〔トライアングル〕 第2章の5
中Aトライアングル 第2-5
俺は正直に英人とナンパした時から翠が気になっていた事を白状する。翠が英人とセックスしている所を見て、Bと繋がっている最中でさえ、翠達の事が気になって仕方なかった事。また、その時の興奮は、生まれて今まで経験した事のないくらいに深く、大きなものであったという事をカミングアウトしていた。
意外にも、翠は特に驚いた様子もなく、俺のいう事を軽く頷きながら聞いていた。一通り話し終えると、翠は強く俺の手を握り返しながら、俺の耳に唇が触れそうになるくらいまで近づいて、こう言った。『この変態さん・・・・。』滅茶苦茶に動揺する俺、しかし同時にガチガチに勃起・・・・。
『何となくは、分かっていたけど・・・・。困った変態さんだね・・・・。』手は握ったまま、天井を見ながら呟く翠。見間違えかもしれないけど、ほんの少しだけ微笑んだように見えた。「許してくれたかな?」と、勝手に解釈した俺は、「昨日、どうだった?英人は・・・・。」と恐る恐る聞いてみた。
暫く黙った後、翠が小さく溜息をつきながら言った。
『男ってそんな事ばかり気にして・・・・。馬鹿みたいね。』
「・・・・。・・・・。・・・・。」
『あのね。すっごく、気持ち良かったよ。貴方よりずっ~と。』
俺は心臓が止まりそうになる。そんな俺の表情を見て、プッと笑う翠。
『智浩は・・・・って言って欲しいんでしょ?アハハハ』
ドッと汗が出る俺。俺の性癖を翠は完全にお見通しなのかもしれない。翠の掌の上で遊ばれているような感覚だった。正直、翠の意外な一面を見た気がして、益々動揺してしまった。
『ほらね、英人さんとは昔付き合ってたじゃない。はっきり言って知らない仲ではないし。』
「それって、どういうことなの?」
『私にそこまで言わせるか(笑)。お互いの事は分かっているって事。ツボというか・・・・。もう言わせないで!』
俺は無性に興奮するのと同時に不安にもなった。翠のポイントぐらい俺だって分かっているつもりなのに・・・・。でも、昨夜の翠の感じ方は普通ではなかった。それで、メラメラと抑えきれない、不健康な性欲が湧き上がり、俺は翠の股間に手を延ばした。一瞬払いのけようとする翠の手を潜り抜け、あそこに触れると・・・・。なんとヌルヌルに濡れていた。
「翠・・・・。なんで?英人の話していたから、こうなったの?」
『そんなじゃないよ・・・・。』って翠が恥ずかしそうに横を向く。
俺は無我夢中で翠に抱きつき、正常位で繋がった。二人とも異常に興奮していたと思う。お互い数分で絶頂を迎えてしまった。
そのまま眠りに付こうとする翠に俺が話し掛けた。
「なぁ、また英人を呼んでもいいかな?」
『・・・・。それって、どういう意味?私が英人さんにまた抱かれるっていうこと・・・?』
「・・・・。うん、まぁ・・・・。そういう事かな・・・。」
『・・・・・・・・。』翠はしばらく言葉を発しない。
そして、翠が少し悲しそうな表情で、
『・・・・そんな事・・・・英人さんが嫌だと云うに決まってるじゃない。』
「あいつはまだ翠の事を好きだと思う。あいつさえ良ければいいって事だね?」
『・・・・・・・。』翠は返事をしない。
「英人が良いなら翠もいいんだな?」
『・・・・もう智浩の勝手にすれば・・・・。』
この瞬間に夫公認の奇妙な“トライアングル(三角形)”が出来上がった。
俺は正直に英人とナンパした時から翠が気になっていた事を白状する。翠が英人とセックスしている所を見て、Bと繋がっている最中でさえ、翠達の事が気になって仕方なかった事。また、その時の興奮は、生まれて今まで経験した事のないくらいに深く、大きなものであったという事をカミングアウトしていた。
意外にも、翠は特に驚いた様子もなく、俺のいう事を軽く頷きながら聞いていた。一通り話し終えると、翠は強く俺の手を握り返しながら、俺の耳に唇が触れそうになるくらいまで近づいて、こう言った。『この変態さん・・・・。』滅茶苦茶に動揺する俺、しかし同時にガチガチに勃起・・・・。
『何となくは、分かっていたけど・・・・。困った変態さんだね・・・・。』手は握ったまま、天井を見ながら呟く翠。見間違えかもしれないけど、ほんの少しだけ微笑んだように見えた。「許してくれたかな?」と、勝手に解釈した俺は、「昨日、どうだった?英人は・・・・。」と恐る恐る聞いてみた。
暫く黙った後、翠が小さく溜息をつきながら言った。
『男ってそんな事ばかり気にして・・・・。馬鹿みたいね。』
「・・・・。・・・・。・・・・。」
『あのね。すっごく、気持ち良かったよ。貴方よりずっ~と。』
俺は心臓が止まりそうになる。そんな俺の表情を見て、プッと笑う翠。
『智浩は・・・・って言って欲しいんでしょ?アハハハ』
ドッと汗が出る俺。俺の性癖を翠は完全にお見通しなのかもしれない。翠の掌の上で遊ばれているような感覚だった。正直、翠の意外な一面を見た気がして、益々動揺してしまった。
『ほらね、英人さんとは昔付き合ってたじゃない。はっきり言って知らない仲ではないし。』
「それって、どういうことなの?」
『私にそこまで言わせるか(笑)。お互いの事は分かっているって事。ツボというか・・・・。もう言わせないで!』
俺は無性に興奮するのと同時に不安にもなった。翠のポイントぐらい俺だって分かっているつもりなのに・・・・。でも、昨夜の翠の感じ方は普通ではなかった。それで、メラメラと抑えきれない、不健康な性欲が湧き上がり、俺は翠の股間に手を延ばした。一瞬払いのけようとする翠の手を潜り抜け、あそこに触れると・・・・。なんとヌルヌルに濡れていた。
「翠・・・・。なんで?英人の話していたから、こうなったの?」
『そんなじゃないよ・・・・。』って翠が恥ずかしそうに横を向く。
俺は無我夢中で翠に抱きつき、正常位で繋がった。二人とも異常に興奮していたと思う。お互い数分で絶頂を迎えてしまった。
そのまま眠りに付こうとする翠に俺が話し掛けた。
「なぁ、また英人を呼んでもいいかな?」
『・・・・。それって、どういう意味?私が英人さんにまた抱かれるっていうこと・・・?』
「・・・・。うん、まぁ・・・・。そういう事かな・・・。」
『・・・・・・・・。』翠はしばらく言葉を発しない。
そして、翠が少し悲しそうな表情で、
『・・・・そんな事・・・・英人さんが嫌だと云うに決まってるじゃない。』
「あいつはまだ翠の事を好きだと思う。あいつさえ良ければいいって事だね?」
『・・・・・・・。』翠は返事をしない。
「英人が良いなら翠もいいんだな?」
『・・・・もう智浩の勝手にすれば・・・・。』
この瞬間に夫公認の奇妙な“トライアングル(三角形)”が出来上がった。
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