短R〚受け入れた妻〛第8回(最終回)
短R〚受け入れた妻〛第8回(最終回)
第7回
〔はぁぁ・・・。〕権藤恭平(45歳)さんは、深いため息をつくと、小さな声で続けました。〔わたしは・・・奥様(幸代)を抱いてしまったのです。〕
私(小野学32歳)は、目をそらさず、権藤さんの顔を見つめました。
〔奥様の健気な奉仕にも、私は、射精することができず、射精に至らない自分に対する葛藤のようなものを感じました。もちろん独りよがりな葛藤です。〕
権藤さんは、私から視線をそらすように、再び目を閉じます。それでも、彼はありのままを言い続けます。胸のうちを振り絞ります。
〔回復した分身に、射精、そして、女体という更に至上の喜びを与えたいという衝動、今そばに居る奥様を抱いてみたいという欲望、全てが入り混じったとき、思わず、“奥様を抱かせてください。“と口にしていました。私は、なんとか奥様を言いくるめようと、必死でした。〕
こんな気持ちで、あの場に居たのかと・・・衝撃的でした。
〔優しい奥様は、私の無理な願い事を、旦那様にはもちろん秘密の上、ゴムをつけるという条件と引き換えに、承諾をしてくださいました。悪いのは私です。奥様の優しさに付け込んだのです。〕
権藤さんの話は止まりません。罪悪感からなのか、全てを告白しなければならないかのように喋り続けます。
〔恥ずかしいからと、パンティだけを脱いだ奥様の中に私は挿入しました。奥様の中は、暖かく、私のペニスを優しく包み込みました。まるで、再び、童貞を失ったような気持ちでした。引き抜こうとすると、私のイチモツに奥様が絡み付いて、腰砕けになりそうでした。突き上げる度、服の上からも乳房が揺れるのがわかり、しばらくすると、奥様の頬がうっすらと桃色に染まって、じんわり汗を吹き出していく様子に益々欲情してしまいました・・・。〕
〔たまらず、私は欲望に任せるまま、奥様の足を担ぎ上げ、己の肉塊を打ち付けました。
その時の眉間を寄せた奥様の表情が悩ましく見えたこと・・・。奥様が私にしがみついて、身体が密着し、私は一つになりました。全てが最高でした。〕
興奮が極まっていき、権藤さんの言葉の一つ一つが次第に力強くなっていきます。
〔私は思わず、いい、いいと連発しました。それからは、無我夢中です。射精の感覚が近づいているのがわかりました。久方ぶりの射精です。しかも、奥様というすばらしい方を相手にしての射精。私は幸福感に包まれたまま、絶頂を迎えました。〕
すこし間を空けた後、権藤さんはゆっくりと続けました。
〔行為の後、奥様は、コンドームを処理してくれました。実にけなげな奥様ですね・・・。そんな奥様を見ているとムラムラとしてきて・・・、射精したペニスを口で清めて下さいますか?と、私は口に出してしまいました。〕
まさか、私が立ち去った後にこんなことがあったとは知りませんでした。私の手がじんわりと汗ばんでいきます。
「口にですか・・・。」
喫茶店に入った時の様な余裕は少なくなり、私は沈黙を破らざるを得ませんでした。
〔ええ、口にです。すみません・・わたしは取り乱していたのです。もちろん、奥様は一瞬驚いたような顔をされていました。けれども、優しさからでしょう、ソファーに腰掛けたわたしのペニスを口に含んでくれました。〕
ソファーに腰掛ける権藤さんの股間に顔を埋める妻(小野幸代30歳)の姿が浮かびました。なんとも強烈な光景です。
〔なれない様子でしたが、搾り取るように咥えつつ、舌で舐め取ってくれました・・・。〕
文字通り妻の幸代は清めたわけです。信じられませんでした。けれども、あの場の雰囲気で親切心が極まってということも否定できません。
〔モゴモゴとぎこちなく口を動かす奥様・・・。奥様の口の中に私の残り汁が入っているのがわかりました。私は不思議な衝動に駆られて、奥様の唇を奪って舌を入れてしまいました。実に変態的な行為です。〕
なんと、清めた幸代の口の中に・・・。私は想定外のことに唖然としました。
〔私は、奥様の舌に自分の舌を絡みつかせました。奥様はあっけにとられて、為すがままそれを受け入れられました・・・。〕
“受け入れた”、この一言に、私は脳髄をハンマーで直接叩かれたような衝撃が走ります。想定外の行為は、更に、信じられない結果を生むのではないか、つまり、また交わるのではないか・・・と頭に疑念がよぎります。もしそうであれば、今度は最初の奉仕としての行為でなく、男女の情事そのものであることは認めざるを得ない・・・。
〔奥様とわたしの舌はザーメンを絡めあってグチャグチャと卑猥な音を立てていました。私は、もう、どうしようもないくらい興奮をしていました。〕
私の心拍数は確実に上がっていっていきます。そんな戸惑いをよそに権藤さんは話しを続けました。
〔しかし、唇を離すと、奥様は、『もう、堪忍してください。また、これ以上は・・・。』と困った顔をされました。そこで、わたしはやっと我に帰ったのです。〕
私は、軌道修正をした妻に内心ホッとしました。
〔性欲とは恐ろしいものです。最初は、わたし一人で押さえこまなければならない欲望だったのに、奥様の優しさに付け込んで、あれよ、あれよと、奥様を・・・。もう、弁解の仕様はありません。〕
この懺悔の気持ちを伝えるために、あの場所で、彼は私を待っていたのでしょう。 完
2015/10/10
第7回
