『妻の貸し出し2章』第2話
創A『妻の貸し出し2章』第2話
第1話
妻(伊藤美玖:いとう・みく:27歳)が中々帰って来ないので僕(伊藤要:いとう・かなめ:29歳)はちょっとイライラしてくる。《何をしているんだろう?》とメールを送ろうとした矢先に、玄関の扉が開いて美玖が帰ってきた。僕は「何してたの?」と、きつく言うと、『え~怒っているの? 分かったお腹がすいているんでしょ?』の返事にイラッとする。『人身事故で2時間も電車が止まっていたのよ。ニュースでしてなかった?』って、していたかも知れないが、見逃した。
『そうか、要君はさみしかったのか? 私がいないから。』最近、妻の美玖が夫婦間では主導権を握りつつある。「電話かメールをくれればいいじゃん。」とまだブツブツ文句をぶつける。『そうだよね。でもスマホを忘れて行っちゃたの。ごめんね。』ってペコリと謝る。「そうかそれなら仕方ないね。」
夕食は美玖が急いで拵(こしら)えてくれた。気分が落ち着いたのは腹が減っていたのだろうか?いや違うな。美玖が予測する時間に帰って来なかったからだ。そういえば僕が自宅療養していた時期にも何度か美玖が残業で遅くなりヤキモキしたが、メールで≪今まだ会社です。20時頃まで残業です。ごめんなさい。我慢できないなら冷凍食品を食べておいてね。≫知らせてくれたので、空腹も不安を解消できた記憶が蘇(よみがえ)る。
『もう少ししたら一緒にお風呂はいろっか?』と誘ってきた。「うん。いいよ。」と返事をすると、美玖が浴室にお湯を張りに行った。でも行ったきりで戻ってこない。お湯張りは自動ボタンを押すだけの作業なのに・・・?5分が経過してさすがに心配になってくる。「もしかして具合でも悪くなったのか?」と浴室へ行きかけると、美玖が戻って来た。でも、その姿に驚く。フロントが開くタイプで黒のシースルーのベビードールを着て現れる。
「えっどうしたの?」と恐るおそる訊くと、『てへっ、今日気に入ったから買っちゃったの。』僕は「いいね。いいよ。おっぱいが見えるのが・・・。」って告げると、慌てて美玖は両手で胸を隠した。『みちゃダメだよ。』と口を尖(とが)らせた。「それはおかしいだろう?それって見せるためのもの・・」って言いかけたが最後までいわせずに『だって恥ずかしいもん。』って更に口をとんがらす。
「あの下の方も透けているけど・・・。」って笑うと、『そんなっ~』って両手を胸に当てながらしゃがみ込む。ときたま不思議に思うのが美玖は超恥ずかしがりだが、カメラを向けるとどんな大胆なポーズを命じても嫌がる素振りをみせたことがない。「少し待っていてカメラを持ってくる。」って言うと美玖は照れた顔付きをしていた。
僕がリビングに戻ると所在なさげにソファに美玖が座っている。今は恥ずかしさの方が勝っているようだ。でも不思議に僕がみつめると美玖の瞳に妖しい光が宿ります。少し怯えた子羊のような目から、妖艶(あやしいほどなまめかしく美しい)な瞳で僕を見つめ返すのです。
美玖は、自覚していた。浴室の脱衣室で買ってきたシースルーのベビードールとシースルーのショーツに着替える時は凄く恥ずかしかった。しかし、夫の要にその姿を晒(さら)したときには逆に心地よい気持ちになった。そう、それは見られることの快感である。ただ視姦(性的にいやらしい目つきで異性を見つめる)されているのは平気なのに、要から「おっぱいが見える。」とか「下の方も透けている。」なんて言葉で指摘されると恥ずかしさが戻ってくる。〚露出という性癖〛に夫は少し気付いているようだ・・・。 第3話へ続く
2014/09/09
第1話
妻(伊藤美玖:いとう・みく:27歳)が中々帰って来ないので僕(伊藤要:いとう・かなめ:29歳)はちょっとイライラしてくる。《何をしているんだろう?》とメールを送ろうとした矢先に、玄関の扉が開いて美玖が帰ってきた。僕は「何してたの?」と、きつく言うと、『え~怒っているの? 分かったお腹がすいているんでしょ?』の返事にイラッとする。『人身事故で2時間も電車が止まっていたのよ。ニュースでしてなかった?』って、していたかも知れないが、見逃した。
『そうか、要君はさみしかったのか? 私がいないから。』最近、妻の美玖が夫婦間では主導権を握りつつある。「電話かメールをくれればいいじゃん。」とまだブツブツ文句をぶつける。『そうだよね。でもスマホを忘れて行っちゃたの。ごめんね。』ってペコリと謝る。「そうかそれなら仕方ないね。」
夕食は美玖が急いで拵(こしら)えてくれた。気分が落ち着いたのは腹が減っていたのだろうか?いや違うな。美玖が予測する時間に帰って来なかったからだ。そういえば僕が自宅療養していた時期にも何度か美玖が残業で遅くなりヤキモキしたが、メールで≪今まだ会社です。20時頃まで残業です。ごめんなさい。我慢できないなら冷凍食品を食べておいてね。≫知らせてくれたので、空腹も不安を解消できた記憶が蘇(よみがえ)る。
『もう少ししたら一緒にお風呂はいろっか?』と誘ってきた。「うん。いいよ。」と返事をすると、美玖が浴室にお湯を張りに行った。でも行ったきりで戻ってこない。お湯張りは自動ボタンを押すだけの作業なのに・・・?5分が経過してさすがに心配になってくる。「もしかして具合でも悪くなったのか?」と浴室へ行きかけると、美玖が戻って来た。でも、その姿に驚く。フロントが開くタイプで黒のシースルーのベビードールを着て現れる。
「えっどうしたの?」と恐るおそる訊くと、『てへっ、今日気に入ったから買っちゃったの。』僕は「いいね。いいよ。おっぱいが見えるのが・・・。」って告げると、慌てて美玖は両手で胸を隠した。『みちゃダメだよ。』と口を尖(とが)らせた。「それはおかしいだろう?それって見せるためのもの・・」って言いかけたが最後までいわせずに『だって恥ずかしいもん。』って更に口をとんがらす。
「あの下の方も透けているけど・・・。」って笑うと、『そんなっ~』って両手を胸に当てながらしゃがみ込む。ときたま不思議に思うのが美玖は超恥ずかしがりだが、カメラを向けるとどんな大胆なポーズを命じても嫌がる素振りをみせたことがない。「少し待っていてカメラを持ってくる。」って言うと美玖は照れた顔付きをしていた。
僕がリビングに戻ると所在なさげにソファに美玖が座っている。今は恥ずかしさの方が勝っているようだ。でも不思議に僕がみつめると美玖の瞳に妖しい光が宿ります。少し怯えた子羊のような目から、妖艶(あやしいほどなまめかしく美しい)な瞳で僕を見つめ返すのです。
美玖は、自覚していた。浴室の脱衣室で買ってきたシースルーのベビードールとシースルーのショーツに着替える時は凄く恥ずかしかった。しかし、夫の要にその姿を晒(さら)したときには逆に心地よい気持ちになった。そう、それは見られることの快感である。ただ視姦(性的にいやらしい目つきで異性を見つめる)されているのは平気なのに、要から「おっぱいが見える。」とか「下の方も透けている。」なんて言葉で指摘されると恥ずかしさが戻ってくる。〚露出という性癖〛に夫は少し気付いているようだ・・・。 第3話へ続く
2014/09/09
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