中Ⅲ1【嫁の経験】その18話
その17話 20190502
時間は16時過ぎでした。僕(本条英俊:ほんじょう・ひでとし:33歳)は、しばらくして、喉が渇き1階へ降ります。誰もいないキッチン。水を飲み干し、目に入ってきたのは嫁(本条靖子:ほんじょう・やすこ:31歳)のスマートフォンでした。
見たらいけない・・・。でも誘惑には勝てずに見てしまいます。画面にタッチするとフェイスブック。靖子は実名で顔写真まで載せていた。僕はやっていませんが、画面の友達をチェックすると見覚えのある顔が・・・。その男の情報を見ると間違いなく鈴木浩介(すずき・こうすけ:33歳)です。
僕は一瞬、頭の中が真っ白に・・・。嫁のページに戻って見ると全く投稿していません。嫁は登録しているだけの様でした。次にフェイスブックの嫁のページ内の受信箱という欄が目に止まります。クリックすると鈴木とのやり取りが・・・。《こんな所で連絡をつけていたのか・・。》正直、ショックでした。
何度かのやり取りの内容でわかった事は、別れたのは本当の話でそれ以来は会ってなさそうです。一方的な鈴木からの誘いを、嫁は上手く断っている様子でした。しかし、こんな場所でのやり取りがあったという事だけで、僕の嫉妬と興奮は最高潮に達します。
その夜、僕は靖子にまた刺激的な事を望んでいる事を伝えました。
『そんな相手は中々見つからないでしょ?』
(「もう1度、鈴木は」と言いかけましたが堪えます。)
「じゃあ、サイトで見つけるとか?」
『それじゃあ、昔したみたいに3Pするってこと?』
「いや、お前を貸し出すの。」
『知らない人と1対1でなんて怖いわ。』
「だから1度、俺も一緒に会ってとか。いきなりじゃなくさ。」
『良い人がいればいいね。』
実際、サイトに靖子の写真を太く目線入りでお相手を募集しました。応募のパソコンに思いの他たくさん来ます。その中で、3人の方とやり取りが続き、その3人は顔写真を送ってくれました。その写真とプロフィールを僕は印刷して嫁に見せます。
①
橋本さん
既婚の50代前半で体格が良く、失礼ながらイカツイお顔でしたが毎回、絵文字を使っていただき面白い方です。
②
松井さん
既婚の30代半ばでさわやかなサラリーマンの方。顔写真の他にペニスの写真も送っていた
だいた。
③
吉村さん
単身赴任の40代後半の挿入よりもクンニが好きな方。3人の中で一番近くに住んでいます。
『皆、良い人そうだけど・・2人きりで会うのはやっぱ怖いわ。』
「じゃあ、取り合えず皆で食事でもしようか?」
僕の提案に渋々、嫁の靖子は承諾をしました。 その19話に続く
20190503
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