短28〖絵里加の本音〗第3話
短28〖絵里加の本音〗第3話
あれから半年が過ぎた。僕が東京に帰ると妻の絵里加(えりか)はいつも笑顔で出迎えてくれる。家族で食事に出掛け、夜になると夫婦の大切な時間を過ごす。絵里加は僕を愛してくれ、僕も妻を愛し信じようと努力し、あの嫌な思い出は遠い過去になりつつあるように見える。
でもこの夏、家に帰った時、妖しい光沢を放つアクアブルーの“ラヴィジュール”のショーツとブラジャーが他の洗濯物で覆い隠すように洗濯機の中に入れてあったのはどういうことだろう・・・。
2年の予定で大阪に単身赴任していた僕は、この春東京に戻ってきた。それをきっかけに、僕が許したので妻はまた銀座の夜の蝶へと戻った。『2年のブランクがあっても多くのお客さんが暖かく迎えてくれたの。』と絵里加は嬉しそうに語り、張り切って仕事をしているようだ。
僕も「良かったね!頑張って・・・。」と妻に言い、週に3日妻の絵里加を仕事に送り出す日々に戻る。本当は妻のアルバイトは嫌だったが、許可した僕には絵里加が仕事に行っている間にやることがあった。それは妻の服・下着・写真などから浮気の証拠を探し出す作業だ。
子供を寝かしつけてからタンスの中を探ったが、服や下着は何枚か新しく購入したものがあるものの、どれも妻の好みのものばかりで浮気相手の匂いを感じるものが無い。続いて、妻専用のクローゼットの探索をしたがスーツやワンピース、スカートも怪しげなものは見当たらなかった。
ふと奥のコートに目をやるとポケットが不自然に膨らんでいる。ポケットの中のものを取り出してみると“DIANE”と書かれた小さな箱が3つでした。封を切ってある箱の中身を取り出すと、1シートに小さなピンクの薬らしきものが21粒並んでいる。
その薬っぽいのが最初は何か判らなかったが、インターネットで調べて愕然とした。私は信じたくは無かったが、浮気の決定的証拠が“経口避妊薬(低用量ピル)”だ!その後、絵里加が仕事に行っている日は毎回コートのポケットを確認しているが、薬は確実に1日に1粒減っている。
《いつ妻を問い詰めようか》と思っていた先月のある日、事件は起こった。絵里加はいつもなら夜中の1時頃にタクシーで帰宅するが、その日は≪ごめんなさい。少し遅くなります。≫というメールが届く。水商売なのだから、お客さんとのお付き合いもしょうがないことなので、僕は先に寝ることにした。
玄関のドアを開ける物音で目を覚まして僕が時計を見ると4時半を回っている。普段の絵里加は帰宅すると化粧を落として、そのままベッドルームに入ってくるのだが、その日は珍しくシャワーを浴びていた。ベッドに入った妻に「どうしたの?」と尋ねると『髪がタバコくさいから・・・。』との一言です。
朝、熟睡している妻を横目にリビングで子供たちと朝食を摂っていると、窓際の床が濡れている。そこは雨の日に洗濯物を室内干しする場所だ。上を見上げると昨夕絵里加が洗濯した洗濯物が干してある。ちゃんと脱水してあるはずと思いつつ確認すると、乾きかけた洗濯物の中に何故か濡れた赤いナイロンのショーツが1枚。
僕は《もしや・・・》と思い、洗面所のバスケットを覗くと、絵里加が昨晩仕事に着ていった赤いロングドレスとともにキッチンに干してあったパンティーとお揃いの赤いブラジャーがあった。だから訳があってパンティーだけを手洗いして干したということなのだ。
僕は絵里加を叩き起こして問いただそうかと思ったが、強烈な嫉妬心により我が息子(ペニス)がいきり立ち、今まで味わったことのない妙な快感を覚えてしまったため、追及(責めたり問いただしたりして、相手を追いつめる)は後日ということにして出勤した。
2015/05/01
