短29〖家庭内接待〗パート1
短29〖家庭内接待〗パート1
(原題:接待の続きで大事なお客さんを我が家に招く事になった 原作者:不明)
私(長谷部一成)はある中小企業で営業課長をしている45歳のサラリーマンです。娘も去年他県の公立大学に合格し、1人暮らしをしています。それで家のローンに娘への仕送りと出費が多く、妻の雅(みやび)も昨年からパートで仕事を始めました。
私たちの業界は弱肉強食で大手が隆盛を謳歌する中で、私の会社は中小間での競争が激しく、業績は毎年減少傾向にありました。そういう折に、営業で出向いた建築会社から大きな仕事の話が入ったのです。岡田部長を始め、澤村社長にまで“頼むぞ長谷部君!会社の存亡が掛かる大仕事になるから成功させろ”とはっぱをかけられ社内の注目の的でした。
話はとんとん拍子に進み、澤村社長の勧めもあって相手先を接待する事になりました。当日、私が部長と接待場所の料亭に向かうと、既に取引先の方がお見えになっています。
「すいません、遅くなってしまいました。」
「気にしないでください。我々も今着いたばかりですから。今日は、お招き頂きありがとうございます。うちの社長と専務です。」
取引先の課長が、町村社長と安部専務を紹介してくれました。
岡田専務が「社長の澤村があいにく出張でお会いできるのを楽しみにしていたのですが、申し訳ありません。」と謝ります。〔そんな堅い話はいいから、喉も乾いたし早速始めませんか?〕って町村社長は云って下さる。建設業と言う仕事柄なのか社長や専務も堅苦しさが無く、普段の飲み会と言う雰囲気で酒を次々と飲み干していきました。
料亭を出る頃には、町村社長も安部専務もいい感じに酔っ払い“次々!さぁ行こうか”と2次会に行く事になったのです。相手先の希望もあってキャバクラに行く事になり岡田部長の知っている店に向かいました。
町村社長(58歳)も安部専務(55歳)も女好きの様で、隣に座る女の子にベタベタとしながら、太腿を擦ったり肩に手を回し、気分上々だったのです。そんな中、店の女性が「ちょっと、困ります!」と声を荒げ、社長と口論になっていました。町村社長が女性の胸を揉んだらしく、女性が思わず声を荒げた様です。
場は一気に冷めると同時に気まずい雰囲気になっていきました。〔はぁ!全くつまらない店だなぁ!来るんじゃなかった。〕と町村社長がカンカンに怒っています。岡田部長が会計を済ませ、直ぐに店を出る事になり、私は《今日はこれで終わりかなぁ!》と思っていました。
「町村社長、本当に気の利かない店ですいませんでした。次回は良い店に連れて行きますので・・・。」と岡田部長がしきりに謝罪しています。
〔全く、冗談も通じない女だよ。〕
「本当ですね!今日はこの辺で・・・。」
〔ん~いい感じに酔っていたのに醒めちゃったよ。〕
安部専務が〚うちの社長も飲み足りないみたいので、良い店ありませんか?〛と訊いてくる。部長は自分が勧めた店の不評を気にして無難なところを「では・・・スナックでも・・。」町村社長が〔スナックかぁ・・・それより君(部長)の家で飲めないか?〕と云ってきた。「すいません。ちょっと私の家は・・・長谷部君(私)の所はここから近かったよね。」と「えっ!・・・私の家ですか?」って戸惑う私。
〔よし決めた。長谷部君の家で飲み直しをしよう!〕と町村社長。
「私の家にはビールや焼酎くらいしか有りませんよ。それに社長の口に合うかな?・・・。」
安部専務も〚何でもいいですよ!酒が飲めれば。〛
急な展開に私は困りましたが、岡田部長が後ろで手を合わせ“頼む”と。町村社長もノリノリだったので断る事が出来ませんでした。
2015/04/24
(原題:接待の続きで大事なお客さんを我が家に招く事になった 原作者:不明)
私(長谷部一成)はある中小企業で営業課長をしている45歳のサラリーマンです。娘も去年他県の公立大学に合格し、1人暮らしをしています。それで家のローンに娘への仕送りと出費が多く、妻の雅(みやび)も昨年からパートで仕事を始めました。
私たちの業界は弱肉強食で大手が隆盛を謳歌する中で、私の会社は中小間での競争が激しく、業績は毎年減少傾向にありました。そういう折に、営業で出向いた建築会社から大きな仕事の話が入ったのです。岡田部長を始め、澤村社長にまで“頼むぞ長谷部君!会社の存亡が掛かる大仕事になるから成功させろ”とはっぱをかけられ社内の注目の的でした。
話はとんとん拍子に進み、澤村社長の勧めもあって相手先を接待する事になりました。当日、私が部長と接待場所の料亭に向かうと、既に取引先の方がお見えになっています。
「すいません、遅くなってしまいました。」
「気にしないでください。我々も今着いたばかりですから。今日は、お招き頂きありがとうございます。うちの社長と専務です。」
取引先の課長が、町村社長と安部専務を紹介してくれました。
岡田専務が「社長の澤村があいにく出張でお会いできるのを楽しみにしていたのですが、申し訳ありません。」と謝ります。〔そんな堅い話はいいから、喉も乾いたし早速始めませんか?〕って町村社長は云って下さる。建設業と言う仕事柄なのか社長や専務も堅苦しさが無く、普段の飲み会と言う雰囲気で酒を次々と飲み干していきました。
料亭を出る頃には、町村社長も安部専務もいい感じに酔っ払い“次々!さぁ行こうか”と2次会に行く事になったのです。相手先の希望もあってキャバクラに行く事になり岡田部長の知っている店に向かいました。
町村社長(58歳)も安部専務(55歳)も女好きの様で、隣に座る女の子にベタベタとしながら、太腿を擦ったり肩に手を回し、気分上々だったのです。そんな中、店の女性が「ちょっと、困ります!」と声を荒げ、社長と口論になっていました。町村社長が女性の胸を揉んだらしく、女性が思わず声を荒げた様です。
場は一気に冷めると同時に気まずい雰囲気になっていきました。〔はぁ!全くつまらない店だなぁ!来るんじゃなかった。〕と町村社長がカンカンに怒っています。岡田部長が会計を済ませ、直ぐに店を出る事になり、私は《今日はこれで終わりかなぁ!》と思っていました。
「町村社長、本当に気の利かない店ですいませんでした。次回は良い店に連れて行きますので・・・。」と岡田部長がしきりに謝罪しています。
〔全く、冗談も通じない女だよ。〕
「本当ですね!今日はこの辺で・・・。」
〔ん~いい感じに酔っていたのに醒めちゃったよ。〕
安部専務が〚うちの社長も飲み足りないみたいので、良い店ありませんか?〛と訊いてくる。部長は自分が勧めた店の不評を気にして無難なところを「では・・・スナックでも・・。」町村社長が〔スナックかぁ・・・それより君(部長)の家で飲めないか?〕と云ってきた。「すいません。ちょっと私の家は・・・長谷部君(私)の所はここから近かったよね。」と「えっ!・・・私の家ですか?」って戸惑う私。
〔よし決めた。長谷部君の家で飲み直しをしよう!〕と町村社長。
「私の家にはビールや焼酎くらいしか有りませんよ。それに社長の口に合うかな?・・・。」
安部専務も〚何でもいいですよ!酒が飲めれば。〛
急な展開に私は困りましたが、岡田部長が後ろで手を合わせ“頼む”と。町村社長もノリノリだったので断る事が出来ませんでした。
2015/04/24
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