中Ⅱ26『妻の貸し出し(改作)』第17話
中Ⅱ26『妻の貸し出し(改作)』第17話
第16話 2018/06/11
妻(前島天音:まえじま・あまね:28歳)が『わかったわ。真悟君の望通りに村瀬(憲二:むらせ・けんじ:33歳)主任のお誘いを受けるよ。』って、きっぱり言い切る。その強い調子に、「ごめん。怒ったの?」と僕(前島真悟:まえじま・しんご:30歳)は天音の両手を握りしめて「嫌だったら、素直に言ってくれ。」しかし、妻は俯いたままで返事をしません。「僕に尽くしてくれる天音に我儘を押し付けて・・・。悪かった。もう二度と言わない。だから機嫌直してくれ。」と一所懸命に頼み込んだ。
すると、俯いたままの天音の口から『ふっふふ、ふっふっ・・・・』って忍び笑いが漏れてくる。“ええっ~?”何が起こっているのか解らなかった。『真悟君はそれでいいの?』
《わたしは夫のことを愛している。彼がセックスの面でわたしを満足させていないことに負担を感じていることは分かっていた。確かにアクメ(性交時の興奮の絶頂)には達していない。でもそれが何? って感じ。》
真顔で言われ、「いやっ、それ・・・・は。」と、狼狽(うろた)える夫に、『もう(笑)。真悟君が言い出したことでしょ。わたしは真悟君の奥さんだから信じて従います。たとえ旦那様が変態君でもね(笑)!』
《正直に言うと、村瀬主任との“食事”は心地よい緊張が新鮮だった。主任の優しいまなざしや言葉遣いが、自分を《女》だということを意識させた。もちろん下心も感じてはいたが、なにしろ夫公認なことに安心感があった。》
真悟が「ひどくないか。変態君って。」天音は『でもデートさせたいんでしょ? それで、つぎはどうなるかわからないよ。それでもいいのよね?』って、小悪魔風な笑みを浮かべた。
初夏の風が爽やかに開け放った窓から入ってくる。『ねぇ~真悟君。ちょっと散歩に出かけない?』との誘いに応じる。河原の遊歩道には初老のカップルや乳母車を押すファミリーが歩いていた。『気持ちいいな~。走りたい気分。あの橋まで駆けっこしない?』と、「天音は陸上が得意だから嫌だよ。」妻は高校、大学と陸上部だったし、僕はまだ脚の運動機能が回復をしていない。『ハンディあげるから、ねっ! 駆けっこしようよ。』
遊歩道に設置されたベンチで二人は、『もし真悟君が勝ったらご褒美をあげるから。』と粘る。「ご褒美って何?」天音は『それは内緒かな。』ってにっこりする。ミニスカートから伸びた長い脚をみていると全然勝てる気が起こらない。けれど、「僕に10秒呉れる?」と交渉するものの天音は『ダメダメ。せいぜい5秒です。』仕方なく僕は「わかった。それでいいよ。」と妥協した。
『じゃ勝負ね。』って妻は張り切って屈伸をしている。それから、『もし、わたしが勝ったらひとつ我儘を聞いてくれる?』って、訊ねられ、「何だよ我儘って?」訊いても、天音が『・・う~ん。それも内緒かな。うっふふ・・。』って意味ありげに僕の方へ微笑んだ。『指切りしましょう。』天音が小指を差し出す。それに僕が応じると、『約束だよ真悟君。』
5秒のハンディをもらってスタートしたけれど、橋まで残り10mで一気に追いつかれ、そのまま抜かれてしまう。ぜいぜい言いながら、「やっぱり速いな・・・・。まけた・・・・。」天音は『へへっ。約束は守ってね。』本当に笑顔だ。家に戻ると『恥ずかしいけどHな写真を撮ってほしいの。』驚くことを天音が言った。 第18話へ続く
2018/07/24
第16話 2018/06/11
妻(前島天音:まえじま・あまね:28歳)が『わかったわ。真悟君の望通りに村瀬(憲二:むらせ・けんじ:33歳)主任のお誘いを受けるよ。』って、きっぱり言い切る。その強い調子に、「ごめん。怒ったの?」と僕(前島真悟:まえじま・しんご:30歳)は天音の両手を握りしめて「嫌だったら、素直に言ってくれ。」しかし、妻は俯いたままで返事をしません。「僕に尽くしてくれる天音に我儘を押し付けて・・・。悪かった。もう二度と言わない。だから機嫌直してくれ。」と一所懸命に頼み込んだ。
すると、俯いたままの天音の口から『ふっふふ、ふっふっ・・・・』って忍び笑いが漏れてくる。“ええっ~?”何が起こっているのか解らなかった。『真悟君はそれでいいの?』
《わたしは夫のことを愛している。彼がセックスの面でわたしを満足させていないことに負担を感じていることは分かっていた。確かにアクメ(性交時の興奮の絶頂)には達していない。でもそれが何? って感じ。》
真顔で言われ、「いやっ、それ・・・・は。」と、狼狽(うろた)える夫に、『もう(笑)。真悟君が言い出したことでしょ。わたしは真悟君の奥さんだから信じて従います。たとえ旦那様が変態君でもね(笑)!』
《正直に言うと、村瀬主任との“食事”は心地よい緊張が新鮮だった。主任の優しいまなざしや言葉遣いが、自分を《女》だということを意識させた。もちろん下心も感じてはいたが、なにしろ夫公認なことに安心感があった。》
真悟が「ひどくないか。変態君って。」天音は『でもデートさせたいんでしょ? それで、つぎはどうなるかわからないよ。それでもいいのよね?』って、小悪魔風な笑みを浮かべた。
初夏の風が爽やかに開け放った窓から入ってくる。『ねぇ~真悟君。ちょっと散歩に出かけない?』との誘いに応じる。河原の遊歩道には初老のカップルや乳母車を押すファミリーが歩いていた。『気持ちいいな~。走りたい気分。あの橋まで駆けっこしない?』と、「天音は陸上が得意だから嫌だよ。」妻は高校、大学と陸上部だったし、僕はまだ脚の運動機能が回復をしていない。『ハンディあげるから、ねっ! 駆けっこしようよ。』
遊歩道に設置されたベンチで二人は、『もし真悟君が勝ったらご褒美をあげるから。』と粘る。「ご褒美って何?」天音は『それは内緒かな。』ってにっこりする。ミニスカートから伸びた長い脚をみていると全然勝てる気が起こらない。けれど、「僕に10秒呉れる?」と交渉するものの天音は『ダメダメ。せいぜい5秒です。』仕方なく僕は「わかった。それでいいよ。」と妥協した。
『じゃ勝負ね。』って妻は張り切って屈伸をしている。それから、『もし、わたしが勝ったらひとつ我儘を聞いてくれる?』って、訊ねられ、「何だよ我儘って?」訊いても、天音が『・・う~ん。それも内緒かな。うっふふ・・。』って意味ありげに僕の方へ微笑んだ。『指切りしましょう。』天音が小指を差し出す。それに僕が応じると、『約束だよ真悟君。』
5秒のハンディをもらってスタートしたけれど、橋まで残り10mで一気に追いつかれ、そのまま抜かれてしまう。ぜいぜい言いながら、「やっぱり速いな・・・・。まけた・・・・。」天音は『へへっ。約束は守ってね。』本当に笑顔だ。家に戻ると『恥ずかしいけどHな写真を撮ってほしいの。』驚くことを天音が言った。 第18話へ続く
2018/07/24
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