超短Ⅱ10〖パートの妻〗その1
超短Ⅱ10〖パートの妻〗その1
(原題うちの妻に限って 投稿者:たか 投稿日:不明)
僕たちは地方都市に住む同級生夫婦です。子宝にも恵まれ、幸せな家庭を築いていると思っていました。今春、妻(岡部咲奈:おかべ・さな:31歳)が長くパート事務をしてきた会社が移転することになり、通勤できないような遠いところの移転になったため、そこを退職し、あらたに中規模な食品加工工場の会社に転職したことから、事の始まりとなります。
妻の咲奈は僕(岡部和人:おかべ・かずと:31歳)がいうのも変ですが、結構頭も良く顔もそこそこで話し好きな男ウケのする女性です。スタイルはやや幼児体型で胸もそんなに大きくはありませんがポッチャリ好きな男性には好まれる女性だった。妻は転職を機会に長らくしてきた事務職でなく、体を動かす仕事に変えたいとの理由と、自宅から近いということで食品加工工場に決めたのです。採用の前の面接で、履歴書を見た面接官の専務(門倉裕也:かどくら・ゆうや:44歳)に〔事務職が長い経歴だから、募集しているのは工場のパートさんだが事務員採用でどうかな?〕と言われた。
一階の加工工場の上にある二階の事務所には専務一人と、もうすぐ60歳に手が届く女性事務員の二人だけでした。そして食品加工工場には約70名のパートさんが働いている会社です。妻は工場勤務で簡単作業的なことを希望していましたが、慣れた事務で採用してくれるのなら、それでもいいと思い、その場で了解し事務員として採用が決まりました。
妻がパート先を変えて二カ月くらい経った頃、高校時代の友人(斎藤孝之:さいとう・たかゆき:31歳)と酒を飲む機会があり、そこで[最近さなちゃんも元気にしてる?]と聞かれたので、「ああ、門倉食品という会社でパートの仕事をしてるよ!」と返事をすると友人は[・・・あそこの会社、あまり評判よくないよ。お偉いさんがさ、若い社員やパートの女性に手を出したことがあるって聞いたことあるから。]と少し心配して忠告してくれます。
僕はそれを聞いても、そういった男女の話は世間では普通にあることだし、あくまでも噂だろ?とさして気にもしていませんでした。そんな友人との飲みも終わり、妻が車で迎えに来てくれます。妻に挨拶したあと斎藤が、[さなちゃん相変わらず可愛いな。]と僕に振り返って言います。そして、[気をつけなよ!]と意味ありげに笑いました。
いっぱい飲んで気分のいい僕は助手席に乗り込み、運転をしている妻の横顔を見ながら、友人が[気をつけろ]と言ってたけど、《どうやって何に気をつけるんだよ?》でも、《もし妻が他人に口説かれるのなら興奮するな。》なんて思いながら、今日あったことなどを話しながら家路に着きました。 その2へ続く
2018/06/09
(原題うちの妻に限って 投稿者:たか 投稿日:不明)
僕たちは地方都市に住む同級生夫婦です。子宝にも恵まれ、幸せな家庭を築いていると思っていました。今春、妻(岡部咲奈:おかべ・さな:31歳)が長くパート事務をしてきた会社が移転することになり、通勤できないような遠いところの移転になったため、そこを退職し、あらたに中規模な食品加工工場の会社に転職したことから、事の始まりとなります。
妻の咲奈は僕(岡部和人:おかべ・かずと:31歳)がいうのも変ですが、結構頭も良く顔もそこそこで話し好きな男ウケのする女性です。スタイルはやや幼児体型で胸もそんなに大きくはありませんがポッチャリ好きな男性には好まれる女性だった。妻は転職を機会に長らくしてきた事務職でなく、体を動かす仕事に変えたいとの理由と、自宅から近いということで食品加工工場に決めたのです。採用の前の面接で、履歴書を見た面接官の専務(門倉裕也:かどくら・ゆうや:44歳)に〔事務職が長い経歴だから、募集しているのは工場のパートさんだが事務員採用でどうかな?〕と言われた。
一階の加工工場の上にある二階の事務所には専務一人と、もうすぐ60歳に手が届く女性事務員の二人だけでした。そして食品加工工場には約70名のパートさんが働いている会社です。妻は工場勤務で簡単作業的なことを希望していましたが、慣れた事務で採用してくれるのなら、それでもいいと思い、その場で了解し事務員として採用が決まりました。
妻がパート先を変えて二カ月くらい経った頃、高校時代の友人(斎藤孝之:さいとう・たかゆき:31歳)と酒を飲む機会があり、そこで[最近さなちゃんも元気にしてる?]と聞かれたので、「ああ、門倉食品という会社でパートの仕事をしてるよ!」と返事をすると友人は[・・・あそこの会社、あまり評判よくないよ。お偉いさんがさ、若い社員やパートの女性に手を出したことがあるって聞いたことあるから。]と少し心配して忠告してくれます。
僕はそれを聞いても、そういった男女の話は世間では普通にあることだし、あくまでも噂だろ?とさして気にもしていませんでした。そんな友人との飲みも終わり、妻が車で迎えに来てくれます。妻に挨拶したあと斎藤が、[さなちゃん相変わらず可愛いな。]と僕に振り返って言います。そして、[気をつけなよ!]と意味ありげに笑いました。
いっぱい飲んで気分のいい僕は助手席に乗り込み、運転をしている妻の横顔を見ながら、友人が[気をつけろ]と言ってたけど、《どうやって何に気をつけるんだよ?》でも、《もし妻が他人に口説かれるのなら興奮するな。》なんて思いながら、今日あったことなどを話しながら家路に着きました。 その2へ続く
2018/06/09
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