短Ⅳ12〔俺の嫁を風俗嬢扱いする後輩〕第2話
短Ⅳ12〔俺の嫁を風俗嬢扱いする後輩〕第2話
第1話
小野塚晋(おのづか・しん:28歳)が〔伊藤さん、お子さんは作りはらへんのですか?〕と尋ねてくる。俺(伊藤大地:いとう:だいち:33歳)は「嫁(伊藤亜希子:いとう・あきこ:32歳)も俺も子供あんまり好きちゃうしなぁ。それ以前にうちはもう2年やってへんからな。」と答えた。
〔マジっすかぁ? もったいない・・・ 相手しはれへんかったら、奥さん、他にいってまいませんの?〕
「他にいこうにも、あの歳やし、いくとこがないやろ。まぁいってくれても文句は言えへんけどなぁ。俺もいろいろやってるしな。」
〔いやいや、伊藤さんの奥さんやったら絶対にもてはりますよ。あーいうタイプの女の人が店におったら、ぼく多分指名しますわ。〕
先輩(俺)の嫁(亜希子)を風俗嬢扱いする後輩(小野塚)に少し不快感を抱いたが、自分にとっては性欲の対象になり得ない嫁が、他の男から欲望の対象に思われるのは複雑ながらも少しの嫉妬心を抱いてしまう。それで、その後の二次会はお約束で風俗店の密集するエリアに移動。みんな悪酔いしてしまい、酷い雰囲気に、特に小野塚は〔亜希子さんのそっくりさん探すでー!〕と叫んでいた。
そして、その一週間後、課の飲み会の流れで、後輩の小野塚と桐山裕司(きりやま・ゆうじ:23歳)を我が家に連れてくる。家に着いたのは午後10時過ぎ。嫁の亜希子も少し前に帰ってきたばかりだったらしく、白いブラウスと、タイトスカートという格好のままだった。その日は金曜日だったので、翌朝に早起きする必要もなく、我が家でビールを飲みなおすことになった。嫁もアルコールは普通にいける口。嫁もいい感じにビールを飲み続けている。
午前零時を過ぎた頃、小野塚が案の定、口火を切った。〔亜希子さん、伊藤先輩ってひどい旦那さんですよねぇ。こんな美人の奥さんがいるのに、相手もせずに・・・。〕こいつは普段はいいやつだが、酒に飲まれることがある。嫁は『え?』ってと驚いた表情で俺を見る。『そうなんですよ。こんないいヨメがいるのに、ホンマにひどい主人やわ(笑)。』
こうして、しかしすぐに切り返すあたりはさすがだ。ちなみに桐山は酔いつぶれて、ソファで横になっている。
俺はアルコールが入るとけっこう気が大きくなるタイプ。
「小野塚は亜希子のこと一目ぼれしたみたいやからなぁ。亜希子、年下は趣味とちゃうかったっけ?」
『年下ねぇ~。実はわたし昔から年下ウケするねんで(笑)。』
〔マジっすか? やばいわ・・・ ぼく立候補しよかな?〕
小野塚は俺より背も高いし、いわゆるイマドキの若者だ。いちおう特定の彼女はいるが、その本命以外にも数人のセフレがいたし、まして大の風俗好きだ。
俺は少し二人をいじりたい気分にかられて、あるゲームを提案する。何のことはない、古今東西(山手線)ゲームだ。それで、負けた者が缶ビールの半分を一気飲みするというルール。3人とも結構酔っていたので、間違える回数も多く、結果として3人とも飲むペースはかなり速くなってきた。 第3話へ続く
2018/03/31
第1話
小野塚晋(おのづか・しん:28歳)が〔伊藤さん、お子さんは作りはらへんのですか?〕と尋ねてくる。俺(伊藤大地:いとう:だいち:33歳)は「嫁(伊藤亜希子:いとう・あきこ:32歳)も俺も子供あんまり好きちゃうしなぁ。それ以前にうちはもう2年やってへんからな。」と答えた。
〔マジっすかぁ? もったいない・・・ 相手しはれへんかったら、奥さん、他にいってまいませんの?〕
「他にいこうにも、あの歳やし、いくとこがないやろ。まぁいってくれても文句は言えへんけどなぁ。俺もいろいろやってるしな。」
〔いやいや、伊藤さんの奥さんやったら絶対にもてはりますよ。あーいうタイプの女の人が店におったら、ぼく多分指名しますわ。〕
先輩(俺)の嫁(亜希子)を風俗嬢扱いする後輩(小野塚)に少し不快感を抱いたが、自分にとっては性欲の対象になり得ない嫁が、他の男から欲望の対象に思われるのは複雑ながらも少しの嫉妬心を抱いてしまう。それで、その後の二次会はお約束で風俗店の密集するエリアに移動。みんな悪酔いしてしまい、酷い雰囲気に、特に小野塚は〔亜希子さんのそっくりさん探すでー!〕と叫んでいた。
そして、その一週間後、課の飲み会の流れで、後輩の小野塚と桐山裕司(きりやま・ゆうじ:23歳)を我が家に連れてくる。家に着いたのは午後10時過ぎ。嫁の亜希子も少し前に帰ってきたばかりだったらしく、白いブラウスと、タイトスカートという格好のままだった。その日は金曜日だったので、翌朝に早起きする必要もなく、我が家でビールを飲みなおすことになった。嫁もアルコールは普通にいける口。嫁もいい感じにビールを飲み続けている。
午前零時を過ぎた頃、小野塚が案の定、口火を切った。〔亜希子さん、伊藤先輩ってひどい旦那さんですよねぇ。こんな美人の奥さんがいるのに、相手もせずに・・・。〕こいつは普段はいいやつだが、酒に飲まれることがある。嫁は『え?』ってと驚いた表情で俺を見る。『そうなんですよ。こんないいヨメがいるのに、ホンマにひどい主人やわ(笑)。』
こうして、しかしすぐに切り返すあたりはさすがだ。ちなみに桐山は酔いつぶれて、ソファで横になっている。
俺はアルコールが入るとけっこう気が大きくなるタイプ。
「小野塚は亜希子のこと一目ぼれしたみたいやからなぁ。亜希子、年下は趣味とちゃうかったっけ?」
『年下ねぇ~。実はわたし昔から年下ウケするねんで(笑)。』
〔マジっすか? やばいわ・・・ ぼく立候補しよかな?〕
小野塚は俺より背も高いし、いわゆるイマドキの若者だ。いちおう特定の彼女はいるが、その本命以外にも数人のセフレがいたし、まして大の風俗好きだ。
俺は少し二人をいじりたい気分にかられて、あるゲームを提案する。何のことはない、古今東西(山手線)ゲームだ。それで、負けた者が缶ビールの半分を一気飲みするというルール。3人とも結構酔っていたので、間違える回数も多く、結果として3人とも飲むペースはかなり速くなってきた。 第3話へ続く
2018/03/31
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