〔はぁぁ・・・。〕権藤恭平(45歳)さんは、深いため息をつくと、小さな声で続けました。〔わたしは・・・奥様(幸代)を抱いてしまったのです。〕
私(小野学32歳)は、目をそらさず、権藤さんの顔を見つめました。
〔奥様の健気な奉仕にも、私は、射精することができず、射精に至らない自分に対する葛藤のようなものを感じました。もちろん独りよがりな葛藤です。〕
権藤さんは、私から視線をそらすように、再び目を閉じます。それでも、彼はありのままを言い続けます。胸のうちを振り絞ります。
〔回復した分身に、射精、そして、女体という更に至上の喜びを与えたいという衝動、今そばに居る奥様を抱いてみたいという欲望、全てが入り混じったとき、思わず、“奥様を抱かせてください。“と口にしていました。私は、なんとか奥様を言いくるめようと、必死でした。〕
こんな気持ちで、あの場に居たのかと・・・衝撃的でした。
〔優しい奥様は、私の無理な願い事を、旦那様にはもちろん秘密の上、ゴムをつけるという条件と引き換えに、承諾をしてくださいました。悪いのは私です。奥様の優しさに付け込んだのです。〕
権藤さんの話は止まりません。罪悪感からなのか、全てを告白しなければならないかのように喋り続けます。
〔恥ずかしいからと、パンティだけを脱いだ奥様の中に私は挿入しました。奥様の中は、暖かく、私のペニスを優しく包み込みました。まるで、再び、童貞を失ったような気持ちでした。引き抜こうとすると、私のイチモツに奥様が絡み付いて、腰砕けになりそうでした。突き上げる度、服の上からも乳房が揺れるのがわかり、しばらくすると、奥様の頬がうっすらと桃色に染まって、じんわり汗を吹き出していく様子に益々欲情してしまいました・・・。〕
〔たまらず、私は欲望に任せるまま、奥様の足を担ぎ上げ、己の肉塊を打ち付けました。
その時の眉間を寄せた奥様の表情が悩ましく見えたこと・・・。奥様が私にしがみついて、身体が密着し、私は一つになりました。全てが最高でした。〕
興奮が極まっていき、権藤さんの言葉の一つ一つが次第に力強くなっていきます。
〔私は思わず、いい、いいと連発しました。それからは、無我夢中です。射精の感覚が近づいているのがわかりました。久方ぶりの射精です。しかも、奥様というすばらしい方を相手にしての射精。私は幸福感に包まれたまま、絶頂を迎えました。〕
すこし間を空けた後、権藤さんはゆっくりと続けました。
〔行為の後、奥様は、コンドームを処理してくれました。実にけなげな奥様ですね・・・。そんな奥様を見ているとムラムラとしてきて・・・、射精したペニスを口で清めて下さいますか?と、私は口に出してしまいました。〕
まさか、私が立ち去った後にこんなことがあったとは知りませんでした。私の手がじんわりと汗ばんでいきます。
「口にですか・・・。」
喫茶店に入った時の様な余裕は少なくなり、私は沈黙を破らざるを得ませんでした。
〔ええ、口にです。すみません・・わたしは取り乱していたのです。もちろん、奥様は一瞬驚いたような顔をされていました。けれども、優しさからでしょう、ソファーに腰掛けたわたしのペニスを口に含んでくれました。〕
ソファーに腰掛ける権藤さんの股間に顔を埋める妻(小野幸代30歳)の姿が浮かびました。なんとも強烈な光景です。
〔なれない様子でしたが、搾り取るように咥えつつ、舌で舐め取ってくれました・・・。〕
文字通り妻の幸代は清めたわけです。信じられませんでした。けれども、あの場の雰囲気で親切心が極まってということも否定できません。
〔モゴモゴとぎこちなく口を動かす奥様・・・。奥様の口の中に私の残り汁が入っているのがわかりました。私は不思議な衝動に駆られて、奥様の唇を奪って舌を入れてしまいました。実に変態的な行為です。〕
なんと、清めた幸代の口の中に・・・。私は想定外のことに唖然としました。
〔私は、奥様の舌に自分の舌を絡みつかせました。奥様はあっけにとられて、為すがままそれを受け入れられました・・・。〕
“受け入れた”、この一言に、私は脳髄をハンマーで直接叩かれたような衝撃が走ります。想定外の行為は、更に、信じられない結果を生むのではないか、つまり、また交わるのではないか・・・と頭に疑念がよぎります。もしそうであれば、今度は最初の奉仕としての行為でなく、男女の情事そのものであることは認めざるを得ない・・・。
〔奥様とわたしの舌はザーメンを絡めあってグチャグチャと卑猥な音を立てていました。私は、もう、どうしようもないくらい興奮をしていました。〕
私の心拍数は確実に上がっていっていきます。そんな戸惑いをよそに権藤さんは話しを続けました。
〔しかし、唇を離すと、奥様は、『もう、堪忍してください。また、これ以上は・・・。』と困った顔をされました。そこで、わたしはやっと我に帰ったのです。〕
私は、軌道修正をした妻に内心ホッとしました。
〔性欲とは恐ろしいものです。最初は、わたし一人で押さえこまなければならない欲望だったのに、奥様の優しさに付け込んで、あれよ、あれよと、奥様を・・・。もう、弁解の仕様はありません。〕
この懺悔の気持ちを伝えるために、あの場所で、彼は私を待っていたのでしょう。 完
2015/10/10
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