中K〖歩美と剛司 第29話〗
中K〖歩美と剛司 第29話〗
第28話
翌日からの仕事も激務が続き、僕(遥人:はると:27歳)は日中に来るメールを見る事が出来なかった。それで結局金曜日までずっと目が回る程の忙しさで、でも仕事の楽しさを実感する事も出来、自分的には今後のビジョンが開けてきたような感じがして、就職して始めてと思うくらいに没頭できたと思う。
そして、この一週間に歩美達に何も無かったかのか、と言うとやはりそんな事はなく、水曜日と木曜日と連続で歩美(あゆみ:24歳)は剛司(たけし:27歳)に抱かれた。夕方位に剛司から≪今夜歩美ちゃんの部屋へ行ってくる。いいよな?≫というメールが入り、それを夜になって読むというパターン。いつもは何度も歩美とメールや電話のやり取りをするのだけど、剛司が会いに行く時は一切連絡が無くなる。
前回電話での報告がなかった事で剛司を咎(とが)めたので、この2回とも剛司はしっかりと電話をしてきた。僕は他人によって出される歩美の喘ぎ声を聞きながらペニスを勃起させ、帰ってからの歩美とのセックスを妄想しながらオナニーをする。僕が射精した後も延々と続く歩美の甘い声を聞きながら、敗北感とも嫉妬とも取れる情けない気持ちで一杯になった。
翌週からはこちらでの仕事だったが、やはり以前とは違い相当仕事にのめり込んでしまった。よくおじさん達が[仕事が僕のロマン]とか言っているのを聞いて鼻で笑っていたものだが、まさに今の自分がそのような状態になっており、寝食を忘れて、とまではいかないものの、気付いたら終電間際なんて事も度々あった。
歩美もそんな僕の変化に気付いており、食事も栄養価の高いものを用意してくれるようになったし、以前にも増して甲斐甲斐しくあれこれと色々と世話を焼いてくれるようにもなった。
今思うと仕事の疲れで無愛想な態度を取っていた事もあるはずだが、そんな時でも歩美は笑顔を絶やさずに接してくれ、本当に心と身体の隅々までも癒してくれた。そう、敢えて言うなら、[微妙な歯車の狂い]が生じ始めたのはこの頃からかもしれない。
以前は歩美との夜の生活は二日空ける事は無かったと思う。メリハリが効いたエロい歩美の身体は、思い出しただけでもガチガチに勃起する位だったし、僕以外の男と経験してからは、女らしさとエロさを内面から溢れ出させるような官能さも持ち合わせるようになったと思う。
セックスをしている間の蕩けそうな表情をしている綺麗な歩美の顔を見ているだけで射精してしまう程、魅力的な女になった歩美を放っておけるわけが無かった。しかし、仕事に没頭して、仕事から納得感と満足感を充分得られるようになると、心地良い疲労感もあってか、夜が少し「弱く」なっていく。
全てが満たされ、熟睡できる環境はある意味理想的かもしれない。僕は一日の大半を過ごす仕事でこれほどの満足感を得られるなんて当然始めての事だから、余計なことは考えずにいようと思ったけど・・・・・・。 第30話に続く
2016/10/25
第28話
翌日からの仕事も激務が続き、僕(遥人:はると:27歳)は日中に来るメールを見る事が出来なかった。それで結局金曜日までずっと目が回る程の忙しさで、でも仕事の楽しさを実感する事も出来、自分的には今後のビジョンが開けてきたような感じがして、就職して始めてと思うくらいに没頭できたと思う。
そして、この一週間に歩美達に何も無かったかのか、と言うとやはりそんな事はなく、水曜日と木曜日と連続で歩美(あゆみ:24歳)は剛司(たけし:27歳)に抱かれた。夕方位に剛司から≪今夜歩美ちゃんの部屋へ行ってくる。いいよな?≫というメールが入り、それを夜になって読むというパターン。いつもは何度も歩美とメールや電話のやり取りをするのだけど、剛司が会いに行く時は一切連絡が無くなる。
前回電話での報告がなかった事で剛司を咎(とが)めたので、この2回とも剛司はしっかりと電話をしてきた。僕は他人によって出される歩美の喘ぎ声を聞きながらペニスを勃起させ、帰ってからの歩美とのセックスを妄想しながらオナニーをする。僕が射精した後も延々と続く歩美の甘い声を聞きながら、敗北感とも嫉妬とも取れる情けない気持ちで一杯になった。
翌週からはこちらでの仕事だったが、やはり以前とは違い相当仕事にのめり込んでしまった。よくおじさん達が[仕事が僕のロマン]とか言っているのを聞いて鼻で笑っていたものだが、まさに今の自分がそのような状態になっており、寝食を忘れて、とまではいかないものの、気付いたら終電間際なんて事も度々あった。
歩美もそんな僕の変化に気付いており、食事も栄養価の高いものを用意してくれるようになったし、以前にも増して甲斐甲斐しくあれこれと色々と世話を焼いてくれるようにもなった。
今思うと仕事の疲れで無愛想な態度を取っていた事もあるはずだが、そんな時でも歩美は笑顔を絶やさずに接してくれ、本当に心と身体の隅々までも癒してくれた。そう、敢えて言うなら、[微妙な歯車の狂い]が生じ始めたのはこの頃からかもしれない。
以前は歩美との夜の生活は二日空ける事は無かったと思う。メリハリが効いたエロい歩美の身体は、思い出しただけでもガチガチに勃起する位だったし、僕以外の男と経験してからは、女らしさとエロさを内面から溢れ出させるような官能さも持ち合わせるようになったと思う。
セックスをしている間の蕩けそうな表情をしている綺麗な歩美の顔を見ているだけで射精してしまう程、魅力的な女になった歩美を放っておけるわけが無かった。しかし、仕事に没頭して、仕事から納得感と満足感を充分得られるようになると、心地良い疲労感もあってか、夜が少し「弱く」なっていく。
全てが満たされ、熟睡できる環境はある意味理想的かもしれない。僕は一日の大半を過ごす仕事でこれほどの満足感を得られるなんて当然始めての事だから、余計なことは考えずにいようと思ったけど・・・・・・。 第30話に続く
2016/10/25
- 関連記事
-
- 中K〖歩美と剛司 第20話〗 (2015/06/02)
- 中K〖歩美と剛司 第21話〗 (2015/07/07)
- 中K〖歩美と剛司 第22話〗 (2015/07/12)
- 中K〖歩美と剛司 第23話〗 (2015/07/31)
- 中K〖歩美と剛司 第24話〗 (2015/11/03)
- 中K〖歩美と剛司 第25話〗 (2016/03/04)
- 中K〖歩美と剛司 第26話〗 (2016/06/29)
- 中K〖歩美と剛司 第27話〗 (2016/08/04)
- 中K〖歩美と剛司 第28話〗 (2016/10/11)
- 中K〖歩美と剛司 第29話〗 (2016/10/25)
- 中K〖歩美と剛司 第30話〗 (2016/12/25)
- 中K〖歩美と剛司 第31話〗 (2017/12/20)
- 中K〖歩美と剛司 第32話〗 (2018/01/03)
- 中K〖歩美と剛司 第33話〗 (2018/12/16)
- 中K〖歩美と剛司 第34話〗 (2019/06/10)
コメント
コメントの投稿