長Ⅱ3『わたしを守って』第21話
長Ⅱ3『わたしを守って』第21話
第20話
キャンプ場から帰った夜のセックスは私(司道孝:つかさ・みちたか:36才)だけでなく、妻(司文乃:つかさ・ふみの:33才)もいつもの妻ではありません。濡れ方も反応も付き合い始めてから、特に子供を産んでからドンドン性感がアップしてはきましたが、バックでも正常位でもあんなに腰を使った妻は初めてで、驚く程の変化をみせました。キャンプ場で次々と実現する追い風に加えて、これはすぐにでも妻は堕ちそうだと、油断してしまった事は事実です。
しかしこの1週間ストレスで夜、妻に迫ることもなく過ぎてしまいましたから、そういう変化もわかりませんでした。友人の藤森真一(ふじもり・しんいち:36才)にしても、私と同じく仕事は休日の為にある人種ですから、おそらくは最低のテンションで、何の連絡もありません。
早速その夜、文乃に迫りましたが生理が始まっていて拒否されてしまいます。急に逆風がやってきた様な気がして、落ち込み、焦りました。生理中の妻にアプローチする手段が見当たらない私は、やはり、藤森をその気にさせる方が早道かと思いはじめます。
キャンプ場の延長で、少し妻に多く酒を飲ませて、リビングでそのまま寝かせ、酔った藤森はいつも隣の和室で寝ていく筈だから、私はかなり酔ったフリをして、2階の寝室に行く。そして密かに覗く。かなり成功しそうに思えて、週末に藤森を家に呼ぼうとしました。
私は少々焦っています。数少ない経験から、女性は男よりも、遥かに上手に過去の経験を整理出来てしまうと私は信じていた。それて、モタモタしていると、妻の心に“キャンプ場でのエッチな思い出、今は貞淑な妻”のタイトルを付けた引き出しに入れられそうな気がする。まして、今の束縛の多い日常の環境は“常識”をいやおう無く意識させられて、それが妻に悪影響(?)を及ぼす事が恐くもありました。
私はもう、藤森に妻が体内を貫かれる姿態を何が何でも見てみたいという衝動が抑えられなくなります。もし藤森が妻のパンティを下ろす場面が保障されるなら、おそらくは何でも出来るような気持ちで、もう間違いなく私だけはリセット不能に陥っていました。
考えてみれば事の発端は藤森のイタズラ、受け身の妻をそそのかすよりも、藤森をその気
にさせるほうが理に叶っているかもなと自分なりに納得します。しかし、藤森から返って
きたメールは、〔外で遊ぼうか。〕という返事でした。ふと、キャンプ場のテント内で夕食のために文乃を呼ぼうとした時に、〔まずは二人で飲もう。〕と言った時の藤森を思い出します。私はまた道が開けてきそうな甘い期待で約束の居酒屋に向かいました。
会話はいつものように弾みに弾んだのですが、キャンプ場の話になると、藤森は明らかに話を変えようとします。ふと、《反省されたら困るな》と思った私は、嘘をつきました。
「あ〜あ! しっかし楽しかったなー。娘もそうなんだけどさー、文乃なんか、『また同じメンバーで行きたい』って毎日言っているんだぜ?」
〔同じメンバーって・・文乃さんがか?〕
藤森が反応しました。 第22話に続く
2017/02/22
第20話
キャンプ場から帰った夜のセックスは私(司道孝:つかさ・みちたか:36才)だけでなく、妻(司文乃:つかさ・ふみの:33才)もいつもの妻ではありません。濡れ方も反応も付き合い始めてから、特に子供を産んでからドンドン性感がアップしてはきましたが、バックでも正常位でもあんなに腰を使った妻は初めてで、驚く程の変化をみせました。キャンプ場で次々と実現する追い風に加えて、これはすぐにでも妻は堕ちそうだと、油断してしまった事は事実です。
しかしこの1週間ストレスで夜、妻に迫ることもなく過ぎてしまいましたから、そういう変化もわかりませんでした。友人の藤森真一(ふじもり・しんいち:36才)にしても、私と同じく仕事は休日の為にある人種ですから、おそらくは最低のテンションで、何の連絡もありません。
早速その夜、文乃に迫りましたが生理が始まっていて拒否されてしまいます。急に逆風がやってきた様な気がして、落ち込み、焦りました。生理中の妻にアプローチする手段が見当たらない私は、やはり、藤森をその気にさせる方が早道かと思いはじめます。
キャンプ場の延長で、少し妻に多く酒を飲ませて、リビングでそのまま寝かせ、酔った藤森はいつも隣の和室で寝ていく筈だから、私はかなり酔ったフリをして、2階の寝室に行く。そして密かに覗く。かなり成功しそうに思えて、週末に藤森を家に呼ぼうとしました。
私は少々焦っています。数少ない経験から、女性は男よりも、遥かに上手に過去の経験を整理出来てしまうと私は信じていた。それて、モタモタしていると、妻の心に“キャンプ場でのエッチな思い出、今は貞淑な妻”のタイトルを付けた引き出しに入れられそうな気がする。まして、今の束縛の多い日常の環境は“常識”をいやおう無く意識させられて、それが妻に悪影響(?)を及ぼす事が恐くもありました。
私はもう、藤森に妻が体内を貫かれる姿態を何が何でも見てみたいという衝動が抑えられなくなります。もし藤森が妻のパンティを下ろす場面が保障されるなら、おそらくは何でも出来るような気持ちで、もう間違いなく私だけはリセット不能に陥っていました。
考えてみれば事の発端は藤森のイタズラ、受け身の妻をそそのかすよりも、藤森をその気
にさせるほうが理に叶っているかもなと自分なりに納得します。しかし、藤森から返って
きたメールは、〔外で遊ぼうか。〕という返事でした。ふと、キャンプ場のテント内で夕食のために文乃を呼ぼうとした時に、〔まずは二人で飲もう。〕と言った時の藤森を思い出します。私はまた道が開けてきそうな甘い期待で約束の居酒屋に向かいました。
会話はいつものように弾みに弾んだのですが、キャンプ場の話になると、藤森は明らかに話を変えようとします。ふと、《反省されたら困るな》と思った私は、嘘をつきました。
「あ〜あ! しっかし楽しかったなー。娘もそうなんだけどさー、文乃なんか、『また同じメンバーで行きたい』って毎日言っているんだぜ?」
〔同じメンバーって・・文乃さんがか?〕
藤森が反応しました。 第22話に続く
2017/02/22
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