中Ⅱ17[自己犠牲と長続き]第三章その6(16)
中Ⅱ17[自己犠牲と長続き]第三章その6(16)
第三章その5(15)
かけ布団をベッドから摺り下ろした黒沢雅之(くろさわ・まさゆき:45歳)さんが、〔さぁ、こっちへ・・。〕と妻(山下芳恵:やました・よしえ:45歳)に声をかけます。その声に促され、ブラウスとスカートを脱ぎ終えた妻が、私(山下一雄:やました・かずお:49歳)のことなどそ知らぬ風で、黒沢さんが待ち受けているベッドへ歩んでいった。
芳恵が黒沢さんの隣に身を横たえると、白いキャミソールの中で、女体の徴を示す胸とお
尻のふくらみが際立って見えます。
《あれほど願ってやまなかったことが、今から始まるのだ・・・時を経ずして妻は、その下に包み隠したものを露わにして、男の愛撫に身を委ねるのだ・・・》
やがて、黒沢さんの手が、夫にしかできないような自然体で肩ひもを外し、その手が下の方に伸びていく・・・・すると、妻が、もどかしそうにキャミを下ろし、脚を抜きあげていきます。そのうち、お腹を這っていた黒沢さんの手が、ショーツを掻い潜ってさらにその下に滑り込んでいった。
『あっ! あぁ・・っ!』
薄布で覆われた谷間のことはよくわかりませんが、恐らく、潤んだところをなぞられたのでしょう。その声とともに、妻の首がガクンと後ろに仰け反って、早くもこんな前戯の段階から感じてしまうことに慄(おのの)くように、短い叫びをあげました。
しかし、見ていると、妻の芳恵は自分でも気づかないうちにその手が、拒むというよりその続きを求めるように黒沢さんの手に重なっていきます。追っつけ、芳恵のショーツが足首から抜け落ちると、ふっくらした陰丘が露わになっていきますが、こんな風に、普段は見ることができない女の徴(しるし)がベールを剥がされるのを見ていると、いつもは慎ましやかに隠されているものだけに、妻のものと言えども煽情をそそられてしまいました。
秘芯に顔を沈めている黒沢さんの愛撫に腰をくねくね動かしながら、内腿の筋をピーンと張らせる妻の芳恵・・・・こんな妻の姿を見れば、更なる愛撫を待ち望んでいることが一目でわかります。やがて、黒沢さんの指先が、秘芯の合わせ目にのぞくパールピンクのつぼみをまさぐっていった。
『あぁっ・・・・だめぇ~っ!』
最も敏感な部分から、急激に湧き立つ快感を抑えきれなくなった妻が、小さな悲鳴をあげます。
〔芳恵さんも、やっぱり、ここが・・・・一番、感じるんですか?〕
『ああぁ・・そんな風にすると・・ねっ、そっとさわって。』
〔もっと前から、弄って欲しかったんじゃないですか?〕
『うぅ~ん? わかんない・・・・。』
〔でも・・・腰がこんなに動いていますよ。〕
『そんなこと、言わないで・・あっ、あぁぁ・・・・っ!』
芳恵は、程なく貫きを受ける男の目に恥部を晒す淫らさに恍惚となっていて、後ろの方で、しゃがみ込んでいる私の方など見向きもしません。私にしても、波打つ白い下腹に続くふくよかな稜線をのぞくなんてことは、ここしばらくなかったことでした。 第四章その1(17)に続く
2018/01/22
第三章その5(15)
かけ布団をベッドから摺り下ろした黒沢雅之(くろさわ・まさゆき:45歳)さんが、〔さぁ、こっちへ・・。〕と妻(山下芳恵:やました・よしえ:45歳)に声をかけます。その声に促され、ブラウスとスカートを脱ぎ終えた妻が、私(山下一雄:やました・かずお:49歳)のことなどそ知らぬ風で、黒沢さんが待ち受けているベッドへ歩んでいった。
芳恵が黒沢さんの隣に身を横たえると、白いキャミソールの中で、女体の徴を示す胸とお
尻のふくらみが際立って見えます。
《あれほど願ってやまなかったことが、今から始まるのだ・・・時を経ずして妻は、その下に包み隠したものを露わにして、男の愛撫に身を委ねるのだ・・・》
やがて、黒沢さんの手が、夫にしかできないような自然体で肩ひもを外し、その手が下の方に伸びていく・・・・すると、妻が、もどかしそうにキャミを下ろし、脚を抜きあげていきます。そのうち、お腹を這っていた黒沢さんの手が、ショーツを掻い潜ってさらにその下に滑り込んでいった。
『あっ! あぁ・・っ!』
薄布で覆われた谷間のことはよくわかりませんが、恐らく、潤んだところをなぞられたのでしょう。その声とともに、妻の首がガクンと後ろに仰け反って、早くもこんな前戯の段階から感じてしまうことに慄(おのの)くように、短い叫びをあげました。
しかし、見ていると、妻の芳恵は自分でも気づかないうちにその手が、拒むというよりその続きを求めるように黒沢さんの手に重なっていきます。追っつけ、芳恵のショーツが足首から抜け落ちると、ふっくらした陰丘が露わになっていきますが、こんな風に、普段は見ることができない女の徴(しるし)がベールを剥がされるのを見ていると、いつもは慎ましやかに隠されているものだけに、妻のものと言えども煽情をそそられてしまいました。
秘芯に顔を沈めている黒沢さんの愛撫に腰をくねくね動かしながら、内腿の筋をピーンと張らせる妻の芳恵・・・・こんな妻の姿を見れば、更なる愛撫を待ち望んでいることが一目でわかります。やがて、黒沢さんの指先が、秘芯の合わせ目にのぞくパールピンクのつぼみをまさぐっていった。
『あぁっ・・・・だめぇ~っ!』
最も敏感な部分から、急激に湧き立つ快感を抑えきれなくなった妻が、小さな悲鳴をあげます。
〔芳恵さんも、やっぱり、ここが・・・・一番、感じるんですか?〕
『ああぁ・・そんな風にすると・・ねっ、そっとさわって。』
〔もっと前から、弄って欲しかったんじゃないですか?〕
『うぅ~ん? わかんない・・・・。』
〔でも・・・腰がこんなに動いていますよ。〕
『そんなこと、言わないで・・あっ、あぁぁ・・・・っ!』
芳恵は、程なく貫きを受ける男の目に恥部を晒す淫らさに恍惚となっていて、後ろの方で、しゃがみ込んでいる私の方など見向きもしません。私にしても、波打つ白い下腹に続くふくよかな稜線をのぞくなんてことは、ここしばらくなかったことでした。 第四章その1(17)に続く
2018/01/22
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