラッと背が高く、眼鏡と白髪混じりの短髪。柔和な笑顔に細い目が印象的でした。細身に見えますが、袖から出ている腕は筋肉質に見えます。色白で太っちょの僕とは正反対で・・・ 後で沙羅に聞いた男の名前は、早坂哲朗(はやさか・てつろう:43歳)さんと分かりました。
ある日、店がとても混み合っていて早坂さんの隣に座る時がありました。早坂さんも僕(森山大志:もりやま・たいし:28歳)も静かに飲んでいますと、〔あの・・・。よくいらっしゃいますよね? ここ。〕と、早坂さんが笑顔で僕に話しかけてきます。
それがきっかけで、よく話すようになりました。そして沙羅から、『わたしの彼氏です。』って紹介された時は、早坂さんは、〔えぇぇぇ!!! ショックだぁ。沙羅ちゃんを狙っていたのにぃ・・・。〕と少し悔しがりながらも、〔うん。お似合いの二人だね。〕と言って、一人頷き乾杯をせがむ、その少し子供っぽいところも僕たちは好きになりました。
僕と沙羅のセックスにもよく早坂さんの名前が出るようになります。
『あぁぁん・・・。いいわ! 早坂さんのチンチン挿れてもらいます!! あっ、あっ、やぁぁぁ・・・。』
って言うくらいに、この頃は早坂さんで逝くようになりました・・・。それで、僕はある決断をしたのです・・・。
僕の決断・・・ それは、早坂さんに“沙羅を口説いてもらう”ことでした。いつもの通り、仕事帰りに沙羅のバイト先の居酒屋へ行きました。しばらくすると、早坂さんがやってきます。金曜日は必ずと言っていいほど、早坂さんはこの店に来られるのでした。
〔やぁ、こんばんわ。今日も一緒していいかな?〕
「こんばんわ。どうぞ。」
お店は週末ということもあり、混んでいて、沙羅は一生懸命忙しく体を動かして、顔を真っ赤にして働いています。そんななかで僕は、早坂さんに仕掛けたのでした・・・。
「沙羅、忙しそうですね(笑)。」
〔ほんとだ(笑)。顔真っ赤にして可愛いねぇ(笑)。〕
「早坂さんは、正直沙羅みたいなのは、女性としてどうですか?」
〔大志くん・・・ 最高に可愛いよ(笑)。元気で、明るくて。何より、沙羅ちゃん・・・ 綺麗だよね。〕
「・・・ありがとうございます。早坂さん、誉め上手だから、沙羅が聞いたら喜びますよ(笑)。」
〔いやぁ、ほんとに羨ましいよ(笑)。あのスベスベの肌を抱きしめたいねぇ(笑)。〕
「どうです・・・・ 抱きしめて・・・ みませんか?」
〔またまたぁ(笑)。そんなこと言うと本当に抱き締めちゃうよ(笑)。〕
「ほ、本当に・・・ あの、ど、どうですか?」
〔・・・・・・えっ!!?〕
早坂さんは、僕の言葉にすごく驚いていました・・・。 その4に続く
2018/05/26
その2
その後も今井沙羅(いまい・さら:21歳)のバイト先に飲みに行くと、たびたびその男を見かけます。決まって同じ席。それはカウンターの端で、奥の調理場とホールをつなぐ従業員の出入口近くの席でした。従業員が忙しく出入りするのを、男は静かに笑顔で観ながら酒を口に運んでいます。
店が少し落ち着くと、男は従業員に話しかけました。すると、男女問わず笑顔で男と会話をします。《なんだ、沙羅だけにじゃないのか・・・。》と、少し残念に思います。その男は、年齢は40代くらいだろうか? スラッと背が高く、眼鏡と白髪混じりの短髪。柔和な笑顔に細い目が印象的でした。細身に見えますが、袖から出ている腕は筋肉質に見えます。色白で太っちょの僕とは正反対で・・・ 後で沙羅に聞いた男の名前は、早坂哲朗(はやさか・てつろう:43歳)さんと分かりました。
