名P〖彼女の恋(修正版)〗その3
名P〖彼女の恋(修正版)〗その3
その2
月曜日に出社すると後輩の村瀬健次(むらせ・けんじ:23歳)が僕(周防久志:すおう・ひさし:25歳)のところに来て、〔おはようございますこの前の飲みは楽しかったですねぇ。あれからずっと(住谷)杏奈ちゃんとラインをしてるんですよぉ。彼女めっちゃ可愛いっすわ。〕と、ニヤニヤしながら軽い自慢話しをしてきました。
「健次、お前彼女いるだろ。大丈夫なんかよ?」
〔大丈夫っすよ。最近彼女とうまくいってないんです。だから、人生に張りができたぁ。〕と能天気に言っています。
〔そういえば、先輩はどうなんですか?この前、奈々ちゃんと手をつないでいたでしょ?。〕
「お、お前見ていたのか・・?」
〔バッチリっ。杏奈ちゃんも言っていましたけど、奈々ちゃんはウチらがお店入ってすぐ先輩のこと、かなり気にしていたみたいですよ。『知り合いに似てるって。』・・あれっそういえば、先輩も同じようなこと言っていましたよね?〕
彼女(今野奈々:こんの・なな:22歳)は僕より先に気づいていたのだ。奈々の笑顔を思い出し、たまらなく会いたくなる。
すると、“ヴヴヴ”ってスマホのバイブ音がした。《まさか?》と思った時に、〔杏奈ちゃんからですわ。〕それは健次のスマホでした。《なんだよ・・。》がっかりついでに自分のスマホを見ると光っている。見るとラインがきています。それは奈々からでした。
『おはよう(^O^)/ もうお仕事始まっちゃってるかな? 久志くんは月曜日に弱いから大丈夫かなってラインしちゃいました(b^-゜)・・・・金曜日、逢えて嬉しかった。お仕事頑張って下さいな♪(*^ ・^)ノ⌒☆』
《やられました。》僕はすぐに返事を返します。そのあと、めちゃくちゃ幸せな気持ちで仕事に入りました。
それからは、たまに奈々から『ガンバレ!』ってラインが来たり、バイト上がりに電話が来たりと、そのたまに来る連絡にウキウキと思春期の少年のように浮き足立つ僕です。最初の飲み会から2週間後、健次が来て、〔明日の夜は先輩空いてますか? (住谷)杏奈(すみたに・あんな:22歳)が〚また飲まない?〛って言うんですよ。もちろん、奈々ちゃんも一緒にって。〕それでも僕は(本心を隠し)勿体ぶり、「明日の夜は予定が・・・。」と言うと、〔先輩、行きましょうよ。〕と熱心に言うので、「仕方ないなぁ。お前の頼みだから・・。」心の中で《また奈々に会える。》とガッツをする。
そして、あの夜になったのでした。僕はいつもより早く仕事を終わらせ、健次と一緒に会社を出ます。前回と同じ呑み屋でした。店に入ると、すぐに目をキョロキョロ。奈々を見つけた時の心臓の音は、そこにいるお客さん全員に聞こえているのじゃないかというほど大きくうるさかったのでした。 その4へ
2017/09/30
その2
月曜日に出社すると後輩の村瀬健次(むらせ・けんじ:23歳)が僕(周防久志:すおう・ひさし:25歳)のところに来て、〔おはようございますこの前の飲みは楽しかったですねぇ。あれからずっと(住谷)杏奈ちゃんとラインをしてるんですよぉ。彼女めっちゃ可愛いっすわ。〕と、ニヤニヤしながら軽い自慢話しをしてきました。
「健次、お前彼女いるだろ。大丈夫なんかよ?」
〔大丈夫っすよ。最近彼女とうまくいってないんです。だから、人生に張りができたぁ。〕と能天気に言っています。
〔そういえば、先輩はどうなんですか?この前、奈々ちゃんと手をつないでいたでしょ?。〕
「お、お前見ていたのか・・?」
〔バッチリっ。杏奈ちゃんも言っていましたけど、奈々ちゃんはウチらがお店入ってすぐ先輩のこと、かなり気にしていたみたいですよ。『知り合いに似てるって。』・・あれっそういえば、先輩も同じようなこと言っていましたよね?〕
彼女(今野奈々:こんの・なな:22歳)は僕より先に気づいていたのだ。奈々の笑顔を思い出し、たまらなく会いたくなる。
すると、“ヴヴヴ”ってスマホのバイブ音がした。《まさか?》と思った時に、〔杏奈ちゃんからですわ。〕それは健次のスマホでした。《なんだよ・・。》がっかりついでに自分のスマホを見ると光っている。見るとラインがきています。それは奈々からでした。
『おはよう(^O^)/ もうお仕事始まっちゃってるかな? 久志くんは月曜日に弱いから大丈夫かなってラインしちゃいました(b^-゜)・・・・金曜日、逢えて嬉しかった。お仕事頑張って下さいな♪(*^ ・^)ノ⌒☆』
《やられました。》僕はすぐに返事を返します。そのあと、めちゃくちゃ幸せな気持ちで仕事に入りました。
それからは、たまに奈々から『ガンバレ!』ってラインが来たり、バイト上がりに電話が来たりと、そのたまに来る連絡にウキウキと思春期の少年のように浮き足立つ僕です。最初の飲み会から2週間後、健次が来て、〔明日の夜は先輩空いてますか? (住谷)杏奈(すみたに・あんな:22歳)が〚また飲まない?〛って言うんですよ。もちろん、奈々ちゃんも一緒にって。〕それでも僕は(本心を隠し)勿体ぶり、「明日の夜は予定が・・・。」と言うと、〔先輩、行きましょうよ。〕と熱心に言うので、「仕方ないなぁ。お前の頼みだから・・。」心の中で《また奈々に会える。》とガッツをする。
そして、あの夜になったのでした。僕はいつもより早く仕事を終わらせ、健次と一緒に会社を出ます。前回と同じ呑み屋でした。店に入ると、すぐに目をキョロキョロ。奈々を見つけた時の心臓の音は、そこにいるお客さん全員に聞こえているのじゃないかというほど大きくうるさかったのでした。 その4へ
2017/09/30
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