短D〖寝取られ願望〗№1
短D〖寝取られ願望〗№1
(原題:背徳 投稿者:ゆうじ 投稿日:2007/05/21)
僕(日野優斗:ひの・ゆうと:32歳)の妻(日野望美:ひの・のぞみ:27歳)は、とにかく美形でした。どれほど美形だったかと言えば、二人で食事に出かけた時、それまでガヤガヤと賑やかだった店が、望美(のぞみ)が入店したとたんに会話がぴたりと静まり、男性客はおろか、女性客までもがため息混じりに妻を見入るほどです。
実際、僕と出合った頃の彼女(高畑望美:たかはた・のぞみ:19歳)は、大手のファッションモデルのレッスンを受けている正真正銘のモデルの卵でした。僕と交際を始めた頃の望美(のぞみ:20歳)は、所属の事務所から《交際禁止の誓約書》まで書かされていました。
おそらく、僕は、人生の中で一番好きな女性と結婚し、普通であったら人も羨む夫婦生活であったに違いありません。けれど、僕たちの結婚生活には、大きな欠陥がありました。それは、僕自身が、妻に性欲を抱くことがなく、それはきっと、美しい花や景色に、人間が根源から湧き出る淫靡さや、生々しい生活観を抱かない感情であったのか、僕から望美にセックスを挑んだことがなく、もっぱら美しい花を愛でるがごとく彼女に接していたのです。
当時の僕には美しい望美を愛してはいるものの、それは花や人形を大切にする気持ちに似て、欲望や蹂躙を掻き立てる対象ではなかったのでした。そんなある日、僕たちは夏休みを利用して、人気の観光地へ1泊の旅行にでかけます。妻との旅行は新婚旅行以来で、うきうきとハンドルを握る僕の隣で望美も上機嫌でした。
ホテルは巨大なリゾートホテルで、施設にも食事にも満足した僕たちは、お土産を買うために浴衣のまま部屋を出ます。途中に大きなゲームセンターがあり、そこで寄り道をしてゲームを楽しむことにしました。僕はゲームに熱中し、小銭がなくなってふと望はと振り返ると、妻も、もぐら叩きに悪戦苦闘しながら、真剣にハンマーをあちこちに叩きつけています。そんな望美の周囲を、数人の男性湯治客たちが遠巻きに囲んで眺めていました。
そのような光景に慣れてしまっていた僕は、望美に近づき、声をかけようとして愕然とします。それは、妻の周囲に集まった男性たちが、いつものように望の美貌に引かれて集まったのではなく、浴衣の襟元が大きく開いて完全に露出された形の良い乳房が目的だったのでした。
僕が慌ててゲーム中の妻をゲーム機から引き離すと、何もいわずに望美の手を引いてゲームセンターを後にします。
『どうしたの? なに怒ってるの?』
「怒ってなんかないよ。ただ、さっき、君がゲームに夢中だった時、浴衣が肌蹴(はだけ)て胸が丸見えだったから。」
『え? 本当? 気付かなかったわ。ごめん。』
「いいよ。いいよ。」
僕はそう言いながら、先ほどの光景を思い出す度にふつふつと湧き上がる嫉妬と、それとは違う別の高ぶりを下半身に感じていました。《望美の胸を幾人ものみ知らぬ男性に観られた・・・・。》そう思うだけで、僕の心中は相反する二つの感情がどろどろと渦を巻き始めたのです。 №2へ続く
2018/03/23
(原題:背徳 投稿者:ゆうじ 投稿日:2007/05/21)
僕(日野優斗:ひの・ゆうと:32歳)の妻(日野望美:ひの・のぞみ:27歳)は、とにかく美形でした。どれほど美形だったかと言えば、二人で食事に出かけた時、それまでガヤガヤと賑やかだった店が、望美(のぞみ)が入店したとたんに会話がぴたりと静まり、男性客はおろか、女性客までもがため息混じりに妻を見入るほどです。
実際、僕と出合った頃の彼女(高畑望美:たかはた・のぞみ:19歳)は、大手のファッションモデルのレッスンを受けている正真正銘のモデルの卵でした。僕と交際を始めた頃の望美(のぞみ:20歳)は、所属の事務所から《交際禁止の誓約書》まで書かされていました。
おそらく、僕は、人生の中で一番好きな女性と結婚し、普通であったら人も羨む夫婦生活であったに違いありません。けれど、僕たちの結婚生活には、大きな欠陥がありました。それは、僕自身が、妻に性欲を抱くことがなく、それはきっと、美しい花や景色に、人間が根源から湧き出る淫靡さや、生々しい生活観を抱かない感情であったのか、僕から望美にセックスを挑んだことがなく、もっぱら美しい花を愛でるがごとく彼女に接していたのです。
当時の僕には美しい望美を愛してはいるものの、それは花や人形を大切にする気持ちに似て、欲望や蹂躙を掻き立てる対象ではなかったのでした。そんなある日、僕たちは夏休みを利用して、人気の観光地へ1泊の旅行にでかけます。妻との旅行は新婚旅行以来で、うきうきとハンドルを握る僕の隣で望美も上機嫌でした。
ホテルは巨大なリゾートホテルで、施設にも食事にも満足した僕たちは、お土産を買うために浴衣のまま部屋を出ます。途中に大きなゲームセンターがあり、そこで寄り道をしてゲームを楽しむことにしました。僕はゲームに熱中し、小銭がなくなってふと望はと振り返ると、妻も、もぐら叩きに悪戦苦闘しながら、真剣にハンマーをあちこちに叩きつけています。そんな望美の周囲を、数人の男性湯治客たちが遠巻きに囲んで眺めていました。
そのような光景に慣れてしまっていた僕は、望美に近づき、声をかけようとして愕然とします。それは、妻の周囲に集まった男性たちが、いつものように望の美貌に引かれて集まったのではなく、浴衣の襟元が大きく開いて完全に露出された形の良い乳房が目的だったのでした。
僕が慌ててゲーム中の妻をゲーム機から引き離すと、何もいわずに望美の手を引いてゲームセンターを後にします。
『どうしたの? なに怒ってるの?』
「怒ってなんかないよ。ただ、さっき、君がゲームに夢中だった時、浴衣が肌蹴(はだけ)て胸が丸見えだったから。」
『え? 本当? 気付かなかったわ。ごめん。』
「いいよ。いいよ。」
僕はそう言いながら、先ほどの光景を思い出す度にふつふつと湧き上がる嫉妬と、それとは違う別の高ぶりを下半身に感じていました。《望美の胸を幾人ものみ知らぬ男性に観られた・・・・。》そう思うだけで、僕の心中は相反する二つの感情がどろどろと渦を巻き始めたのです。 №2へ続く
2018/03/23
コメント
コメントの投稿