中K〖歩美と剛司 第22話〗
中K〖歩美と剛司 第22話〗
土曜日、僕(遥人:はると27歳)と歩美(あゆみ24歳)は一日中買い物をしていました。しかし、この日は歩美が珍しくスマホをチョコチョコ弄っていました。普段は家にいる時含め、あまり携帯は触らない方なんでちょっと気になり、トイレに行ったついでに剛司(たけし27歳)に電話をしてみました。
案の定、歩美とやり取りをしていました・・・ 。ただ、本当に下らないやり取りだけのようでしたが・・。でも、フィアンセの僕とデートをしている時に歩美が他の男とメールしているのは、正直なところ、ちょっとイラつきましたけど・・・。
夜になって、剛司からその日やり取りしたメールが全て転送されてきました。沢山あるので割愛をしますが、基本は劇団の話が中心で、たまに僕の話とかがありました。≪今遥人君と□□町なんだけど、近くに中華の美味しいお店あるって言ってなかったっけ?教えて≫みたいのとか。本当に他愛のないものでしたが、でも逆に《用も無いならわざわざ自分といる間にメールなんかすな!》とちょっとムカつきます。
その夜は歩美に、『どうしたの??』と言われる位、激しく歩美を抱きました。なんかゼェゼェ言うくらい激しかったのに、歩美は普通に冷静なのが気になりましたけど。やっぱ僕には激しいのは無理なのかもしれない。終わった後、歩美に訊かれました。『こないだ激しいのも嫌いじゃないかも・・って言ったのを気にしてる?w』って言われ、僕はこんな事言われると、自分じゃ満足してないのかなって、ちょっと心配になります・・・ 。
ピロートーク(セックスの事後に余韻に浸りながら行うおしゃべり)で自然に結婚式の話とか仕事の話とかしていたのですが、その中に剛司の事とかもたまに出てきていたりしたのですが、なんか次回のプレイに対して微妙に肯定的な歩美の態度もあり、《僕に歩美と剛司の背中を押して貰いたいのか?》と錯覚してしまいます。
「歩美は剛司とプレイをしたいの?」
『そんなわけないじゃん。でも遥人が「どうしてもしてよ」、って言うから仕方なく・・。』
「えっ仕方なく?」
『そう。仕方なく、だよ。』
こんな感じで、次のプレイは月内に、という事になりました。
なんか最近、歩美が僕の知らないところで他の男とメールしていると考えるだけで勃起してしまいます・・・物凄くムカついているのに・・・。歩美の事で嫉妬するだけで異常に興奮してしまいます。寝取られMになってきたのかな・・・。
前回の報告のすぐ後、剛司と二人で飲みに行ったのだけど、話題は当然、歩美の事になるわけで、酔った剛司がボソッと言ったことが原因で終電間際になるくらい議論、思わぬ展開になる。
〔オレ、歩美ちゃんならマジで落とせるぜ!〕
この一言が僕をムキにさせます。
「なにを急に言い出すんだ!」
〔何となくだけど・・・。〕
剛司は真っ赤な顔をしながら、でも自信満々な表情。
「でも歩美と僕は、ラブラブなんだよ。」
〔知ってるけどねw〕
「は?何が言いたいのか分からん・・・?」
剛司はニヤニヤしながら続けます。
〔でもよ、おれと歩美ちゃんが仲良く手を繋いで歩いているところ想像してみろよ。〕
「なんだ、それ?」
と、言いつつも、僕は頭の中で想像して何だか胸がざわめいてしまいました。嬉しそうな笑顔の歩美、《剛司の腕に自分の腕を絡ませる歩美・・・・何故か二人が出来るだけ仲良く歩く姿を妄想したがる僕。つまり、嫉妬をしたい僕なんだと・・・。》
〔なんか、おまえ興奮しないか?〕
嬉しそうに僕に訊く剛司。
「・・・・・・」
〔人の女取るのって、オレ凄く興奮するんだ。〕
「・・・・・・」
〔でも遥人は逆だろ?〕
「・・・・・・」
僕は何も言い返せません。図星でした。歩美が剛司と仲良くする光景を想像すると、二人が裸で抱き合っていた姿を見た時と同じくらいかそれ以上に興奮してしまうのだ。
2015/07/12
