〔トライアングル〕 第3章の2〖エピソードⅠ-2〗
中Aトライアングル 第3-2〖エピソードⅠ-2〗
五分以上続いたところで英人が言った。
〔有難う、疲れただろ?〕
『もういいの?』
〔もう入れたいから・・・・。〕
『・・・・そうね・・・・。カチカチだもんね・・・・。英人さんの・・・・。』
〔あのさ、“さん付け“はやめてくれない?“ひでと”で良いよ、昔みたいにさ。おれも呼び捨てにするから。〕
『う~ん。今はやっぱり呼び捨てはしたくないよ。』
〔そうか・・・・。智浩の事が好きなんだな・・・・。〕
「“智浩”しか呼び捨てにしないし、智浩以外にわたしも呼び捨てにされたくないかも。」
〔ラブラブじゃん・・・・。〕
(この会話は正直嬉しかった。)
英人がコンドームの箱を開ける音が聞こえた。
〔いいセックスしてそうだよね。〕
『え?何のことを言ってるの・・・・。』
〔ほら智浩のペニスって亀頭の部分がデカいだろ?・・・・。俺の“新幹線N700系”とは大違いだよ・・・・。〕
『その例えが分からないけど、そんな事気にするんだね。形や大きさはあんまり関係ないと思うよ・・・・。』
〔そうかな・・・・。でも翠ちゃん、長いのが好きじゃなかったっけ?〕
『もう、馬鹿ね・・・・。それは昔のことだからね・・・・。』
チュッ・・・・。と、キスの音が聞こえて、ほぼ同時に二人が溜息混じりに「あぁ~・・・・。」という感じで声を上げた。そこから微かにベッドの軋む音が断続的に聞こえ始めた。「翠はやっぱり長いのが好きなのか・・・・。こないだ見た事もないくらいに喘いでいたのは英人の長いアレで奥を圧迫されていたからなのか・・・・。」それで妙に納得するのと同時に自分の短さが気になった。
「翠は俺では満足していないんじゃないだろうか?」、「今までの俺とのセックスは全て演技なんじゃないだろうか?」友人に嫁の翠を抱かれるそのすぐ隣でウジウジする情けない夫。(とは言え身から出た錆びなんだけれど・・・。)超えられない壁のようなものを感じた。と同時に例えようのない興奮が押し寄せてくる。
二人は腰をぶつけ合いながらも会話を続けている。
〔まじ気持ちいいよ。酔っているのにすぐ出ちゃいそう・・・・。〕
『あんっ!あんっ!あんっ・・・・。あっ、あっ・・・・。』
〔やべえよ、本当に出るかも・・・・。〕
『だめ・・・・まだ逝かないで・・・。奥、もっと奥に・・・・。』
〔・・うっ・・・・・・。〕英人は凄い勢いで腰を打ちつける。
『あっ!ああぁぁぁ!やだぁ、そこ、ん、ん、ん!』
〔ここか?ん?そう!ここだろ?〕
『そう、そこっ!イクッ・・・・。もうイク・・・・。』
〔はは、もうイクのか?俺も出しちゃうよ?いい?〕
『いいよ・・・・来て・・・・あっあっ・・逝っちゃう・・・。』
ベッドがガタガタと震えだし、そして一気に静まり返る。あと聞こえるのは二人の呼吸だけになり、自然とピロートークに。
〔翠ちゃん、イク時の声大きすぎだよ。〕
『そうかな?・・・・だって・・・・。気持ち・・・・いいんだもん・・・・。』
〔まぁ昔っから声の大きい女だとは思っていたけどな。〕
『やだぁ、誰かさんと間違えてるよ。』
まるで恋人同士の様な、じゃれ合う会話が続いていた。
五分以上続いたところで英人が言った。
〔有難う、疲れただろ?〕
『もういいの?』
〔もう入れたいから・・・・。〕
『・・・・そうね・・・・。カチカチだもんね・・・・。英人さんの・・・・。』
〔あのさ、“さん付け“はやめてくれない?“ひでと”で良いよ、昔みたいにさ。おれも呼び捨てにするから。〕
『う~ん。今はやっぱり呼び捨てはしたくないよ。』
〔そうか・・・・。智浩の事が好きなんだな・・・・。〕
「“智浩”しか呼び捨てにしないし、智浩以外にわたしも呼び捨てにされたくないかも。」
〔ラブラブじゃん・・・・。〕
(この会話は正直嬉しかった。)
英人がコンドームの箱を開ける音が聞こえた。
〔いいセックスしてそうだよね。〕
『え?何のことを言ってるの・・・・。』
〔ほら智浩のペニスって亀頭の部分がデカいだろ?・・・・。俺の“新幹線N700系”とは大違いだよ・・・・。〕
『その例えが分からないけど、そんな事気にするんだね。形や大きさはあんまり関係ないと思うよ・・・・。』
〔そうかな・・・・。でも翠ちゃん、長いのが好きじゃなかったっけ?〕
『もう、馬鹿ね・・・・。それは昔のことだからね・・・・。』
チュッ・・・・。と、キスの音が聞こえて、ほぼ同時に二人が溜息混じりに「あぁ~・・・・。」という感じで声を上げた。そこから微かにベッドの軋む音が断続的に聞こえ始めた。「翠はやっぱり長いのが好きなのか・・・・。こないだ見た事もないくらいに喘いでいたのは英人の長いアレで奥を圧迫されていたからなのか・・・・。」それで妙に納得するのと同時に自分の短さが気になった。
「翠は俺では満足していないんじゃないだろうか?」、「今までの俺とのセックスは全て演技なんじゃないだろうか?」友人に嫁の翠を抱かれるそのすぐ隣でウジウジする情けない夫。(とは言え身から出た錆びなんだけれど・・・。)超えられない壁のようなものを感じた。と同時に例えようのない興奮が押し寄せてくる。
二人は腰をぶつけ合いながらも会話を続けている。
〔まじ気持ちいいよ。酔っているのにすぐ出ちゃいそう・・・・。〕
『あんっ!あんっ!あんっ・・・・。あっ、あっ・・・・。』
〔やべえよ、本当に出るかも・・・・。〕
『だめ・・・・まだ逝かないで・・・。奥、もっと奥に・・・・。』
〔・・うっ・・・・・・。〕英人は凄い勢いで腰を打ちつける。
『あっ!ああぁぁぁ!やだぁ、そこ、ん、ん、ん!』
〔ここか?ん?そう!ここだろ?〕
『そう、そこっ!イクッ・・・・。もうイク・・・・。』
〔はは、もうイクのか?俺も出しちゃうよ?いい?〕
『いいよ・・・・来て・・・・あっあっ・・逝っちゃう・・・。』
ベッドがガタガタと震えだし、そして一気に静まり返る。あと聞こえるのは二人の呼吸だけになり、自然とピロートークに。
〔翠ちゃん、イク時の声大きすぎだよ。〕
『そうかな?・・・・だって・・・・。気持ち・・・・いいんだもん・・・・。』
〔まぁ昔っから声の大きい女だとは思っていたけどな。〕
『やだぁ、誰かさんと間違えてるよ。』
まるで恋人同士の様な、じゃれ合う会話が続いていた。
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