短Y[嫁の歓びは僕の喜び]第2回
第1回 20181128
その日、嫁(原田結衣:はらだ・ゆい:29歳)は朝早くから念入りな化粧を始め少し照れながらもセクシーな新しい下着を身につけ、見違えるような美しさに変身します。僕(原田弘人:はらだ・ひろと:32歳)はそれを期待していたわけではないにしても女とは可愛いものだと思いました。それから遅くなることを認め送り出します。
その夜、僕はそわそわしながらもテレビを見ていました。ただ、ほとんどうつろな状態で何も覚えていません。やはり結衣のことが気になっていたからで、まさかはあり得ないとしても遅すぎると掛け時計に目がいってしまいました。
既に午後11時を過ぎていたからです。でも決して嫁の携帯電話にかけようとは思いませんでした。それは夫としての寛大な態度を見せるプライドがあったからです。そして、嫁からはラインも電話がありませんでした、僕が認めただけに時間を気にしないでいたのでしょう。
僕はときおりアダルトビデオを借りてきて見ていますが数年前までは嫁に隠れて見ていました。結衣がアダルトビデオを毛嫌いしておりそれを見ること事体を毛嫌いしていたからです。しかし、最近は夜の営みをする前には二人で外人モノや人妻モノを見て刺激を感じてからすることが癖になっていました。
最近のレンタルショップは特に〖人妻もの〗が多くあり、浮気や不倫など多種多様な内容があり一緒に見ていると結衣が『最近の主婦ってすごいね。』などと言うようになります。僕はセックスの最中はアダルト出演の主婦と結衣をダブらせてしまうことが度々起こるようになっていました。フェラチオなどあまり積極的でなかった嫁もアダルトビデオを見るようになってからは結構積極的になります。昼は淑女のごとく、夜は娼婦のごとくの嫁が理想的であっただけに僕はうれしかった。
そのうち、結衣がほかの男とアダルトビデオに出てくるような浮気をしたらと想像すると変に勃起するようになります。それは嫁には絶対に言えないことでした。しかし、その期待が日増しに膨らんできます。だが、実際に結衣が僕以外の男性と食事をして相談に乗ることだけで嫉妬心が燃えたぎることに我ながら驚きました。
その夜、嫁は午前1時を過ぎた頃に帰ってきます。僕が起きていたことに謝りながらも一部始終を話してくれました。居酒屋でお酒を飲みながらの食事、そのシテイホテルのスカイラウンジでゆっくりと話をしたと、内容は一緒に仕事していたころが一番楽しかったとか、今は上司が仕事できなくて困惑しているとか、早く戻って一緒にチームを組みたいとか、結衣は甲斐翔太(かい:しょうた:27歳)君の愚痴を聞いてあげたそうです。 3回に続く
20190514
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