土曜日、僕(遥人:はると27歳)と歩美(あゆみ24歳)は一日中買い物をしていました。しかし、この日は歩美が珍しくスマホをチョコチョコ弄っていました。普段は家にいる時含め、あまり携帯は触らない方なんでちょっと気になり、トイレに行ったついでに剛司(たけし27歳)に電話をしてみました。
案の定、歩美とやり取りをしていました・・・ 。ただ、本当に下らないやり取りだけのようでしたが・・。でも、フィアンセの僕とデートをしている時に歩美が他の男とメールしているのは、正直なところ、ちょっとイラつきましたけど・・・。
夜になって、剛司からその日やり取りしたメールが全て転送されてきました。沢山あるので割愛をしますが、基本は劇団の話が中心で、たまに僕の話とかがありました。≪今遥人君と□□町なんだけど、近くに中華の美味しいお店あるって言ってなかったっけ?教えて≫みたいのとか。本当に他愛のないものでしたが、でも逆に《用も無いならわざわざ自分といる間にメールなんかすな!》とちょっとムカつきます。
その夜は歩美に、『どうしたの??』と言われる位、激しく歩美を抱きました。なんかゼェゼェ言うくらい激しかったのに、歩美は普通に冷静なのが気になりましたけど。やっぱ僕には激しいのは無理なのかもしれない。終わった後、歩美に訊かれました。『こないだ激しいのも嫌いじゃないかも・・って言ったのを気にしてる?w』って言われ、僕はこんな事言われると、自分じゃ満足してないのかなって、ちょっと心配になります・・・ 。
ピロートーク(セックスの事後に余韻に浸りながら行うおしゃべり)で自然に結婚式の話とか仕事の話とかしていたのですが、その中に剛司の事とかもたまに出てきていたりしたのですが、なんか次回のプレイに対して微妙に肯定的な歩美の態度もあり、《僕に歩美と剛司の背中を押して貰いたいのか?》と錯覚してしまいます。
「歩美は剛司とプレイをしたいの?」
『そんなわけないじゃん。でも遥人が「どうしてもしてよ」、って言うから仕方なく・・。』
「えっ仕方なく?」
『そう。仕方なく、だよ。』
こんな感じで、次のプレイは月内に、という事になりました。
なんか最近、歩美が僕の知らないところで他の男とメールしていると考えるだけで勃起してしまいます・・・物凄くムカついているのに・・・。歩美の事で嫉妬するだけで異常に興奮してしまいます。寝取られMになってきたのかな・・・。
前回の報告のすぐ後、剛司と二人で飲みに行ったのだけど、話題は当然、歩美の事になるわけで、酔った剛司がボソッと言ったことが原因で終電間際になるくらい議論、思わぬ展開になる。
〔オレ、歩美ちゃんならマジで落とせるぜ!〕
この一言が僕をムキにさせます。
「なにを急に言い出すんだ!」
〔何となくだけど・・・。〕
剛司は真っ赤な顔をしながら、でも自信満々な表情。
「でも歩美と僕は、ラブラブなんだよ。」
〔知ってるけどねw〕
「は?何が言いたいのか分からん・・・?」
剛司はニヤニヤしながら続けます。
〔でもよ、おれと歩美ちゃんが仲良く手を繋いで歩いているところ想像してみろよ。〕
「なんだ、それ?」
と、言いつつも、僕は頭の中で想像して何だか胸がざわめいてしまいました。嬉しそうな笑顔の歩美、《剛司の腕に自分の腕を絡ませる歩美・・・・何故か二人が出来るだけ仲良く歩く姿を妄想したがる僕。つまり、嫉妬をしたい僕なんだと・・・。》
〔なんか、おまえ興奮しないか?〕
嬉しそうに僕に訊く剛司。
「・・・・・・」
〔人の女取るのって、オレ凄く興奮するんだ。〕
「・・・・・・」
〔でも遥人は逆だろ?〕
「・・・・・・」
僕は何も言い返せません。図星でした。歩美が剛司と仲良くする光景を想像すると、二人が裸で抱き合っていた姿を見た時と同じくらいかそれ以上に興奮してしまうのだ。
2015/07/12
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