あれから半年が過ぎた。僕が東京に帰ると妻の絵里加(えりか)はいつも笑顔で出迎えてくれる。家族で食事に出掛け、夜になると夫婦の大切な時間を過ごす。絵里加は僕を愛してくれ、僕も妻を愛し信じようと努力し、あの嫌な思い出は遠い過去になりつつあるように見える。
でもこの夏、家に帰った時、妖しい光沢を放つアクアブルーの“ラヴィジュール”のショーツとブラジャーが他の洗濯物で覆い隠すように洗濯機の中に入れてあったのはどういうことだろう・・・。
2年の予定で大阪に単身赴任していた僕は、この春東京に戻ってきた。それをきっかけに、僕が許したので妻はまた銀座の夜の蝶へと戻った。『2年のブランクがあっても多くのお客さんが暖かく迎えてくれたの。』と絵里加は嬉しそうに語り、張り切って仕事をしているようだ。
僕も「良かったね!頑張って・・・。」と妻に言い、週に3日妻の絵里加を仕事に送り出す日々に戻る。本当は妻のアルバイトは嫌だったが、許可した僕には絵里加が仕事に行っている間にやることがあった。それは妻の服・下着・写真などから浮気の証拠を探し出す作業だ。
子供を寝かしつけてからタンスの中を探ったが、服や下着は何枚か新しく購入したものがあるものの、どれも妻の好みのものばかりで浮気相手の匂いを感じるものが無い。続いて、妻専用のクローゼットの探索をしたがスーツやワンピース、スカートも怪しげなものは見当たらなかった。
ふと奥のコートに目をやるとポケットが不自然に膨らんでいる。ポケットの中のものを取り出してみると“DIANE”と書かれた小さな箱が3つでした。封を切ってある箱の中身を取り出すと、1シートに小さなピンクの薬らしきものが21粒並んでいる。
その薬っぽいのが最初は何か判らなかったが、インターネットで調べて愕然とした。私は信じたくは無かったが、浮気の決定的証拠が“経口避妊薬(低用量ピル)”だ!その後、絵里加が仕事に行っている日は毎回コートのポケットを確認しているが、薬は確実に1日に1粒減っている。
《いつ妻を問い詰めようか》と思っていた先月のある日、事件は起こった。絵里加はいつもなら夜中の1時頃にタクシーで帰宅するが、その日は≪ごめんなさい。少し遅くなります。≫というメールが届く。水商売なのだから、お客さんとのお付き合いもしょうがないことなので、僕は先に寝ることにした。
玄関のドアを開ける物音で目を覚まして僕が時計を見ると4時半を回っている。普段の絵里加は帰宅すると化粧を落として、そのままベッドルームに入ってくるのだが、その日は珍しくシャワーを浴びていた。ベッドに入った妻に「どうしたの?」と尋ねると『髪がタバコくさいから・・・。』との一言です。
朝、熟睡している妻を横目にリビングで子供たちと朝食を摂っていると、窓際の床が濡れている。そこは雨の日に洗濯物を室内干しする場所だ。上を見上げると昨夕絵里加が洗濯した洗濯物が干してある。ちゃんと脱水してあるはずと思いつつ確認すると、乾きかけた洗濯物の中に何故か濡れた赤いナイロンのショーツが1枚。
僕は《もしや・・・》と思い、洗面所のバスケットを覗くと、絵里加が昨晩仕事に着ていった赤いロングドレスとともにキッチンに干してあったパンティーとお揃いの赤いブラジャーがあった。だから訳があってパンティーだけを手洗いして干したということなのだ。
僕は絵里加を叩き起こして問いただそうかと思ったが、強烈な嫉妬心により我が息子(ペニス)がいきり立ち、今まで味わったことのない妙な快感を覚えてしまったため、追及(責めたり問いただしたりして、相手を追いつめる)は後日ということにして出勤した。
2015/05/01
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