短Y[嫁の歓びは僕の喜び]第3回
短Y[嫁の歓びは僕の喜び]第3回
第2回 20190514
シテイホテルのスカイラウンジでゆっくりと嫁(原田結衣:はらだ・ゆい:29歳)は甲斐翔太(かい:しょうた:27歳)君の愚痴を聞いてあげます。内容は一緒に仕事していたころが一番楽しかったとか、今は上司が仕事できなくて困惑しているとか、早く戻って一緒にチームを組みたいとか、などでした。
結衣はスカイラウンジから見る夜景でロマンチックな気分になってしまいドキドキしてしまいます。そぬちに甲斐君の話は仕事を離れて嫁のような女性と結婚したい。もしも旦那さんと別れるようなことがあったらぼくと結婚してほしい。子供も引き取るなど、具体的な告白をされたと笑って言いました。
そして別れ際に〔もう一度逢いたい。〕と言われて嫁は悩んでしまったようです。やはり甲斐君は結衣のことが大好きなようで嫁も好意を持っていることはわかっていましたので僕(原田弘人:はらだ・ひろと:32歳)は複雑な心境でした。
「いいじゃないか、また逢ってあげれば。」そういうと嫁は『ええ! 本当にいいの?』って驚きながらも僕の言葉に素直に喜びます。《きっと次に逢う時は新たな進展がある。》と心のどこかで期待していたのかも知れません。甲斐君はきっと嫁を誘惑するだろう、結衣もそれを望んでいるかも知れない、そう考えると不思議と勃起状態になりつつありました。
その晩はお風呂に入りたいという嫁をそのまま寝室へ連れて行き衣服のまま、犯すようにセックスをします。結衣は今までにないほど濡れておりまた感じ方も驚くほどイキまくりました。目を閉じてイク顔を見ているときっと甲斐君に抱かれていることを想像しながらしているのではと思います。
久しぶりの激しいセックスの余韻の後に僕は嫁の心を探ろうと質問をしました。
「もしも甲斐君と今度逢ったときにホテルへ誘われたらどうする?」
『馬鹿ねえ、そんなこと言わないわよ。』
「もしも、だよ。」
『・・・そうねえ、分からないわ、その時になってみないと。』
「ということはするかも知れないってことかな?」
『そんなことしたらあなたは離婚するでしょ。』
「しないよ、結衣を許すかもしれない。」
『へえ、信じられないわ。嫁の浮気を許す男なんてこの世にいるのかしら・・。』
「まあ、その時になってみないとわからないけどな。」
『やっぱりそうでしょ。でも実際にわたしが浮気したら大変なことになるでしょね、きっと。』
結衣は僕に離婚されることが怖かったようです。でも僕が浮気を許すかも知れないことから、甲斐君との交際を進めたい気持ちを嫁はもったのでした。 第4回につづく
20190523
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