≪主人が感じてくれるなら 上の回≫
短12 ≪主人が感じてくれるなら 上の回≫
(原題=貸し出される私 原作者・投稿日=不詳)
先日、主人(河合道隆35歳)に、「杏、他の男に抱かれてみないか?」と言われ、私(杏30歳)は正直驚きました。結婚して7年。子どもも授かり、それなりに夫婦関係(週1回程度)はありましたから、困惑する気持ちと冗談だろうと言う気持ちで混乱します。どう表現すればよいのか分からない気持ちでいっぱいでした。最初は頑なに拒否をしていましたが、主人の余りの熱意に押され、『会うだけなら・・・。』と承諾してしまいました。(内心は後悔と不安だらけです、)
私は『その相手とどこで知り合ったの?』と尋ねても「杏のまったく知らない男性だよ。」としか、主人は教えてくれません。日にちが決まり少しずつ緊張していく私…。その様子を見て何だか、主人は興奮しているようでした。
約束の日が来てしまいます。あらかじめ主人が待ち合わせに決めていたホテルのロビーに行きました。相手の方はすでに到着されており、私たち二人を見つけると手を上げて合図していました。40代半ばの、どちらかと言うと細身のその人は植田さんと言う方です。ロビーの喫茶ルームで飲み物を頂きながら会話。私はケーキーセットでした。
植田さんは予想外に話題の豊富な方でした。それで次第に私の緊張もほぐれていきます。頃合いと見たのか主人が、「どう?」と訊かれた時には、お会いした理由を忘れかけていたほどです。私は『うん。』と答えていました。すると、主人は緊張した面持ちで「じゃ、部屋へ…行きましょうか?」って植田さんに告げます。
植田さんが予約していたのであろうツインルームに入りました。ダブルベッドとシングルベッドが並んでいます。植田さんは手馴れた様子で、受話器をとりルームサービスに飲み物の注文をしています。しばらくしてワインとビールが運ばれてきました。〔どうぞ。〕と、植田さんが私にワインをグラスに注いでくれました。緊張していた私はグラスのワインを飲み干します。
主人は私たち二人から少し離れたところで、ビールを飲みながら、こっちをみています。そのときに、〔杏さん、どうしましょうか?もし、嫌なら止めておきますが?〕優しく植田さんが訊いてくれます。(私が今日初めて会った植田さんに抱かれると、主人はどうなるんだろう・・・?)そんな興味が湧いてきました。
この植田さんの提案を聞いて、主人と顔を見合わせ、どちらからともなく頷きました。今度は、私の意志です。『はい。お願いします。』と返事をしました。
2015/01/05
(原題=貸し出される私 原作者・投稿日=不詳)
先日、主人(河合道隆35歳)に、「杏、他の男に抱かれてみないか?」と言われ、私(杏30歳)は正直驚きました。結婚して7年。子どもも授かり、それなりに夫婦関係(週1回程度)はありましたから、困惑する気持ちと冗談だろうと言う気持ちで混乱します。どう表現すればよいのか分からない気持ちでいっぱいでした。最初は頑なに拒否をしていましたが、主人の余りの熱意に押され、『会うだけなら・・・。』と承諾してしまいました。(内心は後悔と不安だらけです、)
私は『その相手とどこで知り合ったの?』と尋ねても「杏のまったく知らない男性だよ。」としか、主人は教えてくれません。日にちが決まり少しずつ緊張していく私…。その様子を見て何だか、主人は興奮しているようでした。
約束の日が来てしまいます。あらかじめ主人が待ち合わせに決めていたホテルのロビーに行きました。相手の方はすでに到着されており、私たち二人を見つけると手を上げて合図していました。40代半ばの、どちらかと言うと細身のその人は植田さんと言う方です。ロビーの喫茶ルームで飲み物を頂きながら会話。私はケーキーセットでした。
植田さんは予想外に話題の豊富な方でした。それで次第に私の緊張もほぐれていきます。頃合いと見たのか主人が、「どう?」と訊かれた時には、お会いした理由を忘れかけていたほどです。私は『うん。』と答えていました。すると、主人は緊張した面持ちで「じゃ、部屋へ…行きましょうか?」って植田さんに告げます。
植田さんが予約していたのであろうツインルームに入りました。ダブルベッドとシングルベッドが並んでいます。植田さんは手馴れた様子で、受話器をとりルームサービスに飲み物の注文をしています。しばらくしてワインとビールが運ばれてきました。〔どうぞ。〕と、植田さんが私にワインをグラスに注いでくれました。緊張していた私はグラスのワインを飲み干します。
主人は私たち二人から少し離れたところで、ビールを飲みながら、こっちをみています。そのときに、〔杏さん、どうしましょうか?もし、嫌なら止めておきますが?〕優しく植田さんが訊いてくれます。(私が今日初めて会った植田さんに抱かれると、主人はどうなるんだろう・・・?)そんな興味が湧いてきました。
この植田さんの提案を聞いて、主人と顔を見合わせ、どちらからともなく頷きました。今度は、私の意志です。『はい。お願いします。』と返事をしました。
2015/01/05
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