長15『最高に幸せだね。』その5
その4 20190811
オヤジはまた妻(小野麻衣子:おの・まいこ:28歳)の耳元で〔こんなところでイッちゃって、なんてはしたない女なんだろうね。恥ずかしいな。しかもシートをこんなに濡らせて、ここの人に見つかったらどうやって言い訳して弁償するの?〕と意地悪に言われます。麻衣子は逝ったばかりで中にバイブを入れられて、ただ無言で首を横に振るしか出来ずにいました。
そのまま耳にキスされ耳たぶを甘噛みされます。妻は耳とうなじが敏感で感じやすかった。
それで不意に敏感な部分を責められて、妻はまた逝ってしまったらしい。気を良くしたオヤジは麻衣子にご褒美だと囁いてキスをした。妻も受け入れて舌を絡めると大量のオヤジの唾液を口に移されます。タバコの臭いがして吐きそうになるのに、喉を通るとカーッと熱く感じた。麻衣子が大人しくなるとオヤジは手錠を外し、妻にストッキングを脱ぐように命令、妻も素直にストッキングを脱ぎます。オヤジは妻の秘部をいじりながら〔これが本当の命の泉だな。〕とオヤジギャグを飛ばしたが、その時妻は全く何も思わなかったらしい。ただ、逝ったけど挿入のない、日頃自分で慰めているのと同じように、挿入欲が湧いて仕方がなかった。
そんな弄られてはキスだけの二時間ほどの拷問も映画と共に終わり、麻衣子は映画館を出
たらしい。私(小野雄平:おの・ゆうへい:31歳)はその話を聞いて思わずリビングで妻を抱き寄せキスをします。そして麻衣子のスエットパンツに手を入れると、既にぐっしょり濡れていた。私は嫉妬から、《そんなオヤジに弄られて感じるような変態妻だったんだ。》と思うと、ショーツごとスエットパンツを脱がせます。それで、いきなり挿入した。妻は『嬉しい。ヤキモチ焼いてくれるだけで愛されてると思うし、こんなに激しく求められると幸せ。』ってキスを求めてきます。
ひどく興奮していた私は情けないことに3分と持たずに妻のお腹に出してしまった。麻衣子はそれでも満足そうに笑顔で後始末をします。私は歯を磨き、ベッドで横になった時にふとある疑問が浮かんだ。映画が終わるのが13時くらい・・妻と待ち合わせが17時30分。《彼女は3時間ほど何をしていのか? まさか続きがあるのか?》嫌な予感がします。
私は、正直興奮はしますが、やっぱりオヤジに好きにされて気分が悪かった。しかし、妻とは嫌いにならない約束もしたから、怒りは隠して全てを聞こうと思い、ベッドで横になった麻衣子に訊いてみます。「映画館の続きを聞かせてくれない?」と言うと妻は、『本当に怒らない? 離婚するとか言わない?』って何だか上目線で答えてきた。私は「麻衣子を愛してるし、君が付き合ってた元彼から奪って結婚したから離したくない。離婚何て考えられない。」と正直に言います。すると、『じゃあ雄平君を信じて、全てを言うわね。』って、麻衣子が横になった私の顔を見ながら話し始めた。 その6に続く
20190812
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