〔トライアングル〕 第5章の5〖エピソードⅢ-5〗
中A〔トライアングル〕 第5章の5〖エピソードⅢ-5〗
『凄いね・・・・。はち切れそうになっている・・・・。』右手でペニスを握りながら、親指で先端をグリグリと撫で回し、先走り液を亀頭全体に刷り込むようにしていた。最後に、ペロッと先端を舐め上げると、スカート一枚の姿でベッドに横たわった。そんな状況でも恥ずかしいのか、寝ながらずり上がったスカートを整えてあそこを隠そうとしていた。
でもコンドームを付けた英人が、せっかく直したスカートがめくり上がる程、翠の両脚を抱えながら開かせ、あそこにペニスを挿れようとする。そして、少し腰を前に進めるのと、同時に『ハァ~』と溜息をついて翠は大きく仰け反った。
〔半分入っちゃったよ?分かる?〕
『う・・・ん・・・・。』
〔動いていい?〕
『うん・・・・。動いて・・・・。』
「はは、やっぱ止めようかな~」
「え?何で?」
「なんとなく・・・・。やっぱ動いて欲しい?」
『別に・・・・。』
怒ってはいないようだが、膨れっ面をする翠。少女がふてくされる様な、可愛げのある表情とでも言うか。
『いいもん。智浩に一杯してもらうから・・・・。』
〔マジで?ああ~、もう、なんか想像しちゃうなぁ~〕
『何が?』
〔智浩と翠ちゃんのセックス。〕
『ちょっと止めてよ、本当に。』
〔智浩のペニス、良い形してるもんな。〕
『・・・え?・・・・。なんでそんな事を知っているの?』
〔そりゃ付き合い長いから。〕
くだらないギャグを言ってフェラチオをする英人。翠は黙ったまま。ちょっとムカついている感じもした。何となく空気が硬くなってきた事に気づいたらしい英人は、翠の両手を取って自分の指を絡めて枕の両脇で拘束した。驚いてイヤイヤと首を振る翠に覆い被さって強引にキス。そして腰を一気に前に進める。
『ん!んんんんっ!』
翠は口を塞(ふさ)がれていても漏れる大きな声。唇を離し、腰を振りながらじっと翠の顔を見つめる英人。
『あああっ、そんな・・・・。いきなり・・・・。ズルい・・・・。』
〔翠ちゃんって、本当に可愛い顔しているね。〕
『いや・・・・。見ない、で・・・・。恥ずかしい・・・・。』
〔喘(あえ)いでいる顔が超エロいよ。見ているだけで、出したく、なって、きちゃった・・・・。〕
本格的に挿れてから数分しか経っていないのに英人は根を上げ始めた。
『はぁ、はぁ、ねぇ、奥へ・・・・。して・・・・。』
英人は無言で腰を押し込める様にして、いつものように微妙にこねるような動きに変えた。翠は途端に、人が変わったように声を上げる。
『んはぁっ!・・・・。そ、そこっ!そこっ!あああっ!・・・・。もっと!』
〔翠ちゃん、逝く?もう逝くの?〕
コクコクと何度も頷く翠。
「俺も、俺も、逝くよ!逝っちゃうよ!」
『あん、イクッ!私も・・・・。イクッ!あっ、智浩!愛してる!』
その時大きく腰を引く英人。抜いてしまったようだ。
『えぇぇ?・・・・どうして・・・・?』
〔“翠(みどり)”って、呼び捨てにしていい?〕
『・・・・急に、どうして?』
〔昔みたいに俺の事も呼び捨てにしていいからさ。なぁ、いいだろ?〕
『それ・・・・だめ・・・・。智浩だけだから・・・・。』
〔そんな事言うなって。なぁ、翠。〕
以前英人に、〔翠はしている最中に時々俺の名前を呼ぶよ。〕、と聞いた事がある。実際に聴くと複雑な気分だった。本当は英人の名前を呼び捨てにしたいのだが、さすがに罪悪感があるから俺の名前で誤魔化しているのか?それとも、俺の事を思い出して、気持ちの上でギリギリブレーキをかけているのか?いずれにしても、俺はセックスの最中に『愛している。』と言われた事はない。実際、『智浩、愛している。』と翠に見つめられ、同時に果てる事が出来たなら、どんなに最高な気分だろうか・・・・。そんな事を考えていた。
2014/11/15
