〚受け入れた妻〛第2回
短R〚受け入れた妻〛第2回
打ち明けてから、そう経たないうちに、決行の日が決まり、それはやってきました。妻の幸代に話すまでの日々を考えると、あっという間です。当日、三人は言葉を交わすこともなく、打ち合わせの通り、リビングに二人を残して、私は家を後にしました…。
なんとも後味の悪いことだろう…。この不安で中に浮いた気持ちは何なのだろう…。権藤さんの願望が破綻すればいいような、成功すればいいような複雑な気持ちです。やがて、居ても立っても居られなくなった私は、すぐさま家に戻りました。二人に悟られないようにこっそりと、物音を立てずに、気配を気にしながら家の奥へ奥へと私は一心不乱に歩を進めます・・・。そして、そっとリビングの襖の間から中を窺いました。
蛍光灯は最小にまで落としてあり、部屋は薄暗いオレンジ色に染まっています。けれども、視野はさほど不自由せず、二人の表情まで識別できます。むしろ、独特な雰囲気を醸して淫靡です。権藤さんと妻は並んで、ソファーに腰かけていました。妻は権藤さんの左隣にいて、二人の距離はつかず離れずと言った感じです。
妻を気遣ってか、権藤さんの股間部には膝掛けが被せてあります。ただ、膝までズボンとトランクスが下がっており、恐らく、腰掛けの下では、ペニスが顕わになっているはずです。下をうつむいていた妻は、慣れない様子で膝掛けの中に手を入れます。〔あぁ…。〕と権藤さんが低く短い声を上げます。妻の手が権藤さんのモノに触れたのでしょう。あの下で幸代の手が…、指先が…、他人の肉棒に触れているかと思うと心臓が破裂しそうな思いです。
やがて、膝掛けがゴソゴソと左右に動き出しました。二人とも無言の状態で、私の所からは知るすべは無いようです。あの布切れの下で、なにが行われているのか…、気になって仕方ありません。私のそんな思いをよそに、沈黙の中で膝掛けはしばらく動き続けます。
そんな中、権藤さんが唐突に口を開きました。〔す、すみません、奥さん。もう少しで…。〕《もう少し》という意味は何なのか?(まさか…、もう射精をするのだろうか?)…と、一瞬体が硬直しました。『えぇ…大きくなってきていますよ。』妻が恥ずかしそうに答えます。
私はそれで先程の言葉の意味を悟りました。確かに、膝掛けの真ん中あたりは、テントをはっているかのようです。〔奥さん、ありがとうございます。私一人ではこんなに早くには大きくなりません。〕当然、妻を思ってするよりも、その当の本人にされた方が、効果は一目瞭然でしょう。〔本当にありがとうございます。〕と繰り返します。
権藤さんは心底嬉しそうです。奥さまを亡くされ、精神的に弱くなっていた男性機能の回復を、妻の手により確実なものとし、男性としての誇りを取り戻しつつある。そんな様子が彼の笑顔に表れていて、それは一種の清涼感さえ感じさせました。
『いえいえ、私は…。』妻はなんと返答していいのかわからないようです。普通の主婦には、男性器を勃起させて、お礼を言われた経験なんてあるはずがありません。もっとも、妻の親切心が報われたのは間違いなく、妻の幸代も悪い気はしていないでしょう。
また一仕事始めるかといった感じで、再び妻はごそごそやりはじめました。さっきまでとは違う大きな動き・・・、扱(しご)いているのでしょうか?しかし、その動きのせいで腰掛けは少しずり落ちたかと思うと、すぐにはだけてしまいました。
明らかになる腰掛けの下…。妻の右手が権藤さんのアレを握り締めています。権藤さんの穏和な性格とはかなりギャップのある大きめの逞しいペニスをです。私はその状況に頭がクラクラになりそうでした。
腰掛けをまた掛けますが、再びはだけてしまう始末・・・。終には腰掛けなしになりました。妻はゆっくりと上下に動かしています。実にぎこちない手つきです。手で男性自身を満足させるなんて経験はないでしょう。それでも、心を込めてただただ妻は扱きました。
2014/11/14
