長Ⅱ3『わたしを守って』第15話
長Ⅱ3『わたしを守って』第15話
〖パパー! パパってばー!〗と私(司道孝:つかさ・みちたか:36才)は娘の佳奈(かな:7才)に起こされました。もう10時近くになっています。妻は離れて寝ていました。 佳奈は、昨日は夕食を摂らずに寝てしまったので、〚もう我慢できないよ。〛と言うので、まずは車に乗せてコンビニで簡単な食事代わりのものを買って食べさせながら、戻ってバーベキューの準備を始めます。そうすると、いやでも昨夜と今朝の光景が頭に浮かんできて、次々に妄想がわき、不思議と体中が元気になりました。
ところが、妻(文乃:ふみの:33才)と藤森真一(ふじもり・しんいち:36才)のふたりは、なかなか起きてきません。顔を合わせる覚悟ができずには起きられないだろうと、私はわざと呼びには行きませんでした。「昨夜の雨の中でのテントの設営で、疲れているから。」と娘にも起こさないように 言います。
しかしバーベキューの準備も終わってしまい、娘も待ちきれなくなってきたので、まずは、妻を起こす事にしました。3人でいる時と、藤森があらわれてからの妻の様子の変化が見たかったからです。テントに歩いていく途中、ふと、今朝の妻が腕をあげた場面が頭に浮かび、何故か別の解釈がうまれてきました。
妻の文乃は、私とのセックスで高まりやフィニッシュをいつも感じ取ろうとします。だから藤森の高まりや頂点が近いことは、あの特殊な場面で集中力が異常に高まっていた筈の文乃に感じ取れなかったとは考えにくく、藤森の最後の瞬間に乳房を許してあげようとしたのではないかという思いが湧いてきました。そして、この解釈の方が、自分的にはさらに興奮を呼び、先を望む私としては、この解釈が、後に妻を騙す重要なポイントになっていきます。
妻を起こしにテントに行こうとしましたが、娘の佳奈が先にテントに入って起こしてしまいました。何気に藤森がまだ起きていない事がわかるようなセリフを考えていたのですが、 ストレートな娘の起こし方に、やはり妻は『もう少し寝かせて。』と言って起きようとしません。
娘が〚おなかが減ったよ!〛って騒ぐので仕方なく先に二人でバーベキューを始めてしまいました。そのうちに、だんだん川に行く人たちが増えてきてにぎやかになってきています。その中にカヌー教室の小集団がやってきて、そばを通って川辺に行き、大きな声で先生らしき男が説明し始めました。
〚フジモリ、持ってきていないよね。〛
娘はカヌーやモトクロスの男集団に幼い頃から接していて、妻がいやがる男言葉が多く、藤森の事も呼び捨てで、それを藤森も喜んで可愛がるのでいつの間にか〚フジモリ〛と呼ぶようになってしまいました。 第16話へ続く
2016/08/24
〖パパー! パパってばー!〗と私(司道孝:つかさ・みちたか:36才)は娘の佳奈(かな:7才)に起こされました。もう10時近くになっています。妻は離れて寝ていました。 佳奈は、昨日は夕食を摂らずに寝てしまったので、〚もう我慢できないよ。〛と言うので、まずは車に乗せてコンビニで簡単な食事代わりのものを買って食べさせながら、戻ってバーベキューの準備を始めます。そうすると、いやでも昨夜と今朝の光景が頭に浮かんできて、次々に妄想がわき、不思議と体中が元気になりました。
ところが、妻(文乃:ふみの:33才)と藤森真一(ふじもり・しんいち:36才)のふたりは、なかなか起きてきません。顔を合わせる覚悟ができずには起きられないだろうと、私はわざと呼びには行きませんでした。「昨夜の雨の中でのテントの設営で、疲れているから。」と娘にも起こさないように 言います。
しかしバーベキューの準備も終わってしまい、娘も待ちきれなくなってきたので、まずは、妻を起こす事にしました。3人でいる時と、藤森があらわれてからの妻の様子の変化が見たかったからです。テントに歩いていく途中、ふと、今朝の妻が腕をあげた場面が頭に浮かび、何故か別の解釈がうまれてきました。
妻の文乃は、私とのセックスで高まりやフィニッシュをいつも感じ取ろうとします。だから藤森の高まりや頂点が近いことは、あの特殊な場面で集中力が異常に高まっていた筈の文乃に感じ取れなかったとは考えにくく、藤森の最後の瞬間に乳房を許してあげようとしたのではないかという思いが湧いてきました。そして、この解釈の方が、自分的にはさらに興奮を呼び、先を望む私としては、この解釈が、後に妻を騙す重要なポイントになっていきます。
妻を起こしにテントに行こうとしましたが、娘の佳奈が先にテントに入って起こしてしまいました。何気に藤森がまだ起きていない事がわかるようなセリフを考えていたのですが、 ストレートな娘の起こし方に、やはり妻は『もう少し寝かせて。』と言って起きようとしません。
娘が〚おなかが減ったよ!〛って騒ぐので仕方なく先に二人でバーベキューを始めてしまいました。そのうちに、だんだん川に行く人たちが増えてきてにぎやかになってきています。その中にカヌー教室の小集団がやってきて、そばを通って川辺に行き、大きな声で先生らしき男が説明し始めました。
〚フジモリ、持ってきていないよね。〛
娘はカヌーやモトクロスの男集団に幼い頃から接していて、妻がいやがる男言葉が多く、藤森の事も呼び捨てで、それを藤森も喜んで可愛がるのでいつの間にか〚フジモリ〛と呼ぶようになってしまいました。 第16話へ続く
2016/08/24
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