長C【愛妻との軌跡】第1章①
長C【愛妻との軌跡】第1章①
(原題:とある夫婦の物語 原作者:RYU 投稿日:2010/02/09)
私は加瀬修一(かせ・しゅういち:39歳)、妻(加瀬紗里奈:かせ・さりな:27歳)。ひと回りの年齢差のある夫婦です。夫婦水入らずの久しぶりの温泉旅行。そこからが始まりでした。日頃の喧騒から離れ、途中 観光スポットを巡り記念撮影などして存分に旅行気分を味わってから旅館に到着。二年ぶりに訪れた同じ宿です。以前あるご夫婦と一緒に二度ほど来て、味わった強烈な体験が頭を過ぎります。紗里奈も同じことを感じたらしく、『何か思い出しちゃうね。』そして私も同じことを思っていた。
紗里奈は興味深々で『今回も何かあるのかなー?』と言うので、「二人きりだしそれはないだろ。」と否定をする。
『そうだよね。』
「期待しているの?」
『全然してないけど、ここでのことが強烈だったから・・・。』
「まあそうだね。そんなことより早く風呂に入ろうよ。」
『ここの大浴場すごく景色がよかったよね。』
着替えを済ませ男女別の大浴場へと。入り口で別れ際に、紗里奈が『一時間ぐらいかかっちゃうかも?』って告げた。私は「それなら部屋かそこのサロンで待ってるよ。」妻は長風呂、私は長風呂が苦手の烏の行水です。
私が男湯に入ると平日のためか以前訪れた週末とは違い、人がまばらで何か気が抜けたような大浴場でした。さあっと身体を洗い、広々とした湯船で足を思い切り伸ばし、仕事に追われ少々疲れ気味の身体を温泉に浸します。何ともいえない開放感が身体を包み、温泉気分を味わいます。
すると、男性から声を掛けられました。〔先程はどうも。〕私は「あっ、こちらこそ どうもありがとうございました。」その男性は昼間、観光スポットで私たちの記念撮影のシャッターを押してくれたのです。彼ももちろん女性同伴で私たち夫婦と同じぐらいの年齢差のありそうな女性だったのでよく覚えていました。
〔同じ宿だったとは奇遇ですね。ご夫婦で温泉ですか?」
「ええ、偶然ですね。そちらもご夫婦で?」
〔それがちょっと・・・。〕
言葉を濁したのでそれ以上のことは訊かず、その後は一緒にサロンで他愛のない話をしながら、おのおののパートナーを待つことに。
やがて女湯の出入り口から妻の紗里奈が女性と一緒に私が待つサロンへ入ってきました。
紗里奈は『あれ、何で?』私も「偶然が重なるなあ。」と不思議な感覚を覚える。紗里奈と一緒の女性は、サロンで一緒に待っていた男性のパートナーでした。そこから四人で話が盛り上がり、夕食も私たちの部屋で一緒に食べることになりました。食事中もお互い年齢差のあるカップルという共通点もあり、アルコールが入ったためか話が弾み、ついには、私たちが予約している貸し切り露天風呂に四人で入ろういうところまでになる。
旅先では大胆になりがちですが、初対面のカップルと一緒に入浴となると、私はさすがに躊躇うが、それに対してほろ酔い加減の紗里奈は、『いいじゃない。知り合ったのも何かの縁だし。ねっ。』って相手の女性に同意を求めます。〚そうですよ。そうしよ、そうしよ。いいでしょ、露天風呂に入りたいもん。〛と今度はパートナーの男性に同意を求めます。結局、女性陣に押し切られる形で四人は一緒に入浴することになりました。
第1章②に続く
2014/10/25
(原題:とある夫婦の物語 原作者:RYU 投稿日:2010/02/09)
私は加瀬修一(かせ・しゅういち:39歳)、妻(加瀬紗里奈:かせ・さりな:27歳)。ひと回りの年齢差のある夫婦です。夫婦水入らずの久しぶりの温泉旅行。そこからが始まりでした。日頃の喧騒から離れ、途中 観光スポットを巡り記念撮影などして存分に旅行気分を味わってから旅館に到着。二年ぶりに訪れた同じ宿です。以前あるご夫婦と一緒に二度ほど来て、味わった強烈な体験が頭を過ぎります。紗里奈も同じことを感じたらしく、『何か思い出しちゃうね。』そして私も同じことを思っていた。
紗里奈は興味深々で『今回も何かあるのかなー?』と言うので、「二人きりだしそれはないだろ。」と否定をする。
『そうだよね。』
「期待しているの?」
『全然してないけど、ここでのことが強烈だったから・・・。』
「まあそうだね。そんなことより早く風呂に入ろうよ。」
『ここの大浴場すごく景色がよかったよね。』
着替えを済ませ男女別の大浴場へと。入り口で別れ際に、紗里奈が『一時間ぐらいかかっちゃうかも?』って告げた。私は「それなら部屋かそこのサロンで待ってるよ。」妻は長風呂、私は長風呂が苦手の烏の行水です。
私が男湯に入ると平日のためか以前訪れた週末とは違い、人がまばらで何か気が抜けたような大浴場でした。さあっと身体を洗い、広々とした湯船で足を思い切り伸ばし、仕事に追われ少々疲れ気味の身体を温泉に浸します。何ともいえない開放感が身体を包み、温泉気分を味わいます。
すると、男性から声を掛けられました。〔先程はどうも。〕私は「あっ、こちらこそ どうもありがとうございました。」その男性は昼間、観光スポットで私たちの記念撮影のシャッターを押してくれたのです。彼ももちろん女性同伴で私たち夫婦と同じぐらいの年齢差のありそうな女性だったのでよく覚えていました。
〔同じ宿だったとは奇遇ですね。ご夫婦で温泉ですか?」
「ええ、偶然ですね。そちらもご夫婦で?」
〔それがちょっと・・・。〕
言葉を濁したのでそれ以上のことは訊かず、その後は一緒にサロンで他愛のない話をしながら、おのおののパートナーを待つことに。
やがて女湯の出入り口から妻の紗里奈が女性と一緒に私が待つサロンへ入ってきました。
紗里奈は『あれ、何で?』私も「偶然が重なるなあ。」と不思議な感覚を覚える。紗里奈と一緒の女性は、サロンで一緒に待っていた男性のパートナーでした。そこから四人で話が盛り上がり、夕食も私たちの部屋で一緒に食べることになりました。食事中もお互い年齢差のあるカップルという共通点もあり、アルコールが入ったためか話が弾み、ついには、私たちが予約している貸し切り露天風呂に四人で入ろういうところまでになる。
旅先では大胆になりがちですが、初対面のカップルと一緒に入浴となると、私はさすがに躊躇うが、それに対してほろ酔い加減の紗里奈は、『いいじゃない。知り合ったのも何かの縁だし。ねっ。』って相手の女性に同意を求めます。〚そうですよ。そうしよ、そうしよ。いいでしょ、露天風呂に入りたいもん。〛と今度はパートナーの男性に同意を求めます。結局、女性陣に押し切られる形で四人は一緒に入浴することになりました。
第1章②に続く
2014/10/25
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