長15『最高に幸せだね。』その1
長15『最高に幸せだね。』その1
(原題:不特定多数の男に抱かれるのを容認させたいがために 投稿者・投稿日:不明)
自分の愛する妻のスカートから伸びる足や、ローライズで下着を他の男に見られるだけで、嫌な思いをするのに、《他人に抱かせて何が興奮するんだ!》と、私(小野雄平:おの・ゆうへい:31歳)は全く考えられない派でした。
結婚6年目を迎える妻(小野麻衣子:おの・まいこ:28歳)と4歳の娘(小野愛梨:おの・えり)の3人家族です。私は自動車販売会社のセールスをしているため、休みが不定期でめったに一緒に外出はしませんが、その時は妻の肌を露出をさせない服装にさせていました。
こうした反動なのか、妻は短大時代の独身の友人から映画に誘われ、娘を実家に預けて出かけます。それは妻の大好きなハリウッド俳優が主演の海賊映画の3D作品でした。私はその日に本社で新型車の説明会があり、珍しく直帰が許可されました。それで娘も実家に預けているので、ラインで連絡を取り合い妻と待ち合わせをして久しぶりに二人で外食して帰ることにします。
しかし待ち合わせ場所に遅れて妻がやって来ました。その麻衣子の服装は私が日頃禁止している露出の多いキャミソールにシースルーのカーディガン、そしてミニスカート姿です。妻が『ごめんなさい。』って私に謝りました。やっぱり嫉妬から私は「何を考えているんだ。」と叱ってしまいます。
麻衣子も『もう二度と、着ないからごめんなさい。』って、目に涙を浮かべてもう一度謝りました。今日は仕方がないので許して、食事に出かけます。妻がお気に入りのパスタを食べに行きましたが、普段大喜びの妻の麻衣子がほとんど食事に手をつけず、俯いたままです。
さすがに私も妻が叱られた事で反省して落ち込んでいるものだと思い、「そんな格好されると心配だけど本当似合うよ。20代前半の独身に見えるし、惚れ直した。」と褒めてみた。麻衣子は顔を上げ『ありがとう。』ってニコっと愛想笑いをし、また俯きます。
結局、妻は注文したほとんどの料理を残し店を出ました。パーキングに行き車に二人で乗り家路につきます。麻衣子の様子があまりにも変だったので、私は途中コンビニに車を停めてどうしたのか聞いてみた。すると妻は俯いたまま、『本当にごめんなさい・・。雄平君の言う通り、こんな服着て来なければ・・・。』って、涙を拭いながら話を始めます。 その2へ続く
20190410
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