『凄いね・・・・。はち切れそうになっている・・・・。』右手でペニスを握りながら、親指で先端をグリグリと撫で回し、先走り液を亀頭全体に刷り込むようにしていた。最後に、ペロッと先端を舐め上げると、スカート一枚の姿でベッドに横たわった。そんな状況でも恥ずかしいのか、寝ながらずり上がったスカートを整えてあそこを隠そうとしていた。
でもコンドームを付けた英人が、せっかく直したスカートがめくり上がる程、翠の両脚を抱えながら開かせ、あそこにペニスを挿れようとする。そして、少し腰を前に進めるのと、同時に『ハァ~』と溜息をついて翠は大きく仰け反った。
〔半分入っちゃったよ?分かる?〕
『う・・・ん・・・・。』
〔動いていい?〕
『うん・・・・。動いて・・・・。』
「はは、やっぱ止めようかな~」
「え?何で?」
「なんとなく・・・・。やっぱ動いて欲しい?」
『別に・・・・。』
怒ってはいないようだが、膨れっ面をする翠。少女がふてくされる様な、可愛げのある表情とでも言うか。
『いいもん。智浩に一杯してもらうから・・・・。』
〔マジで?ああ~、もう、なんか想像しちゃうなぁ~〕
『何が?』
〔智浩と翠ちゃんのセックス。〕
『ちょっと止めてよ、本当に。』
〔智浩のペニス、良い形してるもんな。〕
『・・・え?・・・・。なんでそんな事を知っているの?』
〔そりゃ付き合い長いから。〕
くだらないギャグを言ってフェラチオをする英人。翠は黙ったまま。ちょっとムカついている感じもした。何となく空気が硬くなってきた事に気づいたらしい英人は、翠の両手を取って自分の指を絡めて枕の両脇で拘束した。驚いてイヤイヤと首を振る翠に覆い被さって強引にキス。そして腰を一気に前に進める。
『ん!んんんんっ!』
翠は口を塞(ふさ)がれていても漏れる大きな声。唇を離し、腰を振りながらじっと翠の顔を見つめる英人。
『あああっ、そんな・・・・。いきなり・・・・。ズルい・・・・。』
〔翠ちゃんって、本当に可愛い顔しているね。〕
『いや・・・・。見ない、で・・・・。恥ずかしい・・・・。』
〔喘(あえ)いでいる顔が超エロいよ。見ているだけで、出したく、なって、きちゃった・・・・。〕
本格的に挿れてから数分しか経っていないのに英人は根を上げ始めた。
『はぁ、はぁ、ねぇ、奥へ・・・・。して・・・・。』
英人は無言で腰を押し込める様にして、いつものように微妙にこねるような動きに変えた。翠は途端に、人が変わったように声を上げる。
『んはぁっ!・・・・。そ、そこっ!そこっ!あああっ!・・・・。もっと!』
〔翠ちゃん、逝く?もう逝くの?〕
コクコクと何度も頷く翠。
「俺も、俺も、逝くよ!逝っちゃうよ!」
『あん、イクッ!私も・・・・。イクッ!あっ、智浩!愛してる!』
その時大きく腰を引く英人。抜いてしまったようだ。
『えぇぇ?・・・・どうして・・・・?』
〔“翠(みどり)”って、呼び捨てにしていい?〕
『・・・・急に、どうして?』
〔昔みたいに俺の事も呼び捨てにしていいからさ。なぁ、いいだろ?〕
『それ・・・・だめ・・・・。智浩だけだから・・・・。』
〔そんな事言うなって。なぁ、翠。〕
以前英人に、〔翠はしている最中に時々俺の名前を呼ぶよ。〕、と聞いた事がある。実際に聴くと複雑な気分だった。本当は英人の名前を呼び捨てにしたいのだが、さすがに罪悪感があるから俺の名前で誤魔化しているのか?それとも、俺の事を思い出して、気持ちの上でギリギリブレーキをかけているのか?いずれにしても、俺はセックスの最中に『愛している。』と言われた事はない。実際、『智浩、愛している。』と翠に見つめられ、同時に果てる事が出来たなら、どんなに最高な気分だろうか・・・・。そんな事を考えていた。
2014/11/15
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