ある日、店がとても混み合っていて早坂さんの隣に座る時がありました。早坂さんも僕(森山大志:もりやま・たいし:28歳)も静かに飲んでいますと、〔あの・・・。よくいらっしゃいますよね? ここ。〕と、早坂さんが笑顔で僕に話しかけてきます。
それがきっかけで、よく話すようになりました。そして沙羅から、『わたしの彼氏です。』って紹介された時は、早坂さんは、〔えぇぇぇ!!! ショックだぁ。沙羅ちゃんを狙っていたのにぃ・・・。〕と少し悔しがりながらも、〔うん。お似合いの二人だね。〕と言って、一人頷き乾杯をせがむ、その少し子供っぽいところも僕たちは好きになりました。
僕と沙羅のセックスにもよく早坂さんの名前が出るようになります。
『あぁぁん・・・。いいわ! 早坂さんのチンチン挿れてもらいます!! あっ、あっ、やぁぁぁ・・・。』
って言うくらいに、この頃は早坂さんで逝くようになりました・・・。それで、僕はある決断をしたのです・・・。
僕の決断・・・ それは、早坂さんに“沙羅を口説いてもらう”ことでした。いつもの通り、仕事帰りに沙羅のバイト先の居酒屋へ行きました。しばらくすると、早坂さんがやってきます。金曜日は必ずと言っていいほど、早坂さんはこの店に来られるのでした。
〔やぁ、こんばんわ。今日も一緒していいかな?〕
「こんばんわ。どうぞ。」
お店は週末ということもあり、混んでいて、沙羅は一生懸命忙しく体を動かして、顔を真っ赤にして働いています。そんななかで僕は、早坂さんに仕掛けたのでした・・・。
「沙羅、忙しそうですね(笑)。」
〔ほんとだ(笑)。顔真っ赤にして可愛いねぇ(笑)。〕
「早坂さんは、正直沙羅みたいなのは、女性としてどうですか?」
〔大志くん・・・ 最高に可愛いよ(笑)。元気で、明るくて。何より、沙羅ちゃん・・・ 綺麗だよね。〕
「・・・ありがとうございます。早坂さん、誉め上手だから、沙羅が聞いたら喜びますよ(笑)。」
〔いやぁ、ほんとに羨ましいよ(笑)。あのスベスベの肌を抱きしめたいねぇ(笑)。〕
「どうです・・・・ 抱きしめて・・・ みませんか?」
〔またまたぁ(笑)。そんなこと言うと本当に抱き締めちゃうよ(笑)。〕
「ほ、本当に・・・ あの、ど、どうですか?」
〔・・・・・・えっ!!?〕
早坂さんは、僕の言葉にすごく驚いていました・・・。 その4に続く
2018/05/26
- 関連記事
-
- 長4〔公認デート〕その16 (2018/05/08)
- 長4〔公認デート〕その17 (2018/05/09)
- 長8〖嫁がもっと淫らになれば〗第5話 (2018/05/12)
- 長5〖ふたりのめざめ〗その14話 (2018/05/14)
- 長11〖Mの彼女と彼氏の僕〗その1 (2018/05/20)
- 長4〔公認デート〕 その18 (2018/05/24)
- 長11〖Mの彼女と彼氏の僕〗その2 (2018/05/25)
- 長11〖Mの彼女と彼氏の僕〗その3 (2018/05/26)
- 長8〖嫁がもっと淫らになれば〗第6話 (2018/06/10)
- 長11〖Mの彼女と彼氏の僕〗その4 (2018/06/21)
- 長11〖Mの彼女と彼氏の僕〗その5 (2018/06/29)
- 長4〔公認デート〕 その19 (2018/07/01)
- 長11〖Mの彼女と彼氏の僕〗その6 (2018/07/02)
- 長3『やわらかな胸』第10話 (2018/07/11)
- 長8〖嫁がもっと淫らになれば〗第7話 (2018/07/17)
コメント
コメントの投稿