長Ⅱ17〖妻の性欲が〗その7話
長Ⅱ17〖妻の性欲が〗その7話
その6話
今の僕(磐田誠司:いわた・せいじ:34才)には妻(磐田菫:いわた・すみれ:34才)に本当の事・・・つまり病的妄想をしてしまう自分の事を言う勇気が無かった。その為つい無愛想に答えてしまう。妻に謝ろうとしていた僕だったが完全にタイミングを見失っていた。
「お、おいっ・・・!」
妻のすみれが突然、僕のペニスを握ってきたので思わず声を上げる。
『・・・ねぇ・・・しよ!』
しかし妻は怯(ひる)む事なく僕のペニスを強く握りしめ、誘ってきた。すみれは僕を仰向けにすると股の間に体を割って入り、僕の着ていたジャージとトランクスを下げる。
『・・・先(さっき)の続きぃ!』
妻がそう言うとおもむろにまだ萎えているペニスをフェラチオし始めた。僕の萎えたペニスはすみれの口の中にすっぽり入り、見えなくなる。萎えたペニスを口内に収めたまま器用に舌を絡ませて顔を上下運動させての真剣(マジ)フェラだ。この妻のフェラ技に僕のペニスは徐々に勃起し始める。
固くなり始めたペニスに・・・妻がフェラチオをしながら器用に衣類を脱いた。しかし、この時の僕には興奮も気持ち良さもあまり感じない。妻を犯すようにした時とは違う自分に少し戸惑っていた。妻がフェラチオを止め、いざ上から挿入しようとすると僕のペニスは虚しくも萎えてしまい使い物にならない。そして、すみれがもう一度フェラチオを試みる。しかし何度繰り返しても結果は同じだった。
『・・・どうしたの?』
『先みたいに・・・して!』
妻が不満げに言った。
「疲れているから・・・。」
僕はそう言ってトランクスを掃き、妻に背中を向けて寝る。と言うか・・・寝たフリをした。 しばらくして僕のベッドから妻が去っていく。
『・・・おやすみ・・・・・・。』
妻の寂し気な声だった。僕はベッドの中で悩みに悩む・・・・・そしてひとつの事が解った。 それは今の僕は病的妄想を現実的に・・・しなければ興奮しない身体になっている。《つ、妻を・・・他人に・・・・・・。最愛の妻が僕では無く別の男に弄ばれると僕は興奮しペニスが使い物になる。》・・・と、悩んだ結果のひとつの答えだった。
案の定・・・次日もそして次日も妻は求めてくる。・・・が、結果はやはり同じで僕のペニスは使い物にはならなかった。そんな僕に妻は、『どうして?』『何故?』の繰り返しで・・・・・・終いには、『あたし・・・もう魅力ない?』『他に好きな人が出来たの?』等と言ってくる始末。だが、己の身体の変化を妻にどうしても正直に話せない僕がいた。
「疲れているせいだよ!」「俺がお前以外を好きになる訳ないだろ!」等と言ってはその場を凌ぐ。しかし、こうなると自然に妻との会話が少なくなり始め、これを境に妻は僕を求めなくなった。僕は《このままでは・・・マズイ・・・》と夫婦の危機を感じたが、結局は何も出来ないまま時間だけが過ぎていく。 その8話に続く
2017/03/28
その6話
今の僕(磐田誠司:いわた・せいじ:34才)には妻(磐田菫:いわた・すみれ:34才)に本当の事・・・つまり病的妄想をしてしまう自分の事を言う勇気が無かった。その為つい無愛想に答えてしまう。妻に謝ろうとしていた僕だったが完全にタイミングを見失っていた。
「お、おいっ・・・!」
妻のすみれが突然、僕のペニスを握ってきたので思わず声を上げる。
『・・・ねぇ・・・しよ!』
しかし妻は怯(ひる)む事なく僕のペニスを強く握りしめ、誘ってきた。すみれは僕を仰向けにすると股の間に体を割って入り、僕の着ていたジャージとトランクスを下げる。
『・・・先(さっき)の続きぃ!』
妻がそう言うとおもむろにまだ萎えているペニスをフェラチオし始めた。僕の萎えたペニスはすみれの口の中にすっぽり入り、見えなくなる。萎えたペニスを口内に収めたまま器用に舌を絡ませて顔を上下運動させての真剣(マジ)フェラだ。この妻のフェラ技に僕のペニスは徐々に勃起し始める。
固くなり始めたペニスに・・・妻がフェラチオをしながら器用に衣類を脱いた。しかし、この時の僕には興奮も気持ち良さもあまり感じない。妻を犯すようにした時とは違う自分に少し戸惑っていた。妻がフェラチオを止め、いざ上から挿入しようとすると僕のペニスは虚しくも萎えてしまい使い物にならない。そして、すみれがもう一度フェラチオを試みる。しかし何度繰り返しても結果は同じだった。
『・・・どうしたの?』
『先みたいに・・・して!』
妻が不満げに言った。
「疲れているから・・・。」
僕はそう言ってトランクスを掃き、妻に背中を向けて寝る。と言うか・・・寝たフリをした。 しばらくして僕のベッドから妻が去っていく。
『・・・おやすみ・・・・・・。』
妻の寂し気な声だった。僕はベッドの中で悩みに悩む・・・・・そしてひとつの事が解った。 それは今の僕は病的妄想を現実的に・・・しなければ興奮しない身体になっている。《つ、妻を・・・他人に・・・・・・。最愛の妻が僕では無く別の男に弄ばれると僕は興奮しペニスが使い物になる。》・・・と、悩んだ結果のひとつの答えだった。
案の定・・・次日もそして次日も妻は求めてくる。・・・が、結果はやはり同じで僕のペニスは使い物にはならなかった。そんな僕に妻は、『どうして?』『何故?』の繰り返しで・・・・・・終いには、『あたし・・・もう魅力ない?』『他に好きな人が出来たの?』等と言ってくる始末。だが、己の身体の変化を妻にどうしても正直に話せない僕がいた。
「疲れているせいだよ!」「俺がお前以外を好きになる訳ないだろ!」等と言ってはその場を凌ぐ。しかし、こうなると自然に妻との会話が少なくなり始め、これを境に妻は僕を求めなくなった。僕は《このままでは・・・マズイ・・・》と夫婦の危機を感じたが、結局は何も出来ないまま時間だけが過ぎていく。 その8話に続く
2017/03/28
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