短J〔危険な想い〕パート7
短J〔危険な想い〕パート7
パート6
妻(椎名由惟:しいな・ゆい:27歳)が今夜どういう反応をするかじっくり観察をしようと思います。歌い終わり、由惟が嬉しそうな顔をして私(椎名一樹:しいな・かずき:32歳)の隣に座りました。そして秋山幸平(あきやま・こうへい:32歳)と児嶋有一(こじま・ゆういち:36歳)は、向かい側の席に座り話を始めます。私はかなり酒を飲んでいる筈だがいっこうに酔わなかった。
由惟の方は少し酔いがまわってきたらしい? 私が由惟の肩を抱き寄せ小さな声で
「由惟、大丈夫か? ちょっと酔っているみたいだけど?」
『このくらいの酔いなら大丈夫~ 今日のお酒は美味しいわ~ 気持ちいいの!』
秋山が家に電話をして来ると席を立ち、児嶋もカラオケを歌いに席を立ったので、由惟に尋ねてみる。
「秋山さんは気に入ったみたいだけど、児嶋さんはどうだ、由惟の好みかな?」
『秋山さんはハンサムだし、とても紳士的だから好きになっちゃうかも? でも児嶋さんは少しスケベみたいであんまり好きじゃない。だってさっきからわたしのスカートの中をチラチラ覗いてるの、恥ずかしいわ!』
「児嶋さんが見たいのなら知らんぷりして少し見せてあげなよ! 彼の興奮した顔が見てみたい。」
『いやよ、わたし、恥ずかしいわ。』
「少しだけだから!」
『無理よ!』
そんな話をしている時、秋山が戻ってきた。
〔サー、もっと飲みましょう。〕
「そうですね、もっと飲みましょう。由惟、秋山さんに濃いのを作ってあげて。」
児嶋も戻って来る。
[お! 飲んでますね! 本当に今夜は楽しい酒ですよ。]
変にニヤニヤしながら席に座った。
児嶋の様子を見ていると由惟が言ったようにチラチラとスカートの中を覗いている。秋山はどうかなと見ていると、児嶋ほど露骨ではないが覗いてはいるようだ。私のすぐ横で、由惟がスカートの中を二人の初対面の男達に覗かれている。私は由惟を引き寄せ、耳元で囁く。
「さっきから、前の二人、スカートの中を覗いてるぞ。」
『え! 本当? 恥ずかしい!』
由惟が小さな声で呟きました。
秋山が〔そうだ。夜、寝る前に飲もうと思って、美味しい新潟の地酒を買ってきたんです。この後
、私たちの部屋で飲み直しませんか? とても美味しいんですよ!〕と言う。「飲みたいですね。でも、由惟がかなり酔ってますからダウンしてもいいように、私たちの部屋で飲みませんか?ここから直ぐですし、由惟もいいだろ?」かなり強引に決めてしまいました。由惟も渋々、頷きます。
[そうしましょう。じゃあ、ホテルに取りに行ってきますね。]と児嶋さんがいかにも酒を取りに行くふりをして店を出て行った。そして、打ち合わせ通り、有名な日本酒とつまみの袋を持って帰ってきた。ちょうどその時は、由惟と秋山がチークダンスを踊っている時で、[本当に二人がかりで抱いてもいいんですか?]と嬉しげな顔で聞いてくる。少しムッとしたが、小さく頷いた。二人がダンスを終わり、ご機嫌な顔で戻ってきたので、「じゃ~ 部屋でその酒を飲みましょう。」と4人はホテルに向かった。 パート8へ
2017/10/30
パート6
妻(椎名由惟:しいな・ゆい:27歳)が今夜どういう反応をするかじっくり観察をしようと思います。歌い終わり、由惟が嬉しそうな顔をして私(椎名一樹:しいな・かずき:32歳)の隣に座りました。そして秋山幸平(あきやま・こうへい:32歳)と児嶋有一(こじま・ゆういち:36歳)は、向かい側の席に座り話を始めます。私はかなり酒を飲んでいる筈だがいっこうに酔わなかった。
由惟の方は少し酔いがまわってきたらしい? 私が由惟の肩を抱き寄せ小さな声で
「由惟、大丈夫か? ちょっと酔っているみたいだけど?」
『このくらいの酔いなら大丈夫~ 今日のお酒は美味しいわ~ 気持ちいいの!』
秋山が家に電話をして来ると席を立ち、児嶋もカラオケを歌いに席を立ったので、由惟に尋ねてみる。
「秋山さんは気に入ったみたいだけど、児嶋さんはどうだ、由惟の好みかな?」
『秋山さんはハンサムだし、とても紳士的だから好きになっちゃうかも? でも児嶋さんは少しスケベみたいであんまり好きじゃない。だってさっきからわたしのスカートの中をチラチラ覗いてるの、恥ずかしいわ!』
「児嶋さんが見たいのなら知らんぷりして少し見せてあげなよ! 彼の興奮した顔が見てみたい。」
『いやよ、わたし、恥ずかしいわ。』
「少しだけだから!」
『無理よ!』
そんな話をしている時、秋山が戻ってきた。
〔サー、もっと飲みましょう。〕
「そうですね、もっと飲みましょう。由惟、秋山さんに濃いのを作ってあげて。」
児嶋も戻って来る。
[お! 飲んでますね! 本当に今夜は楽しい酒ですよ。]
変にニヤニヤしながら席に座った。
児嶋の様子を見ていると由惟が言ったようにチラチラとスカートの中を覗いている。秋山はどうかなと見ていると、児嶋ほど露骨ではないが覗いてはいるようだ。私のすぐ横で、由惟がスカートの中を二人の初対面の男達に覗かれている。私は由惟を引き寄せ、耳元で囁く。
「さっきから、前の二人、スカートの中を覗いてるぞ。」
『え! 本当? 恥ずかしい!』
由惟が小さな声で呟きました。
秋山が〔そうだ。夜、寝る前に飲もうと思って、美味しい新潟の地酒を買ってきたんです。この後
、私たちの部屋で飲み直しませんか? とても美味しいんですよ!〕と言う。「飲みたいですね。でも、由惟がかなり酔ってますからダウンしてもいいように、私たちの部屋で飲みませんか?ここから直ぐですし、由惟もいいだろ?」かなり強引に決めてしまいました。由惟も渋々、頷きます。
[そうしましょう。じゃあ、ホテルに取りに行ってきますね。]と児嶋さんがいかにも酒を取りに行くふりをして店を出て行った。そして、打ち合わせ通り、有名な日本酒とつまみの袋を持って帰ってきた。ちょうどその時は、由惟と秋山がチークダンスを踊っている時で、[本当に二人がかりで抱いてもいいんですか?]と嬉しげな顔で聞いてくる。少しムッとしたが、小さく頷いた。二人がダンスを終わり、ご機嫌な顔で戻ってきたので、「じゃ~ 部屋でその酒を飲みましょう。」と4人はホテルに向かった。 パート8へ
2017/10/30
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