短Ⅲ22 【寝取られの体験】第4話
短Ⅲ22 【寝取られの体験】第4話
第3話
嫁(寺石加奈子:てらいし・かなこ:27歳)への罪悪感で頭はいっぱいの中、僕(寺石純平:てらいし・じゅんぺい:28歳)は泣いていました。しかし深夜だったこともあり僕は知らず知らずのうちにリビングに戻りいつのまにか机で就寝してしまいます。そして、次の日嫁から昨日あったことを聞くことになるのでした。自分の愛すべき嫁の姿は今でも夢に出てくるくらいで忘れることができません。そして、次の日聞くことになった嫁に起きた現実とともに僕は生涯忘れることはできないだろうと思います。
朝方、僕は寝ぼけながらに、嫁の加奈子が泣きながらシャワーを浴びに行く気配を感じました。ただその後また夢の中にもどり、その後僕は嫁に起こされます。嫁に肩をたたかれ顔を上げると、そこにはいつも通り僕が起きる前に化粧等を終わらせ、こぎれいにした嫁がいました。昨夜の乱れきった嫁はもうそこには存在していません。あれが夢だったかのように。嫁もシャワーを浴びた後あわてて自分の姿をいつもの姿にかえたのでしょう。
ただいつもの朝とは違いおはようという笑顔がそこにはありませんでした。僕がみたのはこわばった顔の嫁でした。そして、僕の顔をみるなり、『ごめんなさい。』って言い、その瞬間嫁の目から一筋の涙がこぼれます。僕は、嫁の加奈子を本当に愛していました。そして、付き合いだしてもう十数年も一緒に過ごしている人です。そんな大事な人の涙を見て何もしないではいられませんでした。僕は、椅子から立ち上がりすぐに嫁を抱きしめました。
加奈子の体から力は抜け二人で床に座り込むような形になり、そのまま嫁は僕の腕の中で30分程度は泣いていたと思います。僕は無言で嫁を抱きしめていましたがこうやって抱きしめながらも30分の時間があり、僕はとっさに抱きしめたもののいったい何があったのか知りたいという気持ちでいっぱいでした。
そのあと落ち着いたのか、僕の手をほどき僕の目を見て嫁が、『昨日会ったことを話したいの。』っていいます。僕は、うなずき嫁の手を取り、そのまま、嫁をリビングのソファーに連れて行きそこで話を聞くことにしました。
ソファーに寄り添って座ると、泣いて赤い目をした加奈子からはいつものシャンプーの良い香りがし昨日のたばこや酒、汗、そしていろいろなものが混ざった臭いはもうなくなっています。髪の毛についたものももうありませんでした。ただ首筋にある赤いあざだけは、はっきりと存在していました。嫁は少し離れ僕の目を見ながら話を始めます。嫁は途中涙ぐんだり、頬を涙が通り過ぎたりしつつも僕の顔をじっと見つめて僕の手を握り淡々と話を最後まで進めました。 第5話へ続く
2018/01/10
第3話
嫁(寺石加奈子:てらいし・かなこ:27歳)への罪悪感で頭はいっぱいの中、僕(寺石純平:てらいし・じゅんぺい:28歳)は泣いていました。しかし深夜だったこともあり僕は知らず知らずのうちにリビングに戻りいつのまにか机で就寝してしまいます。そして、次の日嫁から昨日あったことを聞くことになるのでした。自分の愛すべき嫁の姿は今でも夢に出てくるくらいで忘れることができません。そして、次の日聞くことになった嫁に起きた現実とともに僕は生涯忘れることはできないだろうと思います。
朝方、僕は寝ぼけながらに、嫁の加奈子が泣きながらシャワーを浴びに行く気配を感じました。ただその後また夢の中にもどり、その後僕は嫁に起こされます。嫁に肩をたたかれ顔を上げると、そこにはいつも通り僕が起きる前に化粧等を終わらせ、こぎれいにした嫁がいました。昨夜の乱れきった嫁はもうそこには存在していません。あれが夢だったかのように。嫁もシャワーを浴びた後あわてて自分の姿をいつもの姿にかえたのでしょう。
ただいつもの朝とは違いおはようという笑顔がそこにはありませんでした。僕がみたのはこわばった顔の嫁でした。そして、僕の顔をみるなり、『ごめんなさい。』って言い、その瞬間嫁の目から一筋の涙がこぼれます。僕は、嫁の加奈子を本当に愛していました。そして、付き合いだしてもう十数年も一緒に過ごしている人です。そんな大事な人の涙を見て何もしないではいられませんでした。僕は、椅子から立ち上がりすぐに嫁を抱きしめました。
加奈子の体から力は抜け二人で床に座り込むような形になり、そのまま嫁は僕の腕の中で30分程度は泣いていたと思います。僕は無言で嫁を抱きしめていましたがこうやって抱きしめながらも30分の時間があり、僕はとっさに抱きしめたもののいったい何があったのか知りたいという気持ちでいっぱいでした。
そのあと落ち着いたのか、僕の手をほどき僕の目を見て嫁が、『昨日会ったことを話したいの。』っていいます。僕は、うなずき嫁の手を取り、そのまま、嫁をリビングのソファーに連れて行きそこで話を聞くことにしました。
ソファーに寄り添って座ると、泣いて赤い目をした加奈子からはいつものシャンプーの良い香りがし昨日のたばこや酒、汗、そしていろいろなものが混ざった臭いはもうなくなっています。髪の毛についたものももうありませんでした。ただ首筋にある赤いあざだけは、はっきりと存在していました。嫁は少し離れ僕の目を見ながら話を始めます。嫁は途中涙ぐんだり、頬を涙が通り過ぎたりしつつも僕の顔をじっと見つめて僕の手を握り淡々と話を最後まで進めました。 第5話へ続く
2018/01/10
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