短Ⅳ15〚情婦〛第1話
短Ⅳ15〚情婦〛第1話
(原題:密かな妄想 投稿者:HH 投稿日:2007/10/02)
妻(服部有紀子:はっとり・ゆきこ:37歳)とは結婚して12年になるが、子供はできなかった。これといった贅沢もしてこなかった私たちは、今まで貯金していたお金で殆どローンも組まずにマイホームを建てることができる。そしてすべての始まりはその新築パーティーでの出来事だった。
新築パーティーに招待した客の中に石井卓司(いしい・たくじ:41歳)がいた。石井と私(服部則之:はっとり・のりゆき)は同い年だが、私の上司にあたる。石井はもともと私と別の会社にいたのだが、会社の吸収合併の結果、私が石井の部下という形になっていた。そして石井の会社は私の妻が以前勤めていた会社でもある。その石井と有紀子とが過去に男女関係にあったことが、パーティーに招待した客の1人が口をすべらせてしまったことで発覚した。
私たち夫婦はある地方で知り合う。私は地方採用で、ずっとその地方にいたので、もちろん石井と妻の関係どころか、石井という男についても全く知らなかった。有紀子が東京から地方に転勤してきて私と知り合い、やがて結婚することになる。その時も、妻の過去を知る者が周囲いなかったのは当然のことであった。それが、今になって、たまたま酔った客が口をすべらせて発覚してしまったというわけである。
私と有紀子とは、子供がいなくても仲がよい夫婦だった。ただ、セックスに関しては正直マンネリになっていたし、ここ数年はセックスレスの一歩手前という感じになっている。私の妄想の中では、スワッピングの世界にのめり込んだり、妻を他の男性に抱かせて、それを観賞してみたいというような願望があったことは事実であった。しかし、現実にそういう状況を目の当たりにして耐えられるのかどうか自信はない。私の知らないところで妻が浮気していたりしたら、それは不愉快なことではあるかもしれないが、夫婦のセックスをもう一度盛り上げるための材料になるというような肯定的なとらえ方もできた。
私は、妄想が膨らむと知らぬ間に興奮し、強く勃起するという性癖に気づくようになる。有紀子を他の男に貸し出し、彼女の帰宅をじっと待つ。妻を待っている間、妻と男との淫らな光景を想像し、口を渇かしながら何度もオナニーする。時にはホテルから妻が電話をかけてきて、私にあえぎ声を聞かせたりもする。そして有紀子が帰宅すると、すぐにソファーに座らせて、脚を大きく開かせ、私よりもずっと逞しい男性器を受け入れたであろう部分はまだ熱く、赤く腫れている。その穴の奥の方に放出されたばかりの精液が、ゆっくりと垂れ落ちてくるのを確認すると、私はさらに強く勃起する。妻は『ねぇ、ここをきれいにして。』って、言い、私の頭を軽く押さえる。私は夢中になって垂れ落ちる白濁したものを舐めて掃除してあげる。
そんな被虐的な妄想を日頃から抱いていることなど、妻には絶対に言えなかったし、知られたくなかった。そんな月日が何年か過ぎていく。丁度そんな時に、有紀子の過去の男性関係を知ることになったというわけで、正直ショックであったが、興奮も覚えていた。 第2話に続く 2018/05/27
(原題:密かな妄想 投稿者:HH 投稿日:2007/10/02)
妻(服部有紀子:はっとり・ゆきこ:37歳)とは結婚して12年になるが、子供はできなかった。これといった贅沢もしてこなかった私たちは、今まで貯金していたお金で殆どローンも組まずにマイホームを建てることができる。そしてすべての始まりはその新築パーティーでの出来事だった。
新築パーティーに招待した客の中に石井卓司(いしい・たくじ:41歳)がいた。石井と私(服部則之:はっとり・のりゆき)は同い年だが、私の上司にあたる。石井はもともと私と別の会社にいたのだが、会社の吸収合併の結果、私が石井の部下という形になっていた。そして石井の会社は私の妻が以前勤めていた会社でもある。その石井と有紀子とが過去に男女関係にあったことが、パーティーに招待した客の1人が口をすべらせてしまったことで発覚した。
私たち夫婦はある地方で知り合う。私は地方採用で、ずっとその地方にいたので、もちろん石井と妻の関係どころか、石井という男についても全く知らなかった。有紀子が東京から地方に転勤してきて私と知り合い、やがて結婚することになる。その時も、妻の過去を知る者が周囲いなかったのは当然のことであった。それが、今になって、たまたま酔った客が口をすべらせて発覚してしまったというわけである。
私と有紀子とは、子供がいなくても仲がよい夫婦だった。ただ、セックスに関しては正直マンネリになっていたし、ここ数年はセックスレスの一歩手前という感じになっている。私の妄想の中では、スワッピングの世界にのめり込んだり、妻を他の男性に抱かせて、それを観賞してみたいというような願望があったことは事実であった。しかし、現実にそういう状況を目の当たりにして耐えられるのかどうか自信はない。私の知らないところで妻が浮気していたりしたら、それは不愉快なことではあるかもしれないが、夫婦のセックスをもう一度盛り上げるための材料になるというような肯定的なとらえ方もできた。
私は、妄想が膨らむと知らぬ間に興奮し、強く勃起するという性癖に気づくようになる。有紀子を他の男に貸し出し、彼女の帰宅をじっと待つ。妻を待っている間、妻と男との淫らな光景を想像し、口を渇かしながら何度もオナニーする。時にはホテルから妻が電話をかけてきて、私にあえぎ声を聞かせたりもする。そして有紀子が帰宅すると、すぐにソファーに座らせて、脚を大きく開かせ、私よりもずっと逞しい男性器を受け入れたであろう部分はまだ熱く、赤く腫れている。その穴の奥の方に放出されたばかりの精液が、ゆっくりと垂れ落ちてくるのを確認すると、私はさらに強く勃起する。妻は『ねぇ、ここをきれいにして。』って、言い、私の頭を軽く押さえる。私は夢中になって垂れ落ちる白濁したものを舐めて掃除してあげる。
そんな被虐的な妄想を日頃から抱いていることなど、妻には絶対に言えなかったし、知られたくなかった。そんな月日が何年か過ぎていく。丁度そんな時に、有紀子の過去の男性関係を知ることになったというわけで、正直ショックであったが、興奮も覚えていた。 第2話に続く 2018/05/27
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