中12 《我儘と公認》 №07
中12 《我儘と公認》 №07
№06
今のマッサージ(松崎博史)さんなら清潔感も有り、妻(小野寺文香:おのでら・ふみか:35歳)も受けてくれるだろうと思いました。私(小野寺宏一:おのでら・こういち:39歳)が返事を今か今かと待っていると携帯が鳴ります。[9時でしたね、大丈夫です。ご予約受け承りました。]と丁重な返事があり、時間と料金を教えてくれました。
私は思い切って、「あの~ちょっと、お話づらいんですが 受けるのは家内なんですが・・性感・・。」とまで言うと、[ああ~分かりますよ。時々そう言うお客様いらっしゃいます。]と、こちらが安心する言葉が出てきます。しかし、[ご無礼とは存じますが 手前どもは本番まではお断り致しております。]と続きがありました。私は「ハイわかりました。あの・・家内を楽しませて頂ければ・・・(冷や汗が脇の下を流れます)・・・それでお願い出来ますか?」と言うと、[奥様はご了解されていますか?]と訊かれました。
「ハイもちろんです。」咄嗟に嘘が自然と出たのです。それは後からのトラブルを心配しての確認だったようです。[それでは9時にお伺い致します。]と言って電話が切れました。私はフロントにその事を告げ、思い掛けず汗をかいたのでもう一度風呂へ向かいます。
風呂からあがり部屋へ帰ると、妻に『遅かったね。』って言われ、『お腹減ったよ~。』の言葉に従い食事処へ向かいました。あまり飲むと眠気が来るので後々の事を考え控えめにします。一時間掛けゆっくり食事を終え、その辺を散歩し帰りました。
まだ明るさの残る夏の夜です。私は文香に、マッサージを頼んだ事やそれは普通のマッサージと少し違う事を。それから「もう一度、お風呂に入り、下着は着けないように。」と言うと、妻が『何かで読んだ事ある。それエッチなマッサージでしょう! ああ~性感マッサージだよね。』って私を見つめました。
私が「でもアレはしないんだよ。」と答えると、『ふ~ん。ならパパも安心だね。』って意味深な笑みを浮かべるのです。それから妻はそのままもう一度風呂へ行きました。午後8時半ごろです。フロントから[お布団を敷にまいります。]の電話があり、「いいえ、こちらで適当に敷きますから。」と返事をすると、[申し訳御座いません。]と恐縮していました。
丁度9時に、部屋の電話が鳴ります。それはまたフロントからでした。[お頼みされていた マッサージさんがお見えになりました。]と告げられます。「さあ~来たよ。下着は着けてないよね?」と聞くと、文香は浴衣の前をパア~と開き陰毛丸出しに、【貸し出し】を知った妻は もう恥じらいを無くしたのかと思いました。トントンとノックする音がして、[失礼致します。]とマッサージさんが入って来ました。 №08に続く
2017/04/13
№06
今のマッサージ(松崎博史)さんなら清潔感も有り、妻(小野寺文香:おのでら・ふみか:35歳)も受けてくれるだろうと思いました。私(小野寺宏一:おのでら・こういち:39歳)が返事を今か今かと待っていると携帯が鳴ります。[9時でしたね、大丈夫です。ご予約受け承りました。]と丁重な返事があり、時間と料金を教えてくれました。
私は思い切って、「あの~ちょっと、お話づらいんですが 受けるのは家内なんですが・・性感・・。」とまで言うと、[ああ~分かりますよ。時々そう言うお客様いらっしゃいます。]と、こちらが安心する言葉が出てきます。しかし、[ご無礼とは存じますが 手前どもは本番まではお断り致しております。]と続きがありました。私は「ハイわかりました。あの・・家内を楽しませて頂ければ・・・(冷や汗が脇の下を流れます)・・・それでお願い出来ますか?」と言うと、[奥様はご了解されていますか?]と訊かれました。
「ハイもちろんです。」咄嗟に嘘が自然と出たのです。それは後からのトラブルを心配しての確認だったようです。[それでは9時にお伺い致します。]と言って電話が切れました。私はフロントにその事を告げ、思い掛けず汗をかいたのでもう一度風呂へ向かいます。
風呂からあがり部屋へ帰ると、妻に『遅かったね。』って言われ、『お腹減ったよ~。』の言葉に従い食事処へ向かいました。あまり飲むと眠気が来るので後々の事を考え控えめにします。一時間掛けゆっくり食事を終え、その辺を散歩し帰りました。
まだ明るさの残る夏の夜です。私は文香に、マッサージを頼んだ事やそれは普通のマッサージと少し違う事を。それから「もう一度、お風呂に入り、下着は着けないように。」と言うと、妻が『何かで読んだ事ある。それエッチなマッサージでしょう! ああ~性感マッサージだよね。』って私を見つめました。
私が「でもアレはしないんだよ。」と答えると、『ふ~ん。ならパパも安心だね。』って意味深な笑みを浮かべるのです。それから妻はそのままもう一度風呂へ行きました。午後8時半ごろです。フロントから[お布団を敷にまいります。]の電話があり、「いいえ、こちらで適当に敷きますから。」と返事をすると、[申し訳御座いません。]と恐縮していました。
丁度9時に、部屋の電話が鳴ります。それはまたフロントからでした。[お頼みされていた マッサージさんがお見えになりました。]と告げられます。「さあ~来たよ。下着は着けてないよね?」と聞くと、文香は浴衣の前をパア~と開き陰毛丸出しに、【貸し出し】を知った妻は もう恥じらいを無くしたのかと思いました。トントンとノックする音がして、[失礼致します。]とマッサージさんが入って来ました。 №08に続く
2017/04/13
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