長Ⅱ3『わたしを守って』第23話
長Ⅱ3『わたしを守って』第23話
第22話
藤森真一(ふじもり・しんいち:36才)が妻(司文乃:つかさ・ふみの:33才)を意識して家に来ない事は明らかです。 しかし今一つ理解できなかったのが藤森の心境でした。
第21話参照:かなり二人とも酔いがまわって私(司道孝:つかさ・みちたか:36才)がスワッピングの話をした時のことです。
「仮にだよ? 仮におまえが文乃を抱くっていうのはどうだ?」
〔あー、それはかなり迷うだろうが、最後はあきらめるだろうな。〕
この藤森の返事にショックを受けた私はつい大きな声を出してしまう。
「なんでだよー! 文乃には魅力が無いってことか?!」
〔バカ、そんなわけないだろう。文乃さんを抱けるなら今すぐにでも抱きたいさ。でもな、おれとお前は親友だろ? 違うのか? 親友の奥さんを抱いちまったら、もう、お前とは親友ではいられなくなっちまうだろう、違うか?〕
「俺がいいって言ってもか?」
〔そうだよ、お前にも奥さんにも2度と会えなくなるからさ。〕
《私に隠れてイタズラしておいて、何言ってるんだ!》とは言えないのに、「イタズラくらいならどうだ?」とつい尋ねてしまった。その時、藤森がひどく悲しそうな表情を見せたのす。《ああ! シマッタ! こいつ反省しちまったかな?》私の失言で、藤森は〔親友の奥さんはやっぱり抱けない! お前達の顔が見られなくなる。〕となんだか青春の友情話になってしまい、私は落胆して家に帰りました。
私が家に帰ると妻の文乃はシャワーを浴びていました。徒労感で力が失せて、和室にドタッと寝てしまいます。文乃が静かに部屋に入ってきました。『寝ちゃったのー? 風邪引くわよ。』そう言って妻がタオルケットをかけてくれます。私は目をあける元気も無く、そのまま寝たふりをしていました。文乃はすぐ横に座ったようです。少しして私のどん底状態を察知したのか、『どうしたの? 何かあった?』って、まるで母親のように乱れた私の髪をなでていました。
とてもいい気分で、うっとりしていると、寝取らせ願望のソコジカラがムクムクと湧いてきます。そして、妻を巧妙(?)にダマス知恵も次々と浮かんできました。ようやく、私の寝取らせの幕開けがやってきました。
妻が子供にするように私の頭を撫でるので、つい心地よくなって、そのまま目をつぶっていると。
『どうしたの? いやなことでもあったの? パパ最近おかしいわよー・・。』
おかげで、キャンプ場の興奮から、仕事のストレス、また興奮の毎日と、休まる事の無かった自分に、久しぶりにマトモに頭が働き出しました。 第24話に続く
2017/04/06
第22話
藤森真一(ふじもり・しんいち:36才)が妻(司文乃:つかさ・ふみの:33才)を意識して家に来ない事は明らかです。 しかし今一つ理解できなかったのが藤森の心境でした。
第21話参照:かなり二人とも酔いがまわって私(司道孝:つかさ・みちたか:36才)がスワッピングの話をした時のことです。
「仮にだよ? 仮におまえが文乃を抱くっていうのはどうだ?」
〔あー、それはかなり迷うだろうが、最後はあきらめるだろうな。〕
この藤森の返事にショックを受けた私はつい大きな声を出してしまう。
「なんでだよー! 文乃には魅力が無いってことか?!」
〔バカ、そんなわけないだろう。文乃さんを抱けるなら今すぐにでも抱きたいさ。でもな、おれとお前は親友だろ? 違うのか? 親友の奥さんを抱いちまったら、もう、お前とは親友ではいられなくなっちまうだろう、違うか?〕
「俺がいいって言ってもか?」
〔そうだよ、お前にも奥さんにも2度と会えなくなるからさ。〕
《私に隠れてイタズラしておいて、何言ってるんだ!》とは言えないのに、「イタズラくらいならどうだ?」とつい尋ねてしまった。その時、藤森がひどく悲しそうな表情を見せたのす。《ああ! シマッタ! こいつ反省しちまったかな?》私の失言で、藤森は〔親友の奥さんはやっぱり抱けない! お前達の顔が見られなくなる。〕となんだか青春の友情話になってしまい、私は落胆して家に帰りました。
私が家に帰ると妻の文乃はシャワーを浴びていました。徒労感で力が失せて、和室にドタッと寝てしまいます。文乃が静かに部屋に入ってきました。『寝ちゃったのー? 風邪引くわよ。』そう言って妻がタオルケットをかけてくれます。私は目をあける元気も無く、そのまま寝たふりをしていました。文乃はすぐ横に座ったようです。少しして私のどん底状態を察知したのか、『どうしたの? 何かあった?』って、まるで母親のように乱れた私の髪をなでていました。
とてもいい気分で、うっとりしていると、寝取らせ願望のソコジカラがムクムクと湧いてきます。そして、妻を巧妙(?)にダマス知恵も次々と浮かんできました。ようやく、私の寝取らせの幕開けがやってきました。
妻が子供にするように私の頭を撫でるので、つい心地よくなって、そのまま目をつぶっていると。
『どうしたの? いやなことでもあったの? パパ最近おかしいわよー・・。』
おかげで、キャンプ場の興奮から、仕事のストレス、また興奮の毎日と、休まる事の無かった自分に、久しぶりにマトモに頭が働き出しました。 第24話に続く
2017/04/06
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