打ち明けてから、そう経たないうちに、決行の日が決まり、それはやってきました。妻の幸代に話すまでの日々を考えると、あっという間です。当日、三人は言葉を交わすこともなく、打ち合わせの通り、リビングに二人を残して、私は家を後にしました…。
なんとも後味の悪いことだろう…。この不安で中に浮いた気持ちは何なのだろう…。権藤さんの願望が破綻すればいいような、成功すればいいような複雑な気持ちです。やがて、居ても立っても居られなくなった私は、すぐさま家に戻りました。二人に悟られないようにこっそりと、物音を立てずに、気配を気にしながら家の奥へ奥へと私は一心不乱に歩を進めます・・・。そして、そっとリビングの襖の間から中を窺いました。
蛍光灯は最小にまで落としてあり、部屋は薄暗いオレンジ色に染まっています。けれども、視野はさほど不自由せず、二人の表情まで識別できます。むしろ、独特な雰囲気を醸して淫靡です。権藤さんと妻は並んで、ソファーに腰かけていました。妻は権藤さんの左隣にいて、二人の距離はつかず離れずと言った感じです。
妻を気遣ってか、権藤さんの股間部には膝掛けが被せてあります。ただ、膝までズボンとトランクスが下がっており、恐らく、腰掛けの下では、ペニスが顕わになっているはずです。下をうつむいていた妻は、慣れない様子で膝掛けの中に手を入れます。〔あぁ…。〕と権藤さんが低く短い声を上げます。妻の手が権藤さんのモノに触れたのでしょう。あの下で幸代の手が…、指先が…、他人の肉棒に触れているかと思うと心臓が破裂しそうな思いです。
やがて、膝掛けがゴソゴソと左右に動き出しました。二人とも無言の状態で、私の所からは知るすべは無いようです。あの布切れの下で、なにが行われているのか…、気になって仕方ありません。私のそんな思いをよそに、沈黙の中で膝掛けはしばらく動き続けます。
そんな中、権藤さんが唐突に口を開きました。〔す、すみません、奥さん。もう少しで…。〕《もう少し》という意味は何なのか?(まさか…、もう射精をするのだろうか?)…と、一瞬体が硬直しました。『えぇ…大きくなってきていますよ。』妻が恥ずかしそうに答えます。
私はそれで先程の言葉の意味を悟りました。確かに、膝掛けの真ん中あたりは、テントをはっているかのようです。〔奥さん、ありがとうございます。私一人ではこんなに早くには大きくなりません。〕当然、妻を思ってするよりも、その当の本人にされた方が、効果は一目瞭然でしょう。〔本当にありがとうございます。〕と繰り返します。
権藤さんは心底嬉しそうです。奥さまを亡くされ、精神的に弱くなっていた男性機能の回復を、妻の手により確実なものとし、男性としての誇りを取り戻しつつある。そんな様子が彼の笑顔に表れていて、それは一種の清涼感さえ感じさせました。
『いえいえ、私は…。』妻はなんと返答していいのかわからないようです。普通の主婦には、男性器を勃起させて、お礼を言われた経験なんてあるはずがありません。もっとも、妻の親切心が報われたのは間違いなく、妻の幸代も悪い気はしていないでしょう。
また一仕事始めるかといった感じで、再び妻はごそごそやりはじめました。さっきまでとは違う大きな動き・・・、扱(しご)いているのでしょうか?しかし、その動きのせいで腰掛けは少しずり落ちたかと思うと、すぐにはだけてしまいました。
明らかになる腰掛けの下…。妻の右手が権藤さんのアレを握り締めています。権藤さんの穏和な性格とはかなりギャップのある大きめの逞しいペニスをです。私はその状況に頭がクラクラになりそうでした。
腰掛けをまた掛けますが、再びはだけてしまう始末・・・。終には腰掛けなしになりました。妻はゆっくりと上下に動かしています。実にぎこちない手つきです。手で男性自身を満足させるなんて経験はないでしょう。それでも、心を込めてただただ妻は扱きました。
2014/11/14
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