短K〔夫以外の愛〕①
短K〔夫以外の愛〕①
(原題=妻の性体験 原作者=田中 投稿=2009年12月)
私39才(吉田直行:なおゆき)、妻37才(道子:みちこ)の夫婦です。結婚をして14年。子供は12歳の息子がいる。倦怠期になり何度か私は道子に浮気を勧めていたことがありました。道子はそんなことは考えられないと、まったく相手にする様子はなかったのですが、最近になって、インターネットの交際サイトで知り合った男性と際どいメールをするようになったようなのです。ある日、偶然ですが、かまをかけるように「誰が好きな人でも出来たの?」と訊いたところ、それが図星だったのです。
『サイトで知り合った。』ことや、『少し気になる相手である。』ことなど色々と話してくれました。そして、『その人と会ってもいい?』かと道子が尋ねてくる。私はもともと、その気だったので、即OKを出しました。
相手は独身男性で34才。妻より3つ年下ですが、〔エッチなことはしません。〕と言っているようです。ただ、そんな聖人君子的な考え方の人が交際サイトなど利用するはずがありません。私も全く信じていません。(そのような真面目人間も別の意味でおもしろい対象ではあるが・・・)今から、2人が会うのが気になって仕方ありません。
道子は夜になると頻繁にメールをしているようです。そして月末についに2人は会うことになったのです。道子は『会ってもどうなるかわからないよ。』と言っていますが、私の中ではもう道子がその男性に抱かれることしか想像出来ません。全裸にされた道子の姿や抱かれている姿ばかりを脳裏に描いてしまいます。待ち合わせは家から少し離れた神戸に決まったようです。
今日のデートについて、道子と約束をしました。ひとつは、相手の男性と会ったときと帰ってくるとき、そしてもし可能なら途中で一度、私のスマホにメールを入れること。もう一つは帰宅したら必ずその日にあったことを詳細に報告すること。『デートに行かせてくれてありがとう。約束は守ります。もしかしたら遅くなるかもしれないけど大丈夫?』、「うん大丈夫。楽しんできて。」と内心ドキドキなのに余裕のあるふりをしました。
当日になり、道子は私と息子の昼食と夕食の手配をして12時頃、出かけていきました。黒い膝丈のスカートと薄緑のセーターにコートといった服装です。妻は普段から大人しめの服装を好みます。身長は165㎝と同年代の平均より高いです。それに痩身(やせた身体)で顔が小さい。
もともと私が勧めたことですが、今日のデートの事は詳しい話を聞いていません。ただ、気持ちを確認したところ、『今日どうなるかは会ってみないとわからないわ。でも浮気してもいんでしょ。』とにっこり笑っていた。普段とは違う赤い口紅をしていたので気合いが入っているなと思いました。スカートもいつものとは違うものでした。ただ、下着は見せてくれませんでしたので“勝負下着”だったのかはわかりませんが…。
先ほど、午後2時ごろにやっとメールが来ました。内容は次の通りです。
≪少し前に会いました。今、ゆっくりとしています。またメールソウシン (*'-')o"_/|===((([\/]します。≫
しかし、その後はまだ連絡が来ていません。こちらからも返事はしませんでした。
午後6時をまわっても途中経過の連絡はありません。取り敢えず息子と一緒に夕食を済ませましたが、食欲が湧きません。それよりも色々なことを想像して、いてもたってもいられないというのが正直な気持ちでした。
午後9時を過ぎましたが未だに帰ってこないばかりかメールも電話もありません。こちらから≪どうなってるの?≫とメールを送りましたが返信がありません。
〖今、道子がどうなっているか、何をされているのか〗、そう考えるともうどうしていいかわからず、缶ビールを飲みながら色々なことを想像しています。じりじりとしたこの状況に強烈な嫉妬が襲ってきます。自分で撒いた種なのにイライラする。それとは逆にさまざまなシチュエーション(局面)が妄想のように脳内で再現される。これが興奮する材料なのだが・・・。
(原題=妻の性体験 原作者=田中 投稿=2009年12月)
私39才(吉田直行:なおゆき)、妻37才(道子:みちこ)の夫婦です。結婚をして14年。子供は12歳の息子がいる。倦怠期になり何度か私は道子に浮気を勧めていたことがありました。道子はそんなことは考えられないと、まったく相手にする様子はなかったのですが、最近になって、インターネットの交際サイトで知り合った男性と際どいメールをするようになったようなのです。ある日、偶然ですが、かまをかけるように「誰が好きな人でも出来たの?」と訊いたところ、それが図星だったのです。
『サイトで知り合った。』ことや、『少し気になる相手である。』ことなど色々と話してくれました。そして、『その人と会ってもいい?』かと道子が尋ねてくる。私はもともと、その気だったので、即OKを出しました。
相手は独身男性で34才。妻より3つ年下ですが、〔エッチなことはしません。〕と言っているようです。ただ、そんな聖人君子的な考え方の人が交際サイトなど利用するはずがありません。私も全く信じていません。(そのような真面目人間も別の意味でおもしろい対象ではあるが・・・)今から、2人が会うのが気になって仕方ありません。
道子は夜になると頻繁にメールをしているようです。そして月末についに2人は会うことになったのです。道子は『会ってもどうなるかわからないよ。』と言っていますが、私の中ではもう道子がその男性に抱かれることしか想像出来ません。全裸にされた道子の姿や抱かれている姿ばかりを脳裏に描いてしまいます。待ち合わせは家から少し離れた神戸に決まったようです。
今日のデートについて、道子と約束をしました。ひとつは、相手の男性と会ったときと帰ってくるとき、そしてもし可能なら途中で一度、私のスマホにメールを入れること。もう一つは帰宅したら必ずその日にあったことを詳細に報告すること。『デートに行かせてくれてありがとう。約束は守ります。もしかしたら遅くなるかもしれないけど大丈夫?』、「うん大丈夫。楽しんできて。」と内心ドキドキなのに余裕のあるふりをしました。
当日になり、道子は私と息子の昼食と夕食の手配をして12時頃、出かけていきました。黒い膝丈のスカートと薄緑のセーターにコートといった服装です。妻は普段から大人しめの服装を好みます。身長は165㎝と同年代の平均より高いです。それに痩身(やせた身体)で顔が小さい。
もともと私が勧めたことですが、今日のデートの事は詳しい話を聞いていません。ただ、気持ちを確認したところ、『今日どうなるかは会ってみないとわからないわ。でも浮気してもいんでしょ。』とにっこり笑っていた。普段とは違う赤い口紅をしていたので気合いが入っているなと思いました。スカートもいつものとは違うものでした。ただ、下着は見せてくれませんでしたので“勝負下着”だったのかはわかりませんが…。
先ほど、午後2時ごろにやっとメールが来ました。内容は次の通りです。
≪少し前に会いました。今、ゆっくりとしています。またメールソウシン (*'-')o"_/|===((([\/]します。≫
しかし、その後はまだ連絡が来ていません。こちらからも返事はしませんでした。
午後6時をまわっても途中経過の連絡はありません。取り敢えず息子と一緒に夕食を済ませましたが、食欲が湧きません。それよりも色々なことを想像して、いてもたってもいられないというのが正直な気持ちでした。
午後9時を過ぎましたが未だに帰ってこないばかりかメールも電話もありません。こちらから≪どうなってるの?≫とメールを送りましたが返信がありません。
〖今、道子がどうなっているか、何をされているのか〗、そう考えるともうどうしていいかわからず、缶ビールを飲みながら色々なことを想像しています。じりじりとしたこの状況に強烈な嫉妬が襲ってきます。自分で撒いた種なのにイライラする。それとは逆にさまざまなシチュエーション(局面)が妄想のように脳内で再現される。これが興奮する材料なのだが